山海屋本舗

2011/09/03(土)06:09

望遠レンズには三脚が必要だ

カメラ(50)

 レンズ選びで悩んでいる最中ではあるけども、300mmを超える望遠レンズとなると三脚が必須。最近は手ぶれ補正の性能が良くなっているので手持ちでなんとかできる場面も多い。とりあえずターゲットをフレームの中に収めておけばそうそうブレることもない。が、いかんせん望遠レンズは重たい。1kgを超えるものもあるわけで、それを片手で支えているわけだから短時間ならともかく、長時間の撮影では明らかにキツイ。  そこで三脚。しかし、三脚を使う場合は注意が必要。まず第一に自分の目線くらいの高さになるものが推奨される。低くするのはいくらでおできるのだが、高くするには限度というものがある。少なし自分目線で取れる高さの方が便利だ。目の前に障害物があったりして「手に持ったら撮れるのに」っていうのでは三脚のありがたみが減ってしまうからな。  じゃあ高けりゃいいのかっていうとそこも痛しかゆしってとこだ。目線より高くなると今度はファインダーが覗けなくなる。最近は一デジと言えどライブビューがあるのが増えてきてアングルフリーのものも出てきているので高い視点での撮影が可能。そういう機種を持っているなら目線よりも高い位置での撮影が可能となるので、脚の長い三脚があってもいいだろう。  ただし、三脚の場合、高くなるとそのぶん場所も取る。脚をきっちり開いてないと安定しないからね。常に支えておくならいいけど、2kg近いカメラを設置して十分に脚を開かないままに放置すると倒れる危険性大。そのあたりを考えて三脚を選びたいところ。  また、屋内だと意外な弱点がある。それは振動。屋外ではまず気にならないと思うのだが、昨年、子どもの運動会をビデオで撮影していたとき、行進のときの振動がモロに伝わってきていた。座布団でも敷いておかなきゃならんかな思ったものだ。  スペースの問題では一脚が意外に便利かも。三脚ほどの安定感はないものの、まずカメラの重さを腕で支える必要が無くなる。これだけでもずいぶん違うと思うのだ。そして、一脚と自分の体で疑似的に三脚状態を作ることもできる。持ち運びもそれなりに便利。ということかどうかは知らないけど一脚を使っているひとをよく見かける。持っててもそんはないアイテムといえそうだ。  そして、望遠での撮影に必要なのが三脚。これはカメラではなくて人が乗る方。望遠を使うということは「遠くのものを大きく撮る」だけでなく「遠くから撮る」ってのもある。運動会においては観覧席の後ろから撮影するというシーンもあるわけで、その場合、被写体と自分の間に人がたくさんいることになる。撮影者の背が高いのであえば問題はないだろうが、そうでない場合は高い位置からの撮影が必要になるので、身長を延ばさねばならない。そのための三脚だ。どのくらいの高さが必要かというとせいぜい50cmもあればいいんじゃないかなと思うのだ。あまり高いと撮った写真が上から目線になるし持ち運びも大変だし大きいとやっぱりスペースを取るし。  人が乗る三脚はホームセンターで売られている2、3千円程度のものでいいけどカメラの三脚はそれなりにしっかりしたものが欲しいなと思ったら...高いので2、3万くらいするんだな。

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