|
カテゴリ:道路
「シーニックバイウェイ」とは、北海道で道路事業に係る仕事をしていると必ず耳に聞くフレーズである。2003年より試行され、2005年から本格的に実施されたその試みとは、北海道の道路独特の景観よ良さを前面に出し、道路と景観の調和による観光誘致を目的とした道路整備のようである。
シーニックバイウェイとはアメリカが発祥の地だそうだ。広大な面積を持つアメリカならではの政策で、実に96の指定ルートを持つ。日本で真似事をするならやはり広大な面積を持つ北海道であろう。毎年多くのツーリングライダーが本州から訪れ、北海道を一周する姿が観られる。 取り組みが本格的に開始されてから今年で3年目となるのだが、その効果等のニュースはあまり聞かない。現在6ルートが指定され3ルートが候補だそうだが、ドライブを苦手とする私にとっては自分の目で確認することは無いかもしれない。それでも、道路事業にかかわる者としては、今後注目していく必要がありそうである。 現在の指定ルートは下記のとおりである。 ・函館・大沼・噴火湾ルート 噴火したばかりの駒ヶ岳を周るルート。函館に住んだことのある私だが、大沼以外はそれといって魅力は無さそうである。 ・支笏洞爺ニセコルート 温泉好きにはいいかもしれんな ・大雪・富良野ルート 本州の人間の北海道に対するイメージは「北の国から」が強いらしい。私は一回もドラマを観たことがないが、北海道の間違ったイメージを植付けるのはどうかと思う ・釧路湿原・阿寒・摩周シーニックバイウェイ 釧路から中標津への道路だが、この道路は通ることは無さそうだ。 ・東オホーツクシーニックバイウェイ 網走~ウトロの道路は、世界遺産に指定されたウトロが関係するだけに注目されそうだ。個人的にもウトロはそろそろ行く必要がありそうである。 ・宗谷シーニックバイウェイ 北の地域も無理やり加えた感がある。利尻島も入ってるのが笑えるな。 以上、かなり適当に印象を述べたが、本格的に調査したわけでないのであしからず。今夏は1日くらいはドライブでもしようかな。 それから、候補ルートに十勝地区が2つ入っているが、帯広に住んでいた経験のある私としては、帯広~広尾は???である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/04/18 11:11:02 PM
コメント(0) | コメントを書く
[道路] カテゴリの最新記事
|