豚キムチうどんを食べよう!
「みろく庵」という名前は1ヵ月前には、ほとんどの人が知らなかったろう。でもいまはどうか? 日本中に知っている人が広がったのではあるまいか? ズバリいえば天才棋士の藤井四段が出前で取っていたそば屋なのだが、千駄ヶ谷の将棋会館の近くにある。対局中はここから出前を取れるのだが、藤井四段のお好みの昼食はここの「豚キムチうどん」だ。多くの人はゲンを担いで「とんかつ弁当」とか「かつライス」などを食するものだが、藤井四段はめん類が多いらしい。報道陣は争って「豚キムチうどん」を食べようとしたが、あっという間に売り切れてしまったという。私もおいしそうなので食べてみたいが、会社の近くのそば屋を歩いても、「うちは作ってない」といわれてしまった。たしかにサラリーマンの多い街では、昼間からキムチを食べるわけにはいかないのだ。たちまち女性社員たちから「くさい!」といわれそうだ。そのことをそば屋も心得ているのだろう。その点、千駄ヶ谷はそれほどのビジネス街ではないので、食べやすいのかもしれない。また藤井四段はまだ14歳ということで、少々匂ったところで、意に介さないのかもしれない。そんなところに少年らしさが出て、かわいい気もする。しかしこれからは、多くのそば屋に「豚キムチうどん」が出回るかもしれない。将棋に興味はなくても、せっかくなら食べてみたい気がするからだ。もっとも夜ならどんなにキムチが入っていても大丈夫だ。これからは、昼食にメニューだけでなく、藤井四段のかわいいヘアスタイルも流行るかもしれない。社会が少し明るくなっていいかもしれない。櫻井秀勲の「小説家養成講座」著者になりたい!実践塾早稲田運命学研究会男と女の深層心理学講座<週末書斎勉強会> 櫻井秀勲のリーダーになるための「着眼と発想力」櫻井秀勲Facebook