ピンキリ 3
さて、大阪からのオファーはレッドウッドの135角。 しかも看板に使うので、無節の指定。 最初にお話を聞いたときに即座に答えました。 「結構こういうお話をいただくのですが、大抵価格を聞いたらみなさんお止めになりますよ」 「高いのは分かっています。 でも○万円で収まるのならどうしても必要なのです」 「○万円ですか。 それなら可能性があるかも知れませんね。」 レッドウッドで節つき(コンストラクションハート)の90角 10Fが、\4,694。 材積で換算をすると、135角の10Fは、\10,561。 角材の場合、断面積は寸法の2乗に比例しますので、90角に対して135角は2.25倍の木の量になるのです。 この時点でかなり割高感があるかと思いますが、グレードを無節(クリアーオールハート)の指定ですから、なんと\29,400 写真の材は全部で120万円を超えるのです。 こんな高価な荷物を運ぶのは初めて。 しかも柔らかいのでちょっと当てようものなら・・・ いやあ積み込みは緊張しましたが無事納品。 またこんな話があればご相談くださいね。