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2005.11.23
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カテゴリ:多読日記
ジャクリーン・ウィルソンの本を久しぶりに読んだ。
このBad Girlは、年の割りには幼くみられているのが悩みの
マンディ(10歳)と、隣の家に里子でやってきたターニャ(14歳)
の友情の話。

ウィルソンの描く女の子は、悩み、いじいじしていて、それに
付け込むいじめっ子が周りにいて、周囲も心配しているんだけど、
なんだかかみ合わなくって・・・と、読み手にイライラさせるような
展開にいつもなる。

私が好んで読んでいる「Baby-sitters club」に出てくる子は、
ある意味で、大人が理想とする子供像:素直で、前向きで、困難にも
めげず立ち向かう勇気があって、周囲の協力を得ながら問題解決して
いく:子供たちばかりで、気持ちいいくらい痛快に読み進めていけるん
だけど、ウィルソンの主人公達は全然そうじゃない。

マンディも同様で、年をとってからの一人娘なのでお母さんが溺愛
していて、いかにも少女趣味の格好をさせられているから、同級生に
「baby」とからかわれている。マンディは、泣いて逃げているだけ。
いつの間にか、隣に里子として越してきたターニャはすごくオシャレで、
マンディに親切で友達になってくれた。ターニャは大人にとっては眉を
ひそめるような格好や言動をするのだが、マンディにとっては格好よくて
憧れの存在なのだ。

でも、ターニャは大変な過去があるらしく、マンディの母は彼女を嫌っている・・・

ウィルソンの登場人物には、何かしら暗い背景を背負っている子供が
登場する。でも物語の中ではそれがなかなか明確にされない。主人公
以外は、何を考えているのか分からないようになっている。
私は、もやもやしながら読み進めていくのだが、いつの間にか彼女達
の気持ちに寄り添うようになってしまうのだ。

これが、ウィルソン・マジックなんだろうか~~~
ニック・シャーラットの挿絵がポップだから物語の暗さを払拭して
くれているのも大きい。
マイ・ベスト・フレンド
楽天内には、邦訳しか取り扱っていません。邦題も原書とはかなり
ニュアンスが違いますね。

今まで読んだウィルソンの本
Lissie Zipmouth
SleepOvers
The Cat Mummy
Take a Good Look
The Mum-Minder
Clifhanger
The Were Puppy
の内、一番個人的に良かったのは
The Cat Mummy
わたしのねこメイベル
です。これも、随分邦題のタイトルが違いますね。
表紙から想像も出来ない深い物語です。子供の健気さに泣けてしまいます。







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Last updated  2005.11.23 12:56:06
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