親仁の意見-50男の素朴な想い

2008/01/08(火)20:45

アイン・ランドとリバタリアニズム

新年おめでとう御座います。今年最初の日記は、いささか硬い内容ですが、昨年来書きたかったテーマなので、敢えて書くことにします。実は今日の日経朝刊「私の履歴書」を開くなり、腕組みをした「アイン・ランド女史」が出て来られたのです。今月は前FRB議長、アラン・グリーンスパン氏が書かれておりますが、氏は20代の頃アイン・ランド女史と知り合い、薫陶を受けて行かれたようです。というのは、今日の段階では衝撃的な出会いのみが書かれており、明日以降にその薫陶の内容が詳しく紹介されそうなのです。 不世出のFRB議長である氏をして、「それを機に、私は彼女の考え方に強く引かれ、心酔するようになっていく」と書かせたのですから、女史の偉大さが偲ばれます。「アイン・ランド女史」の詳細についてはこちらを御覧下さい。更に詳しくは、英文になりますがこのページをどうぞ。 僕にとっての彼女との出会いは、「水源(The Fountainhead)」という小説の書評でした。これを通じて「リバタリアニズム」なる思想を知り、僕自身の物の考え方も「これの亜流なのかも知れないな」、という自惚れを持った次第です。「水源」は原書で読みたくなって、即刻アマゾンで購入しましたが、読み掛けたまま店晒しになっています。現在、他にやることがあるため、これを読み始めると嵌りそうなので、敢えて放ってありますが、時間が出来たらじっくりと読了したいです。 「リバタリアニズム」については、wikipediaの解説をご紹介します。こちらです。一言でいえば、『リバタリアニズム(自由意志論 英:libertarianism)とは、他者の権利を侵害しない限り、各個人の自由を最大限尊重すべきだとする政治思想である』ということのようです。僕が「左翼は嫌い」な理由が、これで一目瞭然だと思います。それでは、簡単ですが今回はこの辺で。

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