ウッドデッキのある風景

2016/02/07(日)06:36

バブルの名残り

耐朽性、経年変化(28)

 今週はとある公園のベンチの補修工事をしていました。  桧(防腐加工)の木製ベンチで、かなり傷んでいますが、解体してみるとまだ木そのものは健在でした。  さて、これ何年くらい経っているかわかりますでしょうか?  場所は高松空港に隣接した公園。  今から30年前。 香川県では、3大プロジェクトと言って、瀬戸大橋・高速道路・新空港が建設をされていました。  その関連で、大きく立派な公園も整備されていて、そこには木でいろいろな施設が作られています。  この木製ベンチもその一環で作られたもので、平成7年の某遊具メーカーの作品です。  20年経過してこの程度の痛み。  やはり桧に適切な防腐処理を施せば、かなりの耐久性が見込めることが過去の施行例から実証されます。 さて、今回は試作品でしたので、工場に持ち帰って作業をしたのですが、コンクリートの台が重くて総重量が100kgくらいあります。  空港ですので、ユニックを使用するには高さの制約があります。  持ち帰った時も、持ってきたときも吊っているときに、ジェット機が横を通りぬけて行きました。    本番は12基。  毎回ヒヤヒヤもので吊るわけにもいきませんので、現場作業できることを考えておきます。 ---------------------------------------------------------------- エクステリアに役立つ木材の情報を四国・坂出より全国に発信しています  

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