テーマ:住宅コラム(1795)
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無事??? 3月5日午後11時30分工事は終了。
いやあゼネコンの監督さんって大変ですね。 そんな時間でも全員待機。 とても私には勤まりそうもありません。 今回は図面で木拾いをして発注。 その後施工直前に現場を測ったのですが・・・ あれ? 図面より大きくなってる!!! CADの施工図をいただきましたので正確な寸法が拾えたのですが、どうやら私の図面は一つ古かったようです。 5400から5700程度であったところがすべて6000に変更をされていました。 うーん 枚数の調整ならさほど大したことがありませんが、床板の長さを調整しなければいけない場所が結構あります。 大量のクマル材を残しても困りますので、来ている材料から木拾いのしなおし。 幸いなことに5mものから2丁取りをするところが多かったので、継ぎ手の長さを変えればなんとか今ある材料でギリギリ足りそうです。 とはいえ、工期が決まっていますので、最後に材料が足りないということはないようにしなければいけません。 できる限りそつのないように現場でも細心の注意を払って細々職人さんに指示をしました。 4Fが終わった段階で再度木拾いをしてみると、2.76mの材が3本不足。 2.3mの材はかなり余分がありますので、このあたりをうまく使えば何とかなりそうです。 というのもいいところを見つけていたのです。 写真上のところは4.5mの床板が必要で、すべて5mの木を当てるつもりでいたのですが、真ん中で継ぐと2.3mが2本でなんとかなります。 1本ごとに通すところと継ぐところを使えば、5mの材の端材も減るし、使い道のなかった2.3mの材も生きてくるし、一石二鳥。 ここだけで、20本相当の木が増えました。 根太も継げるところはどんどん継いで、1m程度の端材を有効活用。 元の木取りのまま作業をしていたら、2割くらい材料を多く用意しなければいけないところでしたが、元の材料のままで何とか無事に作業できました。 というよりも節約の効果は抜群でした。 3.5mや2.7mの材を40本ほど余らせましたので、これはまた次の現場で使えます。 いやあこの1週間。 毎日木取りの表とにらめっこした甲斐がありました。 とはいえ最後の3日はヒヤヒヤものでしたけどね。 ここで実感したことは、いかに歩留まりのいい作業をすべきかということ。 これはもっと小さなデッキでしたら設計段階でできることです。 20cm以上の端材を作らないようなデッキつくり。 これで材が生きてくるんですよね!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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