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2018/02/23
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カテゴリ:櫻井秀勲の目
俳人の金子兜太(とうた)が亡くなった。98歳というから大往生といえよう。ついこの間時事通信はこの人の死去を伝え、誤報として詫びたが、その頃からいつ亡くなっても不思議ではないくらい、死線をさ迷っていたのかもしれない。

朝日新聞はこの俳人を「安倍首相嫌い、戦争反対の政治姿勢を強く持っていた」と書いているが、それではこの豪放らいらくで、人を笑わせるのが好きな俳人の真髄を紹介したことにならないのではないか? たしかに朝日俳壇の選者だったので、朝日社内で記者たちと話しているときには、そういう話も出たのだろう。だが「アベ政治を許さない」という揮毫をふるった、というのでは、つまらない俳人に堕ちた気がする。むしろ兜太先生の紹介では、他紙のほうが真実の顔を伝えているのではないか?

私の友人に、大衆文芸研究の尾崎秀樹(ほつき)という評論家がいた。兄の秀実(ほつみ)は戦時中、ゾルゲスパイ事件に連座したという理由で処刑されたが、彼はその真相を知るべく、半生を捧げたといっていいだろう。この尾崎秀樹は金子兜太先生と親しかったようで、私によく話を聞かせてくれた。

あるとき「これは誰にもいうなよ」と、兜太先生がマッチ棒の燃えカスで紙片に描いたと思われる小さな女性ヌード画を2枚、見せてくれたのだ。「これはおれの宝物だ」と彼は笑い、すぐ箪笥の抽出しにしまった。私には兜太先生というと、このエピソードと「おおかみに蛍が一つ付いていた」の野太い句しか思い出せない。いや、この2つの話こそが「金子兜太先生だ」と、私は思っているのだが。


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最終更新日  2018/02/23 11:56:29 PM

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