ウッドデッキのある風景

2013/01/28(月)13:07

腐ったウッドデッキから学ぶこと8

耐朽性、経年変化(28)

 傷んでいた部分はこんな感じ。  一方傷んでいない部分はこんな感じ。    傷んでいる材は特定の場所に集中をしています。  それ以外の場所は下の写真のように直ぐにダメになるとは思えない状態でした。 この2つの写真の場所には何らかの環境の差があるとは思えません。  あえて言えば、最初に書いたとおり傷んだ部分は多少他の部分よりも多く歩いているのではないか?  と言うことなのですが、傷んでいる場所だけそう頻繁に歩いているとも思えません。  根太のピッチも狭く、ビスもよく効いていましたので、前に書いたようにビスが緩んで水が溜まったとも思えません。 これはあくまでも仮説に過ぎませんが、  「腐ったりんごは傍らのリンゴを腐らせる」を  当てはめるとピンと来ます。    13年経過をしていますので、弱い材は腐っても何ら不思議は有りません。  1本腐ったことで、その辺りに不朽菌が繁殖をして、周りの正常な材にも悪影響を及ぼしたのではないでしょうか? 前回ご案内をした通り、新設をした手摺にはウエスタンレッドシダーに防腐加工を施した材を使用しています。  ウエスタンレッドシダーはご存じの通り高耐久木材ですが、天然木材は、当たり外れがどうしてもあります。  防腐加工を施すことで、外れの材の耐久力が飛躍的にアップをします。  今度は13年で傷むことは無いと信じていますが・・・  可能で有れば、10年以上先に再訪できれば実証できるんですけどねェ・・・ ----------------------------------------------------- ウッドデッキ工事の施工のご依頼はウッドデッキネットへ

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