なくなる職業がふえてくる!
英国オックスフォード大学が、将来なくなる職業の一覧を発表した。くわしい理由はよくわからないが、コンピューターの技術革新とAIの発達がその基本にあることだけはわかっている。銀行の融資担当、レストランの案内係、保険の審査担当、電話オペレーター、動物のブリーダー、ネイリスト、時計修理工、訪問販売員、レジ係などなど40種類ほど「消える職業、なくなる仕事」が挙がっている。企業の中で仕事がなくなる分には、担当部署の異動ですむが、動物のブリーダーやネイリストのように、好きでついた仕事の場合は困る。身についた技術が使えなくなってしまうからだ。その中でタクシー運転手の仕事が一番はやくなくなることは、すでに決まっている。日本でも無人タクシーがすでに路上で実験されているからだ。最近でいえば、将棋の専門家、棋士はなくならないですむのだろうか? もうすでに日本最高の名人位をもっている佐藤天彦八段が、2度もAIに破れているからだ。現時点で名人がAIより弱いのだったら、将来はまったく棋力が違ってしまうだろう。そんな将棋界に若手が入っていくだろうか?これは能力と実力の問題だが、そうではなく需要と供給のバランスが崩れる職業もあるようだ。整体師や接骨院の数があまりにも多いといわれている。美容室も歯科医院も将来、深刻なダメージを受けるという。接骨院の数は10年で1.6倍にふえ、現在は4万店舗を上回り、コンビニ大手3社のセブン・イレブン、ローソン、ファミリーマートの合計数より多いという。そんなに接骨院に行く人間が将来、いるのだろうか? という具合に自分の職業、仕事をよく考えないと、人生で一番大事な時期に仕事がなくなってしまうかもしれないのだ。じっくり考えてみよう。<週末書斎勉強会> リーダーになるための「着眼と発想力」男と女の深層心理学講座早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook