谷川温泉「別邸 仙寿庵」での温泉旅行2014~15=その2、2日目の食事とワイン、他=
間が開いてしまいましたが、仙寿庵温泉旅行2014-15=その1=の続きです。大晦日は料金が高いので料理にも期待できると思っていたのですが、昨年の大晦日と同じメニューが一部昨日に出ていたので少し不安!単に器が豪華になるだけなのかも...御献立(メニュー)と前菜主な料理の概略料理の写真とコメントは下に掲載。【前菜:車海老素揚/蝦夷鮑酒蒸し/松(松笠久和井)竹(竹千社頭)梅(梅形生麩)、他】 器や盛付は昨年よりお洒落で、正月ぽさを演出し真ん中に"賀正"の凧が。(後で写真を見た時元旦朝のメニューと勘違いしてしまいました。)黄色い器は中に柿なますが入っています。昨年は柿を刳り貫いて中に入れてましたが今年は簡単に。但し、姫サザエが鮑になったりで昨年より豪華になっています。松竹梅も昨年と内容は一緒ですが大きくなり見栄えも味も良くなっています。注)千社頭とは珍しい中国野菜で昨年も出ました。料理研究家ブログ参照⇒おせちやってます(4) 【造里:本鮪トロ/甘海老/ハタ/間八】【吸物:蟹真丈/松茸/鶴菜】(下記参照)【炊合せ:堀川牛蒡/助子旨煮/京芋/京人参、他】【焼物:水上林檎刳り貫きホワイトソース焼き(赤城地鶏、小海老、百合根入り)】【鍋物:上州黒毛和牛/高原レタス/谷川茸シャブシャブ】【御飯/止椀:銀ひかり押し寿司、年越し鰊そば】【デザート:タルトのフルーツ乗せ、ヨーグルト】【料理に合わせたワインのテイスティング簡単コメント】【Meursault 1er Cru Genevrieres 2009】 アルコール 13.5%、インポータ:JSRトレーディング 生産者: ドメーヌ・ラトゥール・ジロー香りは2009らしく最初から開いており、ムルソーらしいナッツの香りが芳ばしいです。樽がかなり効いている感じもしますが、一級らしい香りと言えます。この造り手のムルソーは初めて飲んだ気がしますが、香りに関してはまずまずではないでしょうか?でも、味のふくよかさ、旨味はイマイチの感がします。実家の冷蔵庫(セラーではありません)に暫く寝かせていたから状態がイマイチのためでしょうか?料理との相性では、前菜の中では鮑が一番合いました。刺身ではハタの方が間八より合う感じ。一番合ったのは林檎焼きホワイトソース。【Beaune-Cent-Vignes 1er Cru 2006 】 アルコール 13.5%、インポータ:AmZ 生産者: シャトー・ド・ムルソーこの2007をウメムラのお薦めで二か月ぐらい前に購入し開けたのですが、熟成香がなかなか良いものの、味わいは薄くグラスに注いでからの落ちが早く、お奨め倒れでした。で、2006 を買うかは迷ったのですが、仙寿庵の料理に合いそうなので買って持参することに。(字数制限ギリギリなので、テイスティングコメントは次回に。)【造里:本鮪トロ/甘海老/ハタ/間八】【炊合せ:堀川牛蒡/助子旨煮、他】この甘海老は昨日のボタン海老と同じくらい美味!ところで何故間八と書く(言う)のか?目と目の間に八の字の様な模様があるかららしいです。昨年と殆ど同じ一品ですが、助子旨煮が違います。助子とはタラコのことで、スケソウダラから来ているらしいです。松葉柚子の香りが良く出ています。【焼物:水上林檎ホワイトソース焼き】【吸物:蟹真丈/松茸/鶴菜】【デザート:タルト、ヨーグルト】昨年の一番のサプライズの再現です。前回は林檎は紅玉ぽく焼いても鮮やかな赤でしたが、今回はくすんだ色で富士でしょうか?水上の林檎ですが。中にはホワイトソース/赤城地鶏/小海老/百合根が入っています。 今年も美味しいです。RIEパティシェールの自家製スイーツ前回専門のパティシエがいると書きましたが、RIEというのが名前です。勿論日本人だと思いますが、メニューにこう書いてあります。⇒器は昨年より豪華。味も昨年同様美味!【御飯/止椀:銀ひかり押寿司、鰊そば】【鍋物:上州和牛/谷川茸,他 シャブシャブ】この鰊蕎麦はやや関東風の出汁になっています。鰊蕎麦と言えば京都ですが、鰊の元祖は北海道のようです。蕎麦としての元祖は分からないですが。まぁ、同時期かも?今年も出ました谷川茸。シャブシャブには定番でしょうか?エリンギとバイリング(平茸属)の掛合せのようです。(⇒きのこのじかん=12-4(?)ページ最後=)字数オーバーなのでコメントは次回に。元日の朝食に続きます。