もったいない その2
なにはともあれ、床板と手すりを撤去します。 概ね予想通りで、一部予想より傷んでいる部分がありました。 古いウッドデッキでは、根太に水が溜まっている部分が必ずあります。 そこはどんどん浸食をされますので、何らかの対策が必要で、私は水抜きの穴をドリルで空けていたのです。 翌日。(作業の上では翌日なのですが、しまなみのたたかいのせいで、1か月放置をしておりました) 大工さんが持っていたこの道具で、やっていた作業が大きく変わります。 マルチツール。 これ少し前に知っていたのですが、「際切に便利な道具」という程度の認識でしかありませんでした。 が・・・ 名前の通り何にでも使える便利ツールです。 とっても面白い道具で、私は現場で「バリカン」と言っていました。 左がバリカンを入れた後で、右が入れる前。 これなら、傷んだ部分を完全に切除できますので、傷み具合を確実に把握できますし、防腐薬剤等も必要な部分にきちんと掛けることができます。 木はいいですねぇ。 削ると、生きている部分が出てきます。 これで万全。 と言いたいところですが、今回はもう一つ秘密兵器があったので、傷んだ根太を取り換えずにそのまま利用することに決めていたのです。-----------------------------------------------------様々な施工のご依頼はウッドデッキネットへ 岡山県でも直接施工いたします