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テーマ:心の病(7318)
カテゴリ:AC・共依存・心のメカニズム
感情に振り回されないためには、感情の発生の仕組みを知ることが有効です。
鍋に油を入れて火にかけるとそのうち火がつきます。 油が火の温度に出会って、火が生じたわけですね。 しかし、鍋に入れたのが水だと火はつきません。 これと同じように、 考えもその考えに反する出来事に出会うと怒りの感情という火がつきます。 これは以下のような式で表せます。 考え + 出来事 → 感情 これを感情法則と私は呼んでいます。 たとえば、 『高校生は髪を染めてはいけない』 という考えを持った人が、 髪を染めた高校生に出会うと 怒りの感情が湧きます。 油を水に変えるように 『誰でも髪を染めようが自分なりに自由におしゃれして良い』 という考えに変えたら、 髪を染めた高校生に出会っても 怒りの感情は湧かなくなります。 メールレクチャーをしているある人に 「考えを変えることで心は楽になります」 とお話したところ 「そんな簡単なことでいいのですか?」 と驚かれました。 『考えを変える』 このことは、言葉でいうと簡単ですが、 実践にあたって三つの壁があります。 ひとつは、 自分が持っている「囚われた考え」に自分だけで気づくのは難しい、 ということ。 これは私たちが普段は空気の存在を意識していないように、 自分が囚われている考えというのは、 その人にとっては当たりまえ過ぎて それが自分の囚われた考えだと気づけないのです。 二つめは、 表面的に考えを変えたように振舞ってもダメで 心から考えが変わることが必要だということ。 三つめは、 自分を感情的に許せない人が 変えるべき自分の基本的な考え(偽りの自分)を変えるためには、 自分を許す、愛する必要があるが、 ひとりではこれが難しいこと。 この三つがあります。 特に三番目は、この説明だけではその論理がわからない人も多いと思います。 このような壁を超えるためには、 メールレクチャーのように個別に対応することが有効になります。 ■今回のブログはいかがでした?(^-^) 『まあ、いいんじゃない(^^)』と思われたら、 ランキングボタン↓を押してね(^^)♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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