山海屋本舗

2009/11/19(木)05:49

街中のスタッドレスタイヤ着用率は?

バイク・車・自転車(1093)

 スキーヤーにとってはこの時期当たり前の装備と言えるスタッドレスタイヤも、そうでない人にとってはまだまだ無関係なモノ。実際、街中ではスタッドレスタイヤの着用率は0に近いと言ってもいいだろう。(うちかたは着けてるから0じゃないけどね。)  まあ、こちらではここ数年を考えても、年に1、2度雪が降る程度。1日中積もることはない。が、朝が大変。なにしろ、坂道とカーブが多いので、あちこちで車が立ち往生するのだ。平野部だと道もフラットだと思うのは大間違いで、道路っているのは排水の関係でたいてい傾いている。もちろん、普段走るにはまったくと言っていいくらい気にならないけどね。  その傾きが積雪、凍結路面では命取りになる。走っていると、当然のことながら低い方に車は流れていく。加速、減速の際はそれがはっきり出てくる。  しかし、なんとか家を出れたりすると、もう大丈夫と思うのか、そのまま出てしまってどうにもならなくなるという光景が毎回繰り広げられるのだ。まあ、トロトロ走っているのがチェーンを巻いている車なら仕方ないなと思うのだが、夏タイヤのまま立ち往生しているのを見ると「なんて迷惑なヤツなんだ」としか思えない。  それでも、4、5年前にやたらと雪が降ってスタッドレスタイヤが急に普及した時期がある。が、問題はそろそろタイヤが寿命になるころなのだ。しかしにわかスタッドレス組はタイヤの寿命=溝がなくなると考えている可能性が高いということ。年間とおしてほとんど使わないので、当然、タイヤの減りは少ない。溝の具合を考えたら10年くらい使えるかもしれんな。なにしろ、雪が降ったらタイヤを換えるんだから年に1、2カ月くらいしか使わんもんな。  ということで、そろそろ「滑るスタッドレスタイヤ」が出てくるころだと思うのだ。この事実に気がつかずに「スタッドレスタイヤにしたから大丈夫」なんて思っていると、凍結路面で泡食ったりするはめになると思うんだがな。  しかし、雪が積もったときにいつも思うのだが、車間距離を開けないのはなぜだろう?普通に走ってるときと変わらないんだよな。いくらスタッドレスタイヤとはいえ制動距離は間違いなく伸びているはずなんだがな。だから、後ろにくっつかれたときは、明らかに凍っているようなところでわざとブレーキを踏んでみる。うしろもきちんと減速できれば問題ないが(いや、問題はあるがな)たいていの場合、妙な動きをするもんだ。で、その後はずいぶん車間を開けて走るのだ。止まるときのことくらいは考えてほしいよな。  もうひとつ思うのは、なんでいつも「雪が降ってから」タイヤを換えるんだろうと。北日本のように豪雪地帯なら、それでも十分恩恵にあずかれるとは思うけど、こっちじゃ換えたときにはもう雪は溶けてなくなってるよ?で、しばらくは降らないから下手したらそのスタッドレスタイヤは雪道を走ることなく春を迎えてしまうんだよ?こちらでスタッドレスタイヤの恩恵を受けたいなら、雪が降ろうが降るまいが12月には交換しておくおとだ。どうせ使用をけちったところで4、5年しかもたないタイヤだ。しっかり使って定期的に更新しておくほうがよっぽどいいぞ。  そろそろヴェルファイアのタイヤも交換しておかないとな。

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