カテゴリ: 映 画
ふらっと入ったお店の一角にあった映画DVDの販売コーナー。眺めてると、そこにはマイ名作リストの映画が沢山並んでた。「 見るだけや、買わへんで 」親に手を引かれながら夜店の前を通る子供のように、苦しくもなんとかやり過ごそうとしたとき「 一本、千円 」という啓示とも取れる殺し文句が目に止まり、その場を動けんようになってもうた。 今がそのとき、か。この映画をもう一回みたいって思ってても、その機会はなかなか訪れんもんや。そんな時間があるなら、知らん新しい映画を観ようって思ってまう。だから今が、きっとそのとき。いつかテレビでやるっていうても、あれは放送時間という枠や局の都合でかってに編集しとるからな。最低でも【 字幕・ノーカット 】をうたってもらわんと。吹き替えの方が分かりやすいし字幕を読むのが面倒、なんて言う人がおるけど、役者のナマの鼓動を感じんでどうするんや!レンタル?返しに来なアカンやないか。それこそが面倒っちゅうもんや。アカン。よし決めた!ハズレなしの買い物をするんや。 そう決心する手には、既に三本のDVDがあった。 ティム・バートン監督の『 ビッグ・フィッシュ 』(2003年) by.カイザー・ソゼは『 ユージュアル・サスペクツ 』(1995年) S・キング原作『 ショーシャンクの空に 』(1994年) 約五年から十五年ぶりとなる鑑賞。これくらい間が開くと、どれも新鮮やった。なかでも『 ショーシャンク―― 』は格別やった。当時は先に原作を読んでたから醒めた目でみてたことを思い出す。映画の内容の半分くらいは忘れてたもんな。『 ユージュアル―― 』のベニチオ・デル・トロは若い~。別人や。『 ビッグ・フィッシュ 』にはウンパ・ルンパも出てたんや。 アカン。味をしめてもうた。次はなに買おう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.17 07:41:35
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