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カテゴリ:プロ野球
本日より大相撲春場所が始まった。週刊現代の八百長疑惑があったため、注目してみることにする。本日の初日、疑惑の中心人物の横綱朝青龍はいきなり黒星を喫した。内容は格下の時天空に背後を獲られる情けない結果。これでますます疑惑が深まる中、今後の取り組みには目が離せない。
さて、先日いきなり西武のオーナーがアマチュアの2人の選手に裏金を渡していた報告会見のニュースが流れた。その時は匿名であったが、今日の朝刊では一人は東京ガスの木村投手で、もう一人は早大の野手だそうだ。早大の野手の名前は公表されていないが、ネットを調べると簡単に判明した。 木村投手は秋田経法大付出身で、甲子園出場の経験は無いが高校時代からその名は全国に知れわたっていた逸材である。3年生の夏はたしか格下相手にエースの木村を温存したが3点くらい先制され、慌てて木村を投入したがチームは追いつかずに敗退したはずだ。甲子園出場が有力視されていただけに、監督の采配には疑問符が残った。同じようなケースに、前田、山之内を擁して甲子園で準優勝した福岡第一が、翌年エースを温存して同じような展開で敗退したことが思いださせる。このようなケースは、トーナメントを勝ち抜くためにはエースの連投が必要となる高校野球の永遠の課題と言えるだろう。話を戻すが、秋田経法大付は中川、小野、木村と好左腕が多い印象を受ける。中川は高卒で阪神入りしたが芽が出ずにこっそりと引退した。小野は高校時代の高名は知っているが、社会人を経て巨人に入った後はほとんど活躍していない。そして木村も高卒でプロ入りできる実力は十分であったが、社会人の道を選んだ。今回の件で、社会人を経て、意中のプロ球団に入団する予定であったのだろう。 早大の野手は、岩手の専大北上出身だそうだ。専大北上は岩手の野球強豪私立校であるが、記事によると監督は過去にも裏金問題で処罰を受けているそうだ。専大北上といえば何度も甲子園に出場しているがそれといった活躍も無いが、昔大阪代表の履正社に3-2の接戦で勝利したのは印象深い。今回の選手は甲子園出場経験もあるそうであるが、まったく彼の情報は知らないのである。 今回の事件に対して、父親のコメントが多く掲載されている。「奨学金のつもりだった」「息子はまったく知らない」「西武には不信感を抱いている」等々。どうやら父親と西武の密約だったようだが、そうなると息子は若干可哀想である。そういえば、高橋ヨシノブがヤクルトから巨人へ変更したのも、父親への裏金が原因であった等の記事があったのを思いだす。どうやら、プロ野球のドラフトには巨額の金が絡むようである。 この問題は今後引きずりそうな勢いである。しばらく動向を見守ってみることにする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/03/12 01:12:10 AM
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