山海屋本舗

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• マスク着用

  昨シーズンからスクールでは滑走中もマスク着用ということになっている。　感染防止対策のためとはいえ、めんどくさいもんだと最初は思っていたんだけど、これがなかなかどうして、寒いときにはちょうどいい感じになっているではないか。　もちろん寒いときにはネックウォーマーとかやってたんだけど、なにが困るってゴーグルが曇ること。　呼気がぜんぶ上に上がってくるもんでね。　ということもあり、マスクも最初は曇るといやだなあと思ってたんだけど、これが思いの外曇らないことがわかった。　滑走中はスポーツマスクをしてるもんで、実はちょっと通気性があったりする。　なので、感染防止対策という点では疑問がないわけではないが、屋外で密着するわけではないのでまあいいかと。　屋内では不織布マスクにしている。　昨シーズンは布マスクだったんだけどね。　もっとも、室内にはできるだけ入らないようにして、昼食はやはり車の中。　食堂で食べるには、もう少し落ち着くことと、人が少なくなることが必須だな。　で、そうそうマスク。　先日は寒かったし雪は降るしで大変な状況ではあったけど、ヘルメットがぶってゴーグルしてマスクしているとほぼ顔がガードされており、これはなかなか悪くないな、と。　首回りのことを考えたらネックウォーマーも必要なんだが、最近のウエアは首元まできっちりおおわれているし、よほど寒くなければなんかマスクで十分対応できるような気がする。　しかもゴーグルが曇らないので、マスクもこういう使い方があったかと思わぬ効果を発見してしまったわけだが、気を付けないといけないのは、不織布マスクでいくと天気の悪い日はべちゃべちゃになること。　ここは注意しないといけないな。　スクールに入港する人も不織布マスクを着けている人がいるが、２時間レッスンをしたら、雪が降ったりしていると、けっこうべちゃべちゃになってたりする。　もちろん天気の良い日でもやっぱりべちゃべちゃになっている。　そうなると、やはりスポーツマスクがいいのかなと思ったりもする。　スポーツマスクでも内側はけっこう蒸れたりするけどね。　そうは言っても、スキーのときにマスクをしないといけないってのもどんなもんだろうな。　今シーズンはまあ致し方ないと思うけど、来シーズンはマスクを外せるようになってほしいなあ。

  2022年02月08日

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• レンタルさんへ

  　最近ちょっとひどいなと思うのが、スノボをやる人で流れ止めを付けてない人が多いってこと。　ほぼ１００％レンタルをした人だ。　流れ止め、リューシュコードなんて言ったりするけど、これは形は様々。　私のは、ブーツにリングがついていて、そこにカナビラタイプのフックをかけるので、流れ止めの存在が分かりにくい。　レンタルのは足に巻くタイプ。　レンタルされたときは、バインディングに巻かれていて、まるでそこを持ってくださいって感じになっている。　で、それをそのままで履いているわけ。　ヒールサイド側が紐で繋がれた状態になっているので、ヒールサイド側が引っかかるんじゃないかなと思う。　この状態で滑る人多数。　見かけたら注意するようにはしてるんだけど、１人、２人の話ではないのでね。　ひどいときは４，５人のパーティ全員がその状態。　ということは．．．レンタルで説明がされていないということだな。　スキーもひどいもんだ。　開放値が合ってないのはもう当たり前。　ブーツがビンディングに会ってない、ブーツが足にあってないのもよくある話。　中にはワックスを塗ってないのか？ってのもある。　滑走面に雪が付くんだもの。　ひどいのになると、スキーを履いて斜面を上がれるくらい。　道具のメンテナンスがされていないというのは論外だが、せめて道具の使い方くらいは説明しようじゃない？　シーズン中に何度か、レンタルに交換、調整をお願いすることがあるのだが、スクールにくるお客さんですらこの状態なのだから、レンタルする人で不具合がある人がいったいどれだけいるんだろう？と。　事故があって怪我でもしたらえらいことになるという認識がないのかな？　開放値の調整も、技術的には我々もできる。　昔はちょくちょく調整もしてたもんだけど、今は自分の板はともかく、他人の板は簡単にはできないわけだ。　これは以前に書いたけど、製造物責任がかかってくるから。　なので、レンタルのものであれば、不具合があったときにはレンタルに行って調整などをお願いすることになる。　レッスンの時間は２時間なので、対応をするのに１０分、２０分と取られたのでは割に合わないよな。　だけど、レンタルさん、道具の使い方くらいはしっかり説明してほしいものだな。　特にスノボ。　あれだけ流れ止めをせずに滑っている人多数の状態はまずいと思うぞ。　どうもこのスキー場、死人が出んと改善されないのかな？

  2022年02月07日

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• スクール日誌（２２．０２．０５）

  コロナの影響で１月はほとんど行かれなかったんだけど、約１か月ぶりに復活。　というのに、なんか大雪．．．　というか、吹雪。　朝、出たときには大竹あたりで雪が降ってたので、これは高速もえらいことになっとるかな？と思ったり。　西風新都から冬タイヤ規制が出ていて、これはちょっとしんどいなと。　廿日市付近はやはりの雪。　山陽道のうちに時間を稼いでおきたかったけど、ちょっと厳しくなってきた。　が、予想に反して雪は降っていたけど、思ったほどに積もってはなかったので、わりといつもどおりくらいに高速を通過することができた。　山道にはいっても、かなり除雪がされていたので、走るのにはさほど困らず。　途中から雪もやんできたりしてたので、これはもしかして．．．と期待したのが甘かった。　スキー場近くにくるとやっぱり雪。　というか吹雪に近かった。　そんな中で今日は１日小学生のレッスンを担当。　まあ、ボーゲンで滑れるよってレベルのクラスなので下の緩斜面を使ってのレッスンではあったけど、もうほとんど修行の世界だな。　というか苦行に近いな。　受講した子どもたちはまあよく頑張ったよな。　正直なところ、私の方が心が折れそうだったもの。　そんな状況ではあったけど、ゲレンデの状況は良好。　朝一でパトロールしたときはいたるところが未圧雪のままでもふもふの状態だったからな。　久しぶりだったもんで、体がついていってなかったなあ。　そして久しぶりに吹っ飛んだ。　板がイメージより滑ってなかったというか、体が先に行ってしまったというか．．．　ターンの切り替えしで板を抜いて走らせたと思ったら思いの外板の走りがよろしくなく体だけ先に行ってしまったというか．．．　まあ、一言でいうなら．．．練習不足だ。　夕方もけっこうな雪が降ってたんだが、そのおかげというか人が少なかったので、中斜面で大回り、急斜面で小回りの練習を。　高速系のトレーニングができたのも久しぶりだ。　先月までは雪がなかったので、ともてじゃないけど大回りなんかできなかったし。　やっと体がイメージに近づいてきた。

  2022年02月05日

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• スクール日誌（２２．０１．０３）

  なんというか雪が積もりません。　年末年始で寒波が来たらしいんだけど．．．　それでもこの日、新たに１本コースがオープンするというのでちょっと期待して行ったわけだが．．．　朝一で上がってみたら．．．これは厳しい。　滑るルートを誤ると板がおろし金になってしまいそうだ。　そんな中、午前は中・上級者のレッスンを担当。　と言っても、さすがにレベル差があるのでクラス分け。　申し込みのときにレベルを自己申告してもらい、過去にレッスンに入ったことがあれば、過去のカルテを見てクラスを判断するのだけど、この自己申告がけっこう曲者。　どんな斜面でどんな滑りができるのか聞くのだけど、フィルターがかかるケースが多いのだ。　一人ならどちらでもいいんだけどね、グループになったときはちょっと辛い思いをするかも。　その点、バッジテストとかIT検定を受けてたりすると分かりやすい。　SAJの１級を持っているとか、SIAのシルバーメダルを取ったとか。　ちょっと困るのは１級を受けたいとかいうもの。　実際にレッスンをやってみると、すぐに受けてみてもいいんじゃない？ってレベルから、一応検定種目を紹介して．．．っていうレベルまで。　まあ、申告のときはあまり実力マシマシにすると本人が大変な思いをするだけだと思うので、ときの実力を素直に申告してもらった方が、こちらとしても適切なクラス分けができてありがたいものだ。　で、今回も様子が分からないので、いったんまとめて上がってクラス分け。　上級クラスと中級クラスに分けて、今回は中級クラスを担当。　今シーズンもまだそう滑っていないということなので、まずはポジションの確認から。　そして、重心移動．．．というか加重・抜重の確認を。　というのも、加重してターンというのは誰しもやっていることではあるが、抜重しないとターンが始まらないというのをきちんと理解していない人がこのクラスでも多いということだ。　でもこれ、プルークボーゲンの段階でやってることなんだよね。　この加重・抜重の話で、膝の曲げ伸ばしができない人が多いというのもまた事実。　これ、パラレルターンができるくらいの人は「体を後ろに下げない」とか「もっと体を前に」とか「お尻が下がってる」とかいやというほど聞いてきたことだろう。　単純に膝を曲げると体は下がるしお尻は落ちるし、いままで「だめだ」と言われてきたことをやらねばならないので、抵抗があるんだろうな。　ここで強制的に膝を曲げるべく、「小人ターン」が登場するわけなんだが、これをやるとようやく膝が曲がりだす。　そして、これをやるとターンのときに外脚を伸ばさないとだめなんだってことに気が付くのだ。　実際、ターンをするときにそんなに膝を曲げているわけではない。　外脚はどちらかというと伸びているけど、内脚はしっかり曲げてないといけないわけで、要はこれができていない、と。　午後からも同じレベルのクラスを担当したので、ほぼ午前中の焼き直し状態。　本当は、こういうバリエーションを緩斜面でやりたいんだけど、雪が少なくてコースが狭いんだよね。　早く全コース滑走できるようになってほしいなあ。

  2022年01月03日

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• ブーツを調整する

  今回試してみたブーツはやはり調整が必要ということになった。　どうにもくるぶしのあたりが当たるので、ここは調整しておかないと滑るのが辛くなる。　購入したときには、どちらかというと足の甲のところが当たるなあって感じで、くるぶしのところはさほど気にならなかったのだ。　もちろん、まったくOKってわけではなくて、ちょっと気になるなあって感じだったので、一旦滑ってみてから調整することにしていたのだが、今回で大方調整が必要なところが分かってきた。　やっぱ、店内を少しうろうろしたくらいではなかなか状況が分からないんだよね。　実際に滑ってみたら歩くときとは違う動きが出てくるわけで、それを確認してから調整しないとなかなか分からないところがある。　最初からフォーミングしてしまえばいいんだけど、それでも調整が必要になることはあるしね。　ブーツに関しては「滑ってみないと分からないところがある」というのが正直なとろこなので、本当ならもっと早くに滑って調整をしておくべきだったのだが、年内はなかなか忙しくてスキーに行かれなかったという事情もあり、年末になってしまったので、年明けの営業までおあずけ。　まあ、まだ古いブーツがあるから、少しの間はそちらで頑張るか。　ただ、こちらはもう１０年近く経っているから大丈夫かなあ、と。　昨シーズンもだいぶ動きが悪くなっていたからなあ。　やはり滑るためには重要なところなので、ここはきちっとやっておきたいところ。　店が開いたら連絡しないとな。

  2022年01月02日

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• ボーゲンを脱却するために

  ボーゲンでは滑れるんだけど、なかなかパラレルに行けない人へ。　最近は、ボーゲンからパラレルへの導入過程で二通りのやり方をすることが多い。　緩斜面でボーゲンかから徐々にプルークスタンスを狭くしてパラレルスタンスに近づけていくのと、少し斜度のある斜面でシュテムターンを入れて交互操作から同時操作へと進めるやり方と。　プルークスタンスを狭くしていく方法では、板の間で重心移動をさせていくわけなんだけど、スタンスを狭くしていくと、内スキーの上に重心が来るようになる。　そうすると、エッジが外れてスキーがフラットになっていくんだけど、まずは、そのフラットになる状態までもっていって、そこからアウトエッジに切り替わるというところまでいくとパラレルスタンスに近づいていく。　だけど、なかなかパラレルスタンスにならない場合があるわけで、それはプルークスタンスの方が安定するということが分かっているからだろ思うのだ。　少し斜度があったりスピードが出てくると安定感を求めて自然にプルークスタンスになってくるわけ。　そこで、そのレベルまできたら、今度は狭いスタンスで滑ってみるのがいいんじゃないかなと。　このとき、板の間隔で考えるとけっこう難しい。　板をぴったり揃えて滑ってというのは、今どきのカービングスキーではなかなか難しいものだ。　なので、「膝をくっつけて滑る」と考えたらいいのではないかと。　その方が板をそろえて滑れることは以前から知ってたんだけど、今回やってみて気が付いたことがある。　それは、膝が伸びすぎないということ。　X脚の人はともかく、膝を伸ばしたままくっつけるというのはちょっと難しい。　足元はブーツがあって、それなりに幅があるので、普段のようには膝を付けられないわけ。　そこで膝を付けるには膝を少し曲げないといけないわけだ。　そのときに足首を少し緊張させてやると、それなりなポジションになるんだよね。　後は、付けた膝を上下前後にすりすりしながらターンをしていくと。　イメージとしてはモーグルのターンみたいかなあ。　これはある程度スピードが出た方が安定しやすいので、ボーゲンでは問題なく滑れるけど、なかなかパラレルにいけないっていう人には試す価値ありかな？　まあ、緩斜面．．．といっても少し斜度があった方がいいな、そこでちょっとスピードを出してやってみてはどうだろう。

  2021年12月31日

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• スクール日誌（２１．１２．３０）

  え～、ようやくシーズンインです。　クリスマス寒波のおいしいところを逃したとはいえ、コースも３本開いているということで若干の期待もいだきつつ．．．道中は雨。　気温がそんなに低くなかったので、まさかスキー場でも雨ってことはないよなあとか思ったいたら、さすがに雪に変わってきた。　今年購入したブーツの試乗も兼ねていたので、あまり滑れてはおりませんが．．．　やはりくるぶしあたりが当たるような．．．　店で履いたときは足の甲あたりがきついなと感じていたけれども、滑る分にはそこは問題なく．．．いや、若干干渉するかな？　やっぱこれは調整が必要だな。　コースも、急斜面は地面が見えており、ちょっとレッスンでは使えないなと。　一日中、雪が降ったりやんだりの中、午前、午後とレッスンあり。　というか、スタッフが少ないので、こういう日は若干レベル差がある受講生が一緒のクラスになったりするわけで。　今回は、みなさんこの日がシーズンインして日が浅いということで、緩斜面でいろいろと確認ごとから入ってみたり。　特にポジションチェックは重要だからね。　低速で加重位置を確認してみたりとか、姿勢を確認してみたりとか。　このときに気が付いたのが、上半身の使い方。　実は、滑れる人の方が変なくせがついていたりして、その修正が大変なんだよね。　いつもレッスンの中で、動くのは足元からなんて言ったりするわけなんだけど、上半身から動いていく人がけっこういたりするわけだ。　ターンのきっかけがつかみやすいんだろうね。　だけど、上から動くとバランスを崩しやすいので、やはりそれは控えたいところ。　下半身はというと、足首、膝、股関節を連動させて動かしていくんだけど、股関節って意識しにくいんだよね。　分かりやすいのは断然膝。　足首から行きたいところだけど、ブーツで固められていて動きが見えにくいので、まずは膝から。　膝をしっかり動かしていって、当然ポジションが後ろに下がったりするんだけど、そこで足首を意識してもらう。　膝と足首をしっかりとバランスを取って動かすことで上下動が出てくるわけだ。　後は、そこに上半身を乗せていくように股関節を使ってバランスをとっていけば、分かりやすいのかな？　本当は、この三か所の関節を連動させるので、どれか一つだけやればいいってわけではないんだけど、多分、この順番で意識していくのがやり易いと思うんだけどね。　上半身は．．．今回はなにもしない、です。　低速でやってるもんで、上半身をあれこれする必要などないわけで。　リラックスしてればOKなのです。　上半身に力が入ると、下半身が動かないからね。

  2021年12月30日

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• 検定の内容が変わったそうな

  　SAJの指導員をやってる人と話をしていたときに、バッジテストの種目が変わったという話を聞いた。　で、ちょいと調べてみると．．．　なるほど、変わっているな。　SIAの方はここしばらくは変わっていないけど、SAJの内容も知っておかないとレッスンの中でときどき効かれるんだよね。　あるいは、「１級の検定受けたいんですけど」なんて言ってレッスンに入ってくるケースもある。　なので、SAJの検定についてもある程度知っておかないといかないわけだが、また種目が変わっているとは思わなかった。　１級についてはナチュラルバーン・急斜面でパラレルターン大回り、基礎パラレルターン小回り、不整地・中急斜面でパラレルターン小回り、ナチュラルバーン・総合斜面で総合滑降となっている。　斜面状況を考えると、IT検定のシルバーメダルより少し難易度が高いのかな？と。　ただ、この斜面設定を見る限り、カービングターンを競うようなものではなくなっている。　もちろん、斜面の状況によってはしっかりと板を走らせる必要はあると思うが、その中でしっかりスキーをコントロールしていかなければならないようだ。　特に基礎パラ小回りがあるということは、ターンの要素をしっかり見せる必要があるということだと思う。　これはパラ小回りではないから、そこまできちんとできてなくていいんだ、ってことではなくて、ずれの要素を重視している中で、重心の移動であったり、スキーの操作であったりというところをきっちりと見せなければならないのではないかなあ、と。　ちなみに私がレッスンの中で基礎パラをやるときには、姿勢の安定であるとか、加重・抜重がしっかりできているとか、両足の同時操作ができているとか、そういうところを見るようにしている。　この要素を洗練させていって、パラレルターンへと発展させていくので、その過程で斜面の条件によってはレールターンをやってみたりとか、板を走らせるということもやってみたりする。　今回の変更によって、１級の内容としてはかなりいい感じになっているのではないかな？　細かい技術よりも、基本的な技術を重視した内容になっていると思われるので、スキー上達の度合いを測るにはなかなかいい種目になっていると思う。　今シーズンは雪も期待できそうなので、ぜひこういった検定にもトライしてみるといいだろうな。

  2021年12月20日

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• 初雪

  岩国市で初雪。　夕方からちらちらと降りだしたかと思えば、夜になってけっこうガンガン降り出した。　広島県のスキー場も１８日にオープンのところがあり、スキー場にとっては恵の雪となりそうだ。　しかし、どかっと降るとスキー場的にはあまりうれしくないこともある。　道路の除雪が間に合わずに、スキー場にお客さんがたどり着けないという悲劇が起こったりするのだ。　私もなんどか断念したことがある。　いくらスタッドレスを付けていても４WDでもラッセル状態になってしまってはどうにもならないからな。　サーフに乗ってたころは、その車の性能でガンガン突っ込んで行ってたんだけど、一度雪の塊にぶつかってナンバープレートを曲げたことがあったな。　除雪はけっこう職人的な技術が要るみたいで、最近はなかなか人材が確保できないのだとか。　それにしても、夜、車を走らせていたら、雪が強くなってきたところで急に車の流れが悪くなってきた。　まあ、スピードがあると視界がね、あれ、気持ち悪くなるんだよなあ。　なんか感覚がおかしくなるというか、ふわふわしたような感じになって速度感がなくなったりするわけだ。　実際、５０ｋｍ/ｈくらいで走っていても３０ｋｍ/ｈで走っているような感覚になって、そのギャップで気持ち悪くなるわけだ。　これは何度も経験していて、なしかしら景色が見えるとなんとかなる。　最悪、道路のセンターラインでもよくて、なにか実際の状況が把握できるものがあればいいわけだ。　これだけ降ると、朝起きてみたら真っ白な景色くらいならいいんだけど、カキンコキンになってるといやだなあ。　いくらスタッドレスタイヤとは言っても、滑るときは滑るからな。　ただ、この時期の降雪ってここ最近なかったので、今年は期待してもいいのかな？

  2021年12月18日

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• 寒波襲来

  昨日の夕方からだんだんと寒くなってきたけど、天気図を見ると実にナイスな西高東低の冬型の気圧配置になってきた。　こうなると、そろそろ冬支度をしないといけないなあなんて思ったりするわけで、板にもそろそろワックスをかけておきたいなあとか思うわけだ。　オガサカの板がもう８年になるのかな？　本当はこいつを更新したかったんだけど、店に行ってみたらなんかもう４月のころの様相を呈していたしな。　もう１シーズンはこれで行くしかないかと思う今日この頃。　というわけで、そろそろワックスかけておかないといけないなあ。　GS（草レース）用に買ったロシはまだ一度も使ってないなあと思ったが、買ってからというもの、あれを使う状況になかったということだ。　寒くなってきて困ることが一つ。　眼鏡が曇るんだよなあ。　マスクをしているので、これが一番の問題だな。　曇り止めを塗っているので、真っ白なんて状況にはあまりならないんだけど、水滴状態でレンズに残って、景色がにじんで見える．．．　マスクを着けたくない理由の一つがこれなわけだ。　まあ、スキーのときはコンタクトなのでこの問題は発生しないんだがな。　ブーツは更新したので、はやいとこ試してみたいなあとは思うんだが、こればかりはスキー場がオープンしてくれないとどうにもならんしな。　そして気がかりはオミクロン。　こいつの動向次第でまた制限がかかったりするのかな？　よくよく考えると、コロナの初期にはスキー場が目の敵にされていたからなあ。　せっかくこの冬は積雪が期待できそうなので、しっかり準備して備えておかないとな。

  2021年12月02日

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• K２

  　これまで履いていたブーツがガルモント。　これはなかなか良かったので、５年で買い替えるつもりが気が付いてみると１０年経ってた。　どうやら購入したのが２０１１年らしい。　コロナが流行りだす前に「そろそろ変えないといけないかなあ」くらいには思っていたのだが、思いの外履きやすくてついつい更新をさぼっていたわけだ。　それが気が付いてみたら１０年。　まあ、一昨年前あたりからバックルを締めるときにギシギシ音がしてたし、シェルも硬くなってきたような気がするしでぼちぼち変え時だよなあとか思っていたんだけど、ブリーのときは競技もできるようのロシのブーツがあるので、そんなに急ぐ必要もなかったわけだ。　とくにこの２年はコロナで遠方にも出かけてないしなあ。　本来、ブーツは夏から秋にかけて探しに行くんだが、ちょうど緊急事態宣言なんかが出てたりとかでショップに行くのもためらわれていたし、冬に雪も少なかったので、そんなに滑れてなかったし。　そんなこんなで伸ばし伸ばしにしていたのを、今年になって緊急事態宣言も解除されたし、感染者数も全国的に減ったしで、ここはひとつ探索に出ようと思い立ったわけだ。　で、購入したのがK２のRECON１３０LV。　これ、昨シーズンのモデル。　説明用のポップに「中・上級レジャー向け」とあったのが購入のポイント。　そう、競技でもデモでもなく「レジャー」だ。　どういうことかというと、「レジャー」なので、足に厳しくないだろう、と。　競技にしろ、デモにしろ、足にビシッと合うことが求められる。　極端に言うと、ブーツの中で足が１ｍｍもずれないみたいな。　これはこれでいいんだが、今度のブーツに求めているのはそこまでシビアなものではなくて、「ふんわりとマッチする」ことだ。　それにレジャーなのでまる１日履きっぱなしということもある。　ギチギチに合わせていると、やはり足への負担はけっこうなもので、すぐにバックルを緩めたくなるもんだ。　ガルモントではまる１日履きっぱなしでバックルを締めっぱなしでも全然問題なかった。　だからと言って滑るのには何の問題もなく、ハードバーンから新雪・こぶまでいい感じで滑れたわけだ。　こういうブーツを探していていて、なかなかと思ったのがこのＫ２だ。　店員さんと話をする感じではなんとなく同じにおいがするので、どんなもんか試してもいいかと。　なにより４０％オフというのが魅力的。　そのまま履くか、加工してみるか、どんなもんだろうなあ。

  2021年11月19日

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• スキーブーツを足に合わせる

  スキーをやるのに、これだけは避けたいということがいくつかある。　ゲレンデ上で車のカギを落としたとか、食堂に入ったら財布がないとか。　これはもうテンションダダ下がりな事態だ。　しかし、すべてを台無しにするのは「スキーブーツが足に合わない」とき。　普通の靴でもぶかぶかだったりきつかったりすると歩きにくいじゃない。　ぶかぶかだと靴が脱げたりとか、きついとそもそも足が痛いとか。　スキーブーツの場合、堅いシェルでおおわれているので、そもそもサイズが小さいと足が入らないよな。　ぶかぶかだと、ブーツが脱げたりってこともあるんだけど、そこはバックルで締めることである程度はカバーできる。　が、滑ってるときにブーツの中で足がずれたりするので、ちょっといい滑りはできない。　サイズは合っていても、足のあちこちがブーツに当たっていると、これが痛いわけで、これを放置していると、滑るときに地獄を見る。　痛くて滑っていられないわけだ。　なので、当たり所がないようにしなければならないわけで、ブーツによっては熱加工をすることで当りを取ることもできる。　足裏もインソールを入れたりすることで足に合わせることができるので、きちんと調整すると足にピッタリなブーツが出来上がる。　まあ、ここまでやるかどうかは個人の好みと言ってもいいけど、本気で滑りたいなら、せめて足の当たり所の処理まではしたいところ。　そのときに気を付けないといけないのは、店で購入するときと雪上とでは状況が違うということだ。　店の中は暖かいだろう？　なので、ブーツのシェルもそれなりに柔らかいのだ。　これが雪上に出ると、ブーツのシェルも堅くなるから、店で履いてみてOKと思っていても、雪上では若干きつくなると思っていたほうがいい。　少なくとも、店内で履いたときに当たりどころがあれば、雪上では必ずそこが当たるということだ。　うまく当たり所さえ処理できていれば、全体的に締まる感じになるから、滑っているとだんだん足になじんでくる。　ただ、店で調整しても、雪上に出たときに思わぬところが当たってたりすることがあるから注意が必要。　なので、きちんと調整するには２、３回は店に足を運ぶつもりでいた方がいい。　こういう事情もあって、ここ２年は店に行けなかったのでブーツを更新できなかったんだけど、ようやくコロナも下火になってきたからねえ。　で、今回購入したブーツは全体的にはまあいいんじゃないかなと思いつつ、多分くるぶしの辺が当たるだろうなあと予想。　それだけなら、その場で調整するという手もあったのだが、多分ほかにも気になるところは出るだろうと予想し今回はなにもせずにとりあえず購入。　何回か滑ってみて不具合を見つけてからでもいいかな、と。　しかし、今シーズンはいつから始まるんだろうなあ。

  2021年11月16日

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• ブーツ購入

  コロナも下火になってきたところで、今年の冬はラニーニャ現象もあり雪が期待できるかも？となるとそろそろ板やブーツを更新したいなあと。　この２年間というもの、満足にスキーに行くこともできずショップも街中にあったりしてなかなか足が向かなかったのだが、ちょっと行ってみよう、と。　まずはクラブで付き合いのある店に。　店内に入ってびっくりだったのだが、キャンプ用品店になっとるがな。　スキー用品や山用品はなくなったのか？と探してみたらスキー用品は店内の隅に追いやられていた。　なんか取り扱う品もずいぶんと減っているような．．．　板が少ないのはまあ分かる。　最近は在庫品をずらっと並べて販売ってスタイルじゃないもんね。　ほぼ取り寄せみたいなもんで、展示用に少し入っていて、売れたらおしまいみたいな感じになっているので、欲しいのがあったら夏場の展示会とかで注文するしかない。　板は正直なところ、どれにするか迷っている状況。　個人的にはオガサカもしくはK２にしたいところだが、オガサカもそんなに残ってないし１７０ｃｍのが欲しいのだが、在庫であるのは１６５ｃｍばかり。　K２に至っては姿もみえず．．．　板は置いといて、ブーツにするか、と。　こちらはスクールで使うのが欲しかったので、できるだけ柔らかいやつがいいなあ、と。　そんなにブンブン飛ばすわけでもないし、こぶや悪雪を滑りたいし、板を外して歩くことも多いので、ガチガチのよりも柔らかい方が都合がいいわけだ。　が、ブーツも品ぞろえが．．．　どう見てもレーシングメインだよなあ。　スノーブーツも品ぞろえが減ってるし、山用品もなんか姿を消しているし．．．　というわけで、街中にある店に行ってみることに。　こちらはそう大きなショップではないので、店内はけっこう狭い。　スキー専門店なので、わりと在庫も豊富にある。　ということでブーツを眺めていたら．．．　昨シーズンのモデルではあるが、なんかよさげなのがあるじゃない？　説明書きを見たら「中・上級レジャー向け」なんて書いてあるじゃないか。　ブーツの堅さも１３０ではあるけど、最近のブーツってどちらかというと柔らかめだから１３０なら十分。　なにより「表示価格より４０％オフ」というのが魅力的。　サイズも２６．５と見た目はジャストサイズ。　後は足に合うかどうかなんで店員さん呼んで聞いてみることに。　足のサイズを図ったりだとかしながら、「これこれこんな感じで使いたいんだけどどうだろう？」なんて話をしてみたのだが、まあ、割と用途には合っている様子。　履いてみたところ、若干くるぶしあたりに違和感あり。　多分、雪上に出たらこの辺が当たるかもなと予想。　いつもは足に合わせてフィッティングまでするのだが、今回は全く手つかずで購入。　というのも、試し履きの段階ではほぼ手を入れる必要を感じないし、雪上で履いてみないと違和感がどう表れてくるのか分からんし。　今、手を加えてうまくいくこともあるだろうし、実際にはもう少し手を入れる必要が出るかもしれんし。　足裏に合わせてインソールも入れたいから、一旦雪上で不具合の程度を確かめてから手を入れた方がいいか、と。　そんなこんなで、本当に久しぶりに全く手を入れずに購入となった。　どんな感じになるのか、楽しみではあるが、早く雪が降らんかな．．．

  2021年11月15日

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• 同時操作２

  前回はスキーのターンについてエッジの切り替えという視点から書いてみた。　今回は、重心移動という点から書いてみようと思う。　この視点からだと、ボーゲンからパラレルターンへの発展の過程が分かりやすいような気がする。　ボーゲンでは重心は常に両スキーの間にある。　ターンをするときは重心は若干動くものの両スキーの間から出ていくことはないが、若干内スキー側に動くことになる。　ボーゲンでは両スキーの間に重心がありながら左右に動いていくことになる。　パラレルターンでは、重心が両スキーの外側へと動いていく。　ターン中は内スキーの外側に重心があり、ターンが終わると両スキーの間（上）に重心があり、次のターンに向けて反対側へと重心が動いて行き次のターンの内スキーの外側へと重心が移っていく。　パラレルターンではスキーのスキーの上から左右に重心が動いていくわけだ。　こうやってみると、ボーゲンでは重心が常に両スキーの間にあるため安定しているが、パラレルターンでは両スキーの外側に重心が移っていくため不安定になりやすい。　では、シュテムターンはどうか？　ターンの切り替えでは重心は両スキーの上にあり、そこから外スキーを開き出すことで、重心は両スキーの間にくる。　そこからターンは始まるわけだが、外スキーでターンを始めたらうちスキーを引き寄せていくことで、重心は内スキーの外側へと移動する。　全体的に見ると、シュテムターンもパラレルターンのように重心は両スキーを中心にして左右に動いていくことになるのだが、開き出しによって重心が両スキーの間にくるという、ひと手間が加わるのだ。　これはターン始動時に不安定になりやすいところを、安定させるためのテクニックといえる。　実はここにシュテムターンのメリットがあるわけだ。　ただ、前回にも書いたが、交互操作が行われるため、いくら煮詰めていっても同時操作にはならないわけ。　どこかで「１、２」のリズムを「１」にしなければならないのだが、当たり前にやっていったのではいつまでたっても「１」にはならない。　「開いて閉じて」はどれだけ速くやっても「開いて閉じて」なのだ。　が、それを克服する方法としてジャンプターンを活用することがある。　飛びながら同時に動かしていくわけだ。　この場合、連続性はないかな？　小さいボーゲンだと、重心を少し大きく動かすことで、パラレルターンに近い動きができるので、ボーゲンの開き具合を小さくしながら徐々に平行に近づけていくことでパラレルターンに発展させることができそうだ。　エッジの切り替えから見ると少し難しそうだが、重心の移動という点から見るとちょっとは分かりやすくないかな？

  2021年11月02日

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• 同時操作

  ここいらでちょっとスキーの話。　過去の記事を見ていてスキーの上達過程の話を書いていたのだが、「ボーゲンからパラレルに」というテーマが結構書かれていることに気が付いた。　実際、これはスキー上達の過程で一番謎なところでもある。　カービングスキーが登場する前はというと、スキーを始めた人はまずプルークボーゲンを教わることになる。　そして、シュテムターンという今では謎なターンを習得した後にパラレルターンを取得するという順番だ。　これを外見で見ると、まずはスキーをハの字にして滑るわけだが、次にスキーを平行にして斜滑降のちハの字にしてターン。　最後にスキーを平行にしてターン、という順を追うことになる。　これはハの字のスキーがだんだんと並行になっていくというイメージなのだが、この過程で超えられない壁があることに気が付く。　それはなにかというと、「どこからスキーを平行にしたままターンに入るか」ということ。　これを外見だけで説明するとどうしてもシュテムターンからパラレルターンにはならないことが分かる。　これは、エッジの切り替えという視点から考えるとよく分かる。　プルークボーゲンでは常にスキーのインエッジが雪面に接しており、これはターン中もターン前後も変わることはない。　シュテムターンでは斜滑降時には山スキーのアウトエッジ、谷スキーのインエッジが雪面に接しているが、ターンに入るときに山スキーを開き出して山スキーのエッジを切り替える。　そしてボーゲンの状態でターンをしながら谷スキーを引き寄せてインエッジからアウトエッジに切り替えてパラレルスタンスになり、ターンを終了して斜滑降へと移る。　パラレルターンでは斜滑降時には谷スキーのインエッジ、山スキーのアウトエッジがかかっているが、両スキーのエッジを同時に切り替えながらターンに入る。　シュテムターンでは片スキーのエッジを順に切り替えていくので、姿勢が安定し、操作が容易なのだが、パラレルターンでは両スキーのエッジを同時に切り替えるために姿勢が不安定になりやすい。　先ほど書いた「超えられない壁」がここにある。　シュテムターンは交互操作なので、どこまでやっても同時操作にはならない。　シュテムターンからパラレルターンへの過程で、「開き出しを少なくしていく」という方法を取ることが多いのだが、どんなに開き出しを少なくしたところで交互操作のままなので、同時操作にはならない。　これは数学の微分みないなもので、円弧は直線ではないのだが、その円弧を限りなく短くしていくと直線（のよう）になるという考え方。　あくまでも「直線のように」なるだけで直線になるわけではない。　スキーでもどこかで「交互操作」から「同時操作」にしなければならないわけだ。　スキーの開き出しも小さくしていって、どこかで開き出しを「無し」にしなければならない。　これが「ボーゲン→シュテムターン→パラレルターン」の致命的な欠点だったのだが、その昔はこれが当たり前に行われていて、交互操作からどっかで「はい！同時操作」になってたわけ。　実はこれを解消したのが「ボーゲン→パラレルターン」の方法。　実際、プルークスタンス、つまりボーゲンのハの字をだんだん小さくしていく、パラレルスタンスに近づけていくと、スキーのエッジを同時に切り替えることができるポジションが生まれる。　そのときにはハの字もずいぶん小さくなって平行に近づいているからけっこうスピードは出ることになるわけで、緩斜面で行うことが前提にはなる。　が、確かにこの方法だと同時操作の感覚をつかみやすいのだ。　今シーズンは雪が期待できそうなので、ぜひとも試してみたいところだ。

  2021年10月31日

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• 今シーズンは期待できるか？

  なんかラニーニャ現象が起こっているとかで、この冬は降雪が多いのではないかというニュースが。　地元でも昨シーズンは営業を断念したスキー場が今年は営業しそうだという話もあるし、コロナは今のところ収まりつつあるし、スキー界隈では少しいい傾向が続いている。　昨シーズンはコロナの影響もさることながら、雪がないというのが致命的だったな。　２月の終わりにはもうシーズン終了みたいな状況になっていたしな。　急斜面のコースもほとんど滑ってないし。　というか、滑走距離が明らかに少ないし。　正直、技術保持のためにはかなり厳しい状況になっているのは間違いない。　北海道とかは雪が十分あったみたいだけど、さすがにコロナの関係で行くことも叶わず。　今シーズンはまだ予定はないけど、このままコロナの心配がなくなれば３月くらいに行ってみたいなあ。　とかなんとか考えてはいるが、まずは地元のスキー場がどうなるかだよなあ。　ただでさえ、ここ近年は雪不足でスキー場がどんどん閉鎖されていってる状況で、この２年はコロナのためさらに追い打ちをかけられた。　確か、初期のころは北海道で異常に流行したため、スキー場が目の敵にされていたよなあ。　確かに、ゲレンデ上はともかく食堂とかホテル、旅館では密になるもんなあ。　スクールでも、人が多いときは外に出ていたりとか、密対策に悩まされたもの。　まあ、そんなこんなでかなり危機的状況にあるスキー場ではあるけど、今シーズンはちょっと期待したいところ。　なんだが、よくよく考えたら、板もブーツも更新してない。　板はもうとっくに賞味期限を過ぎてるし、ブーツも耐用年数と言われる５年は軽く経過している。　もう変えないといけないのだが、なにしろショップに行くこともままならない状態。　特にブーツは昨シーズンも「これはもう変えないとな」なんて思いながら履いていたから、ちょっとまずいかもなあ。　ヘルメットも昨シーズンでお役目を終えたのだが、こちらはまだ予備があるので問題はない。　去年、今年とコロナの関係で更新をさぼっていたというのもあるので、そろそろ情報収集にでも行ってみようかなあ。

  2021年10月28日

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• なんか夏が終わってない？

  コロナのおかげでスキーの話も全くできないんだよなあ。　そうそう、ちょっといい話があって、昨シーズンは営業できなかったみずほが来シーズンは営業するかもしれないという話を聞いた。　なんだかんだ言って、このあたりでは一番大きいスキー場だもんな。　芸北国際もなんか前向きな噂も聞こえてはくるんだけど、まだどうなるのか分からないんだよなあ。　この二つのスキー場は広島県（みずほは島根県だけど）で屈指のスキー場なもんで、ここが開いているといないとではずいぶん違うもんだ。　ほぼ一人勝ち状態のめがひらスキー場は、確かに利便性はいいんだが、スキー場自体は大きいわけではないので、やはり大きいスキー場には頑張ってほしいものだ。　コロナのおかげはスキー場の話だけではなくて、自分の中でもけっこう大きな問題。　結局、昨シーズンは北海道、行かれなかったしなあ。　来シーズンこそはと思っているけど、なんか怪しいな。　道具も更新しなきゃと思いながらもできてないんだよな。　板とブーツとヘルメット。　板は３年くらい前から更新しなきゃなと思いながらできてない。　ブーツも２年前から更新しなきゃなと思いながらできてない。　ヘルメットは今年更新したいなと思っているところ。　まあね、ヘルメットはサイズ感さえ分かっていればネットでも構わんのだよ。　板も、お世話になってるショップがあるからそこで買いたいところではあるけど、店に行かれないんだよね。　いや、行ってもいいんだけど、コロナが収束しないとなかなか行き辛いところがあるわけさ。　まあ、行く人は「そんなの関係ないね」で行くんだろうけどさ。　ブーツばかりは足の形に合わせるのでなんどかショップに行く必要があり、やっぱりコロナの関係で行き辛いところなのだ。　まあ道具を更新したところでどれだけ滑れるかって話にもなるしねえ。　もしかしたら、今のブーツ、もう１０年近くになるかもしれんなあ。　だいたい５年くらいを目途に替えてたんだけど、なんだっけ、２年くらい「まだ使えそうだ」ってことで変えてなかったんだよな。　ガルモントのブーツで、ものすごく履きやすいわけ。　だけど昨シーズンはずいぶん硬く感じたから、そろそろ替え頃だと思うんだよな。　なんで替えなかったかっていうと、ものすごく履きやすいから。　１日履いていてもまず足が痛くなることもないしね。　高速での大回りなんかは少し柔らかいかなと思うんだけど、こぶを滑るにはけっこういいんだよね。　別にロシのブーツがあるけど、これは競技を考えて買ってるから、こぶにはちょっと不向きかなあ。　レッスンなんかではいろんな状況で滑るから、ガルモントのブーツがちょうどいいんだよな。　今回更新したい板はデモ用のやつなもんで、最悪、ネットで買ってしまおうかなと思ってみたり。　最近の板はビンディングの取り付けとかけっこう簡単になってるからな。　ただね、これだけコロナが蔓延するとね、モチベーションがダダ下がり。　買いに行こうとかいう気分にならんのだよなあ。　スキーもゲレ食はまずないし（これって面白くないよねえ）、ひたすら滑って休憩も人がいないところで。　昨シーズンはほとんど車で昼飯食ってたな。　なにより遠征ができないのではねえ。　来シーズンはなにかいい話があるといいなあ。

  2021年08月20日

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• 早期受注会

  スキーショップから早期受注会の案内が届いた。　こんな時期にとは思うが、シーズンインするころにはもう来シーズンモデルも売れ残りがある状態だ。　本当に欲しいものは今買っておかないとなかなか手に入らない。　というのが、今までの話。　いや、話自体は今も変わらんのだろうけど、正直ここ数年顔を出してない。　もう２シーズンくらいまともに滑れてないもんなあ。　そろそろ板もブーツも更新しなきゃならんなあと思ってはいるんだけど、中国コロナのおかげでなかなか気分も乗らないし、そもそも店に行くのもためらわれる状態だ。　もっとも、コロナはクリアしても雪不足の心配が付きまとうわけだ。　昨シーズンも３月に入ったとたんに雪がなくなったもんなあ。　確か、スキー場も３月の連休までもたなかったんだよな。　上の方ではたっぷりと雪があったみたいだけど、コロナのおかげで行くこともできず。　今は緊急事態宣言も解除されて、感染者数も減ってきてはいるものの、なかなか店に行きにくいのも事実。　ワクチンを接種したらいいというものでもないわけで、いったいいつになったら店に行けるのかって感じなんだよな。　ブーツに関してはデモタイプが欲しいなあと思うところ。　競技用のは確かに滑っているときは気持ちいいんだけど、普段履きするブーツではないよな。　そして柔らかい雪にはちょっと合わないなあとおもうわけだ。　特に、こぶなんかはちょっと辛かったな。　板に関しては、だいたい候補を決めてはいる。　オガサカのデモにするか、K2の競技用にするか。　オガサカは今までにも使っているのでだいたいの感じは分かる。　他のメーカーに比べてちょっと細身なのがいいんだよね。　今の板は太くなりすぎて、ゴンドラの板立てにテールがひっかかって入らないとかいう事態にもなるからな。　K2の競技用って、モノを選べば十分に普段履きに使えるんだよね。　ただ、競技用なのでこぶはちょっと辛いかな？　とはいえ、もともとオフピステ用に定評があるもんで、競技用なのになんちゃってオフピステにも対応できたりとかなかなか使い勝手が良かったなあ。　ということでこの２ブランドを検討中。　後は、店に行くかどうか。　オガサカなら年末に行ってもまだ希望の品はある可能性があるけど、K2は今買わないと、まず希望の品が残っている可能性はない。　やっぱり、どこのメーカーも年末までには売り切る作戦みたいなんだよね。　昔みたいにガンガン売れる時代ではないからね。　ほとんど受注発注状態に近くなっているような気がするなあ。　東京の方はどうかしらんけどね。　田舎じゃ在庫を抱えてても一生売れない可能性があるものな。　だから注文した分だけ仕入れて売るというのが今のスタイルなんだろうね。　今年は板とブーツ、欲しいけどどうしよう？

  2021年07月01日

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• どれだけのスキー場が残っているんだろう？

  今から暑くなってくるという時期の話でもないとは思うが、昨シーズン、雪不足と中国コロナの影響で広島のスキー場はずいぶんなくなってしまった。　近場で営業してたスキー場が４か所だったかなあ。　私がいつも行くスキー場は、昨シーズンは少しお客さんが増えていたように思う。　まあ、周りのスキー場が軒並み営業してなかったんだから、本来なら激ゴミくらいでもおかしくないんだが、休日にちょっとリフト待ちがあるかな？って感じ。　つまり、スキー・スノボ人口自体が減っているということだ。　そんな中でどうやってスキー場が生き残る？って話になるんだけど、広島のスキー場でいうと、そこそこ儲かっているのは１か所しかないと言っていいだろう。　このスキー場は決して大きいスキー場ではないし、コースもさほど魅力的なわけでもない。　が、お客さんが多いのだ。　まず考えられるのが、立地の良さだ。　なんせ、高速道路を降りてすぐのところにあるもの。　普通、スキー場に行くとなると、やたらと山道をくねくねしてときどき車が滑ったりして冷や汗をかきながら行くじゃない？　ここは高速道路を降りて、ほとんどフラットな道を走るだけで、坂道らしい坂道がない。　なので、ちょっと雪がないときは普通にノーマルタイヤの車でも来れたりする。　そんなロケーションなので、急斜面やこぶ斜面をガツガツ滑りたいというのでもなければ来てしまうよねえ。　そしてこのスキー場は施設がいい。　温泉ありだもの。　なんなら美術館んもありだもの。　こんなスキー場はちょっとないよね？　滑ってご飯食べて温泉入って美術館に．．．なんてちょっとしたリゾート気分じゃない？　しかも人工雪もあって安定してスキーができたりする。　そりゃ来るよねえ。　なによりここは家族連れをターゲットにした営業戦略を持っている。　親子だけじゃなくじじばばもついてくるし、すじじばばはスキーをしなくても楽しめるわけ。　６人が来て滑るのは３人でいいんだ。　あとは温泉入ったり、美術館にいったりしてくれればいいんだもの。　むしろそちらの方がお金を落としてくれるってもんじゃないの？　要は営業戦略なんだろうなあ。　いつも行くスキー場は完全にターゲットを間違えているよなと思うのだ。　なんせゲレンデの一等地にパークなんぞ作ってるんだもんな。　しかも、こどもを連れていっても子どもを滑らせることろがないから、あまり連れて行かなくなるよなあ。　そしてなにより、一人でいくときは食堂を利用しないからな。　もっとも、昨シーズンは中国コロナの関係もあって食堂を使いにくかったけどね。　子どもを連れていけば、やっぱり昼ご飯くらいは食堂に行くじゃない？　ご飯は子ども料金じゃないから、２人連れていけば３人分の食費が落ちるわけじゃない？　そして３時にはおやつタイムになるじゃない？　食堂だけでもけっこう使うもんだよ。　だけど、子どもをゆっくり滑らせられないスキー場に行こうとは思わないだろう？　だいたい衰退しているスキー場は家族連れを大事にしていないよなあ。　はたして来シーズンにはどれだけのスキー場が営業してるんだろうな。

  2021年06月03日

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• 腰痛

  ここ数日、腰が痛い。　ぎっくり技師ではないけど、痛い。　原因はスキー。　小回りの練習だよなあ。　小回りの際には、上半身と下半身のひねりが重要。　なのにひねりが足りないのだ。　前にこぶ（というか溝）に入ったときに感じていたのだが、スキーが意に反して抜けていくわけで、じゃっかん暴走気味。　かなり縦のラインになっていたわけ。　途中からバンクを滑るようにするとなんかバランスがよろしくない。　まああれだ、ひねりが足りなくて、板の回しこみが十分でないってことだ。　ということで、先週は小回りの練習をしたわけだが、やっぱりひねりが十分でない。　なので、しっかりと板を回しこむ練習をしたのだが、なんか腰が痛くなった。　なのでしばらくは大人しくしていたわけだが、ようやく痛みも引いてきた。　なんでここまで回らなくなったかなあとか思っていたが、ここ最近って小回りのときにちょっとずるしてたもんなあ。　というか、あまり小回りをしてなかったものなあ。　ということで、シーズンも終わってしまったこちらでは来シーズンに向けてのトレーニングを考えないといけないなあ、と。　去年は背筋と下半身の筋肉を鍛えるべくトレーニングメニューを考えていたけど、今年はストレッチ、特に腰だな、このあたりを意識したメニューにしないといけないかな。　それにしても、年々、シーズンが短くなっていくようでスキーの在り方自体も考えないといけないかなあ。　以前のように１シーズンに５０日くらい滑ってたような環境はもはやないからな。　当時は週３くらいのペースで滑りに行ってたけど、今は週１が精いっぱい。　今シーズンは遠征もできなかったしな。　やっぱ、シーズン初めに３日くらいまとめて滑れるくらいの環境は欲しいな。　そのためには体力も必要なので、１年かけてしっかりと体力を作っていかねば．．．

  2021年03月04日

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• スクール日誌（２１．０２．２７）

  なんというか、スキー場ももはやこれまでと言った感満載な状態。　滑走可能なコースは１本で、それもいつ途切れるか？　ここまで早くに雪がなくなるとはなあ。　ということで、スクールもお客さんはあったものの、レッスンの担当はなし。　午前中に何本か滑ったけど、正直、これに金を出して滑るか？と言われるとちょっとなあ。　それでも、まあそれなりに練習になったのはお客さんも少なかったから。　一部、コースが広がっているところもあって、なんとか大回りの練習もできた。　しかし、今日、改めて気が付いたことがある。　腰が回らないのだ。　なんというか、ひねりがね、足りないんだ。　ターン後半から切り替えに向かって下半身をひねっていくわけなんだけど、足りないんだ。　だからしっかりした回しこみができなくて、板が意図しない方向に抜けて走っていく。　こないだこぶに入って感じた違和感はこれだったんだな。　来シーズンはここを改善していかないと、ちょっと辛いものがあるぞ。　で、私は本日で終了。　本当は来週も予定はしていたけど、どうもスキー場の営業が怪しいようだ。　もしかすると、来週末まで営業していない可能性があるということなので、本日撤退を決定。　しかし、今シーズンは新型コロナにやられたよなあ。　スクールでもかなり気を遣わねばならず、いつもなら事務所で昼食を取ったりするのだが、今シーズンは車内で。　できるだけ事務所の中にいるのも避けてみたり。　レッスン中もマスクをしてやるので、ボードのレッスンでは死ぬ目を見たな。　それでも、まあ１０日くらいは雪上にいたわけだが、なんせ、今シーズンはフリーで滑ってない。　１月の連休もいつもなら北海道に飛んでたのだけど、新型コロナで行かれんかったしな。　３月もまあ、当然行けるわけもなく．．．　新型コロナがなけりゃ、３月の連休くらいで行ってくるかって話も出たんだろうけどね。　まあ、考えてみりゃ、下手をすると滑走日数０日という可能性もあったわけだから、まだマシだと思わないとな。　１月に北海道や信州方面に行って技術の確認ができないというのはやはり大きい。　広島のスキー場はコースが狭いのもあるけど、雪がないからねえ。　北海道なんかに行くとさ、冗談ぬきで「このコースだけでいいから広島にほしいなあ」とか思ってしまうもの。　一枚バーンがどかんとあるんだもんな。　私はだいたい１７０ｃｍくらいでR=15mくらいの板を選ぶんだけど、広島のスキー場では大回りがけっこう怖い。　ほぼコースの幅いっぱいを使うからな。　でも、北海道のスキー場ではコース幅の半分も使ってない感じ。　そのくらい広さが違うわけ。　おまけに人口密度も違うので、思い切って滑れるのだ。　こういう環境で１シーズン滑れたらいいなあと思うんだけど、まあこればっかりは仕方がない。　しかし、今シーズンは１２月から滑れてラッキーとか思ってたけど、１月、２月はあっという間だったな。　だんだん雪も少なくなって、こちらのシーズンは短くなるばかり。　これは本気で移住を考えねばならんかなあ。

  2021年02月27日

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• 股関節を使う

  スキーではまず避けて通れない「プルークボーゲン」。　スキーをやっててボーゲンをやったことないって人は、まあいないよな。　もしかしたらいるかもしれんけど。　そのプルークボーゲンだが、先日書いたときに、踵側を開いて内股にって表現をしたように思う。　スキーのテールを開くには踵を開かないといけないわけだけど、もちろん踵だけを開き出すわけではない。　そんなことするとスキーのトップが重なってしまうからな、　スキー視点でいくと、スキーのトップを支点にしてテールを開き出す、と。　スキーのトップの間隔はそのままにテールの間隔が広がればいいわけだ。　そうなると、スキーのだいたい真ん中にあるブーツは全体的に開いていくことになるが、踵側はより広がっていくということだ。　足視点でいくと、ただ脚を開いてブーツが外に押し広げられただけではいわゆる又裂け状態になるだけだ。　そこでひとひねり。　開きながらもつま先を内側にひねるわけ。　そうするとスキー視線でいえば板がVの字になる、と。　そして脚を開くことで、ブーツの内側が接地するようになる。　開きながら足裏を接地させるには四股の状態にならないといけない。　これがボーゲンでインエッジがかからない原因だ。　これを矯正するのに必要なのが股関節。　まず、スキーブーツを履いて足は肩幅でまっすぐ立ってみる。　この状態だと、足裏が接地しているのが分かると思う。　そのまま脚を広げていくとブーツの内側が接地して外側が浮いてくるのがわかると思う。　だいたい股が６０度くらい開いたらけっこういっぱいいっぱいだと思うけど、その状態でつま先を内側に向けてみる。　また内側が接地して外側は浮いていると思う。　そこで、さらなる試練を．．．　膝を少し曲げてみる。　大丈夫かな？　そこから膝を外に開いてみる。　足裏が接地しただろう？　まあけっこうきつい姿勢だと思うけどな。　そのときにお尻が後ろに落ちる感覚はないだろうか？　まあ、スキーでいうと「後傾」ってやつだ。　ボーゲンでインエッジがかからない人の正体はこれ。　でも、スキーを履いたらなんかバランスが取れてしまうもんなあ。　そうそう、矯正の話だったな。　つまり、ここで膝を内側に閉じていってみる。　またブーツの内側が接地して外側が浮いてきただろう？　そのときに少し膝を伸ばしてやるとより効果的。　前にも書いたがブーツはもともと前傾していることが多いので、膝を少し伸ばすだけで体は前に出る。　姿勢もよくなるし、エッジも適正になるし、めでたしめでたし．．．　となるわけだが、なかなかそうもいかないのが現実だ。　今回は「膝を外（内）に動かす」としてが、これは股関節を動かすということ。　シーズンも残り少ないが、ぜひ確認してほしいところだ。

  2021年02月25日

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• 検定の難易度がおかしくないかい？

  スキーをやっているとバッジテストを目指したりってのも楽しみの一つ。　級が上がると上達した感もあるしね。　バッジテストはSAJの話で、SIAではIT検定っていうのがある。　検定の内容については以前書いたかと思うが、子ども用にジュニアIT検定なんてものもある。　これはバッジではなくてメダルになるんだけど、グリーン、イエロー、レッド、ブロンズ、シルバー、ゴールドとあって、検定種目や難易度も変わってくる。　検定種目でいうと、グリーンは直滑降からの停止（プルークでもよい）、イエローはプルークボーゲンでの連続ターン、レッドはシュテムターン、ブロンズはパラレルターン（ロングターン）、シルバーはパラレルターン（ロング、ショート）、ゴールドはパラレルターン（ロング、ショート）、総合滑降、となっている。　斜面の条件はいずれも整地で斜度はグリーン、イエローは４－１０度の緩斜面、レッド、ブロンズが１０－１５度の中斜面、シルバー、ゴールドが１５－２５度の急斜面、となっている。　まあ、昔からスキーをやっている人は「ふーん、なるほどね」って感じだと思うが、最近スキーを始めた人にはなんか違和感がないかい？　自分で検定を受けるつもりで種目を考えてみてほしいんだが、グリーンから始まってイエロー、レッド．．．そう、レッドのシュテムターンだ。　シュテムターン、やったことある？　これね、それなりに滑れる人でもけっこうハードルの高い種目だと思うんだ。　実際の話、子どもの場合、プルークボーゲンで滑ってたのが、だんだんスピードに慣れてきて、いつのまにやらパラレルスタンスになってるってケースが多いので、あまりシュテムターンを本気でやらないことが多いと思う。　レッスンの中ではプルークボーゲンからのバリエーションで、小さいハの字、大きいハの字とかやったりするので、そこ課程で、片スキーだけ開いたり閉じたりってのもやる。　それなりにシュテムターンっぽくはなるけど、シュテムターンをやってるわけではない。　シュテムターンはというと、パラレルスタンスで、ターンの切り替え部分から外スキーを開き出して重心を移動、しかる後に内スキーを引き寄せるという操作になる。　こんなもんを厳密にやれと言われてできる人って、そうそういないよ。　きちんと練習してないとね。　大人でもけっこう難しいわけで、これを子どもにやらせるってのはやっぱり難しい。　それならなんちゃってパラレルに導いた方が早いぞってなる。　それが検定の種目にあるわけで、プルークボーゲンができるようになった子が、難しい条件でシュテムターンに挑まねばならないということだ。　まあ、昔はプルークボーゲン→シュテムターン→パラレルターンといくのが一般的だったので、こういう並びになってるんだろうなあ。　まあ、シュテムターンというか、交互踏みかえ操作は技術としては持っていていいものだと思うので、やって損はないけど、普段はまあやらないよな。　そういう意味では検定の種目にあって、練習するのもいいものなのかな？

  2021年02月17日

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• スクール日誌（２１．０２．１３）

  いやいや、なんとも暑い。　日中、スクールの外にある温度計が２０℃を超えていたようだ。　２０℃だよ。　ウエアも薄いのにして、インナーもできるだけ薄くしてみたが、やっぱり暑い。　そんな中、午前中はスノーボード。　なんというか、講師が足りないのだよ。　それなのに子どもの初心者がガンガン入ってくるわけ。　しかも小さい子。　これは大変なのだ。　そんな中で小学生の初心者のクラスを担当。　なんかここのところ、ボードを履く機会が増えてきたな。　正直な話、ボードはというと、「まあ中斜面ならなんとか滑れるよ」ってレベル。　教程に従って言うと、スキッディングターンはまあいけます。　カービングターンは障害物がなければなんとかできそうです、ってところかな？　最近はカービングターンなんてやってないなあ。　まあ、形ばかりはできるよって感じ。　そんなレベルでも講師不足の中ではレッスンを担当しなければならないってことだ。　それでもまだ、スクールでは配慮？してもらってるのかな、できるだけスキーのレッスンに回してもらえるのだけど、なんか今シーズンはボードの受講者が多いみたいだ。　この間はボードのレッスンばかりでスキーの出番がないなんてこともあったなあ。　どうもこれは新型コロナの影響ではないかと言われてたりした。　ちょうど広島県でも緊急事態宣言まではいかなかったけど、かなり厳しい状況だったし、福岡は緊急事態宣言が出てたし。　家族連れが来なかったんだよな。　スキーのときは、初心者でもレッスンの後半に１本リフトに乗って緩斜面を滑るというところまでいくんだけど、ボードはなかなかそうもいかないなあ、と。　だって、立てないんだもの。　立てないと滑れないじゃない。　まずは、リフトの乗り降りのために、片足装着で直滑降からストップ、もしくはターンをやるんだけど、これがまず難関。　直滑降ができないんだよなあ。　直滑降をクリアしたら、いよいよ方向を変えるわけだけど、実は今シーズン出た教程がちょっと問題だったわけ。　足の操作を重視した内容になってるんだよね。　基本姿勢とかは変わりないんだけど、そこから板のトーションを使った操作を指導内容としているんだ。　これね、けっこう難しいよ、初めての人には。　昨シーズンは、どちらかというと、体の動きというか、腕の動きでやってた部分があって、そちらの方がやりやすいのかなあというのが正直な感想。　それと目線かな？　基本の姿勢ができたら、目線と腕の動きでリードした方がいいみたい。　というのを、前回と今回のレッスンで実感。　そこができてから足の操作だな。　片足装着でのストップ、ターンまでいったら、両足を装着してとなるんだが、前回はここで失敗したんだよな。　リフトで上がって緩斜面で練習と思ったのだが、思いの外てこずった。　実は教える側からしてもちょっと不便。　というのも、自分はボードを外してサポートすることもあるわけだが、斜面を降りながらだとときどきボードを取りにいかねばならないということだ。　リフトに乗らずに上り下りなら、ボードを置いておいても問題ない。　だけど、受講者にとってはこれ、けっこうツライわけだ。　上るのってしんどいもの。　両足を外せばいいんだけど、装着にえらい時間がかかるからなあ。　でも、これも今度試してみるかな。　午後からはスキー。　検定を受けたいという小学生。　どのくらい滑れるか分からないからどのメダルにするかを決めなきゃならないというもの。　いろいろとコースを滑りながら見ていて、最終的にブロンズメダルにチャレンジ。　かなり雪の状態が悪い中での検定だったので、大変だったけどね。　やっぱり検定もいい雪の中でびしっとやりたいよなあ。

  2021年02月13日

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• ヘルメットが欲しいなあ

  今使っているヘルメットは確かステージ２（おっと今は３になったんだっけ）を取りに行ったころに買ったものなので、かれこれ１０年くらいになるかな？　ついに耳当てのところのスポンジが露出してきた。　だいぶあちこちを当てたりもしているので、正直使用にはそろそろ耐えないかな？　本来ヘルメットはだいたい５年くらいが買い替えの目安と言われている。　なので、とっくに買い替えていなくてはならず、フリーで滑るときは別のヘルメットを使っているので、スクール用のが欲しいなということろ。　ヘルメットは頭の保護のために必要なのだが、ゴーグルをしているとけっこうありがたいのだ。　よくあるニット帽にゴーグルだと、帽子がずれる。　ゴーグルを合わせて、ずれた帽子を直したらまだゴーグルの位置がおかしくなって．．．というループにハマるのを防ぐごこができる。　まあ、たいしたことではないけどね。　でもこれ、悪天候の場合はけっこう助かる。　ニット帽だと雪が降っている日は帽子に雪が積もるわけだ。　振り払ってもきっちり落ちるわけではないので、そこにゴーグルを上げてしまうとゴーグルの内側に雪が付く。　ヘルメットだとわりと雪をきれいに払い落とせるので、ちょっと違う。　まあ、ヘルメットの着用はなんといっても頭を保護すること。　スキーの場合もだが、得にスノーボードをやる人は着用を推奨したいところ。　後ろにこけたときは意外に頭を打ってるもんだ。　ただね、ちょっとやってみようということでレンタルで来ている人はなかなかヘルメットをと言っても難しいわけ。　買えば１、２万円くらいはするものな。　ヘルメットだけ買って後はレンタルでってちょっと考えにくいよなあ。　そうなると、ヘルメットもレンタルできるといいよなあって話にはる。　が、これはレンタルする側からすると結構リスクがある。　ヘルメットは外側に固いシェルがあって、その内側は平たく言えば発泡スチロールだ。　で、打ったときにシェルが凹むわけだが、中の発泡スチロールが潰れて衝撃を吸収する。　で、シェルは割れなければ元に戻るが、潰れた発泡スチロールは元には戻らない。　そうなると、次に同じところを打った場合、衝撃は吸収されないことになる。　なので、レンタルする場合、そのヘルメットの損傷具合が分からないのだ。　つまり、安全かどうか分からないヘルメットを貸し出すのはリスクがあるよねえ。　確か、ヘルメットを貸し出しているところもあるみたいだけど、そのあたりは自己責任でってことなのかね？　まあ、シェルがある分、ないよりはあった方がと思うかもしれんが、衝撃を吸収しないヘルメットではちょっと安心できないと思うぞ。　まあ、ここいらへんが、なかなかヘルメットの着用率が上がらない原因なんだろうな。　SIAでは講師にはヘルメットの着用を義務付けており、受講生にも着用を推奨しているので、たいていレッスンの中ではヘルメットの話をしている。　最近はヘルメットを被っている人が増えてきたけど、道具をレンタルしている人はまだ帽子をかぶっているだけマシって状況だものな。　ということで、ヘルメットが欲しいなと思ったりするわけだが、この新型コロナのせいで、ちょっとショップまで行くのは厳しい状態。　そうなるとネットでとなるわけだが、ブランドとかによってサイズ感が違うからなあ。　実際に試着してみて買いたいところではあるが．．．どうしよう？

  2021年02月08日

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• スクール日誌（２１．０２．０６）

  すでに春スキーの様相が漂ってきました。　なんというか、暑い。　ウエアの上は薄いタイプに変えて、いつも来ているベストも脱いで．．．　でもまだ暑い。　そんな日にスノーボードのレッスン。　もうね、暑さの２乗と言っていいくらい。　ちょうど、シーズン初めの開いた時間で、ボードの指導法についておさらいしていたのだが、実際にレッスンをやってみて思ったこと。　教程どおりに進めることはできるが、そこから逸脱するとかない厳しい。　ここがスキーと違うところ。　スキーはこれまでにかなりの蓄積がある．．．と思う。　なので、いろいろな症状を見てきていて、それに対する対処法もそれなりに組み立てることができる。　ボードはというと、そこまでの蓄積がナイ。　スノーボードのハウツーものなど見たりもするのだが、どうもね、今一つしっくりこないというかなんというか。　そこに書かれていることを自分ができるかと言われると、まあできると思う。　問題はそれを人に伝えること。　これって難しいよなあ。　今年、SIAの教程が変わったという話を前に書いたと思うのだが、そこを見ていると、スノーボードってあまり書かれていないんだよなあ。　なので、一つ前の教程も参考にしながら考えているんだけど、書かれていることは分かる。　それをやってみることもできる。　が、それを伝えるとなると．．．　これが難しい。　まあそうだよなあ、やったことないから説明しても伝わりにくいんだよな。　その原因はもうも「ボードが滑る」ことみたいだ。　実際、きちんとワックスをかけていたら、平地でも板の上に乗ると微妙に動き出したりするもんだ。　これがバランスを取りづらくする。　少しでも斜度があれば当然滑り出してしまうからなあ。　実はこれ、スキーでも同じことが言える。　とかく最初は「スキーは滑るもの」という概念を植え付けることが重要だものな。　ただ、スキーは両脚がある程度自由になるが、ボードはそうもいかない。　例えていうなら、スキーは自動車でスノーボードはバイクと言えばいいだろうか。　スキーは立ってるときにはそれなりに安定するけど、ボードはそうもいかないのだ。　バイクというとあれだから自転車と言ったほうがいいか。　自転車をほぼ制止状態で扱うのって難しいだろう？　方向を変えるにはある程度走っているほうがいい。　なぜなら、曲がるのに傾けないといけないからだ。　スキーにはプルークボーゲンという必殺技があるけど、ボードはない。　いろいろと考えてみたけど、どうやって伝えるかってのが難しいなあ。　なにかそこにいい方法が見つかれば．．．

  2021年02月06日

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• スキー場がなくなるのか？

  数年前に半分冗談で言ってたのだが、なんか冗談では済まなくなってきたようだ。　広島のスキー場もかつてはけっこうあったのだが、ここ数年、どんどん閉鎖に追い込まれている。　やはり大きな原因は雪不足。　スキー場に雪がないとスキーもできないわけで、そうなるとスキー場の経営も苦しくなる。　で、小さいスキー場はもうほとんどない。　大きいスキー場ですら閉鎖に追い込まれている。　まだ新型コロナの影響ではないな。　昨年も新型コロナが騒ぎになったのは２月を過ぎてから。　北海道のスキー場で新型コロナの感染者が出たとかで、スキー場が目の敵にされてたけど、広島の方ではまだそこまでの騒ぎにはなっていなかった。　が、なんせ雪がなかった。　なんせ１２月にはほとんど営業してなくて、年を越してようやくスキーができるようになったからな。　実際、去年は毎年行く北海道で滑り始めだったもの。　そんな状態で今シーズンはもう数えるほどしかスキー場が開いてない。　雪は十分にあると思うんだけどね。　そんな中、１か所だけウハウハなスキー場がある。　ここはそんなに大きなスキー場でもないんだが、経営コンセプトがしっかりしているのがいいんだろうなあ。　誰が金を落としてくれるのか分かっているのだ。　前にも書いたことがあるけど、スキー人口はもう少なくなってきていて、スキー場がお互いに限りあるパイを奪い合っている状態。　じゃあ、そんな状態でどの層を取り込むのが経営的に成功するのかというと、家族連れだ。　つまり、子どもをターゲットにしているスキー場はまず失敗しないといえる。　家族連れは間違いなく金をスキー場に落としてくれる。　子どもは基本的に「スキーをする」ことが楽しいというよりも、「スキーに行く」ことが楽しいのだ。　ここは重要。　つまり、ただ滑るだけの子どもってそうそういない。　スキー場に行って、親と滑って、お昼ご飯を食べて、雪遊びをして、おやつを食べて、スキーをして、お土産を買って．．．と、スキーに行くことを楽しむわけだ。　当然、大人は子どもに付きそうわけだから、子どもがスキーをやるとなれば大人も滑るし、ごはんも食べる。　おやつと言われりゃ、コーヒーくらい飲むだろう？　子どものときからスキーの道具を持っているなんてそうそうないので、レンタルもするだろう？　大人も一人ではないよな。　場合によってはじじばばまで付いて来るわけだ。　子ども一人がどれだけの大人を連れてくることか。　大人も、どっかのテーマパークに連れていく感覚なので、子どもが気に入れば何度でも連れてきてくれる。　気に入るためには、子どもが安全にスキーや雪遊びができて、大人も一緒に楽しめる環境があることが重要。　休憩所からその姿を眺めることができたら最高だ。　今はまだ親もそこそこスキー、スノボをやってた世代で、じじばばは間違いなく「私をスキーに．．．」世代だ。　スキー場に行くのは嫌いではないが、かつての情熱はないということだ。　ならば、子どもが「スキー場に行きたい」となったら１日を潰すにはちょうどいいイベントになる。　まあ、これは個人的な考えではあるが、そう外れてはないと思う。　今シーズンは雪はあれど新型コロナの影響でスキー場も厳しい状態にあるという。　今シーズンを耐えられても、来シーズンはもうだめかもしれないってところもあるだろう。　そこで、来シーズンの巻き返しができるかどうかがポイントになるのだが、その戦略がきちっと立てられていないスキー場はもうなくなるかもしれんな。　スキー場も一度営業を止めると、なかなか復活が難しいからな。　果たして来シーズンはどうなってしまうんだろうな。

  2021年02月05日

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• プルークボーゲンのやり方

  なんか今更な話でもあるが、プルークボーゲン。　ちょっと思うところがあるので書いてみる。　プルークボーゲンはスキーのテール側を開いて板でVの字を作りインエッジを雪面に立てる形ができればいいわけだ。　そのためには脚を内股のような感じで開いたらよろしと説明したりするわけだが、それではこちらの意図した状態にならないことがあるわけだ。　先日、子どもの話を書いたときにアウトエッジがかかるって書いたと思うのだが、これは子どもに限ったことではない。　大人でもその状態になることがある。　滑れる人からすると「なぜ？」なわけだ。　その原因の一つは、「膝を曲げている」ということ。　スキーブーツは最初から前景するようにブーツにアングルがついている。　まあ、中には直角に近いヤツもあるけど、たいていは前傾するような感じになる。　そうなると自動的に膝も曲がるわけで、それが良いポジションだとなる。　で、「踵側を開いて」というと、先に書いた内股のような感じになるわけだが、なぜかそこで「がに股」になったりするわけ。　それでもたしかにテール側を開くことはできるし、板もVの字になる。　が、インエッジが雪面に立っていないわけ。　むしろフラットになっているのだ。　なので、ちょっとしたバランスの崩れでアウトエッジがかかるわけだ。　小さい子どもだと、そもそも内股とか言っても分からないわけで、脚を大きく開いてくれたらインエッジがかかって滑っていると先が閉じるような形になる。　これはカービングスキーのありがたみだ。　きちんとインエッジがかかっていたら、スキーが平行に開いていても滑らせるとVの字に近づいていくし、十分に抵抗があるので、それなりにブレーキがかかる。　が、これができるのは小さい子どもに限るように思う。　ただ、脚を大きく開けない子どもの場合はちょっと考え物。　この場合はちょっと頑張って最初から踵側を開く練習をするしかないようだな。　ただプルークボーゲンと言っても、形を示せばすぐにできるというものでもなさそうで、やってみせると以外に奥が深いのかなあという気持ちになったりする。　そのくらい伝わりにくいんだよなあ。

  2021年02月01日

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• スクール日誌（２１．０１．３０）

  今週末も強烈な寒波がやってきたということで、前回を思い出していたのだが、今回はさほど雪も降ってなかったようだ。　高速も雪は積もってなかったし、一般道に入ってからもさほど問題なし。　雪がまったくなかったわけでもないけど、前回みたいに途中で帰ろうと思うほどではなかったな。　それでもスキー場はほどよく雪化粧でまあ楽しめたなあ。　午前中は１級のバッジテストを目指したいという人。　２級は取ったというのだが、１級ってけっこうハードル高いなあと実感。　最近はバッジテストを見る機会もないのだが、検定種目から考えるとかなり基本を重視した内容になっているのではないかと思う。　なんというか、２級はかなり横へのずれを許容するんだけど、１級は縦に走らせる必要があるので、横へのずれには寛容ではないよな。　斜面設定も２級はほぼ整地だったと思うけど、１級はナチュラルバーンだっけ？　今回はまだ板を縦に走らせるって状態でもなかったので、まずはずれのコントロールからだよなあ、と。　どういうことかと言うと、ターンの前半からきっちりとずらしながらエッジングができるかどうかっていう話。　なんかうまく滑れないなあっていう人の大半はターンの後半でエッジングを行っている。　だから、板を振る→エッジングの繰り返しなので、なんかうまく．．．ってなるわけ。　そして、はやく板を回そうとする意識が強いのかな？　今回も小回りがちょっと．．．なんて言ってたんだけど、実際に小回りの練習に入ると原因がすぐに分かった。　ターンの幅が狭い。　これは私もよく分かる。　その昔、研修を受けていて、ショートターンをやってたんだけど、明らかに講師と私でターンの幅が違う。　何度も「もっとゆったりと」って言われたよな。　要するに横の動きが必要なわけなんだけど、早く板を回さないとって思うとターンの幅が狭くなるわけ。　SIAではショートターンとウェーデルンを区別していて、「ショートターンは圧雪車１台分の幅でウェーデルンはその半分くらい」と定義されていた。　圧雪車１台分の幅ってけっこうあるわけで、その当時、私の感覚では中回りくらいの感覚だったものなあ。　午前中は結局ほとんど小回りしていたなあ。　大回りもやりたかったんだけど、今日はなぜかお客さんが多くてね。　午後から久しぶりに幼稚園児だ。　これがけっこう燃えるんだよ。　スキーの指導がどうとか言う前に、気に入ってもらえないとレッスンが成立しないからな。　そして本人のやる気。　やる気がない子を担当すると、それはもうツライ。　まさに修行のごとくだ。　なんというかね、スクールに入るということは、当然お金を頂いているわけだ。　これは２時間でスキー、スノーボードを教わる対価なわけで、当然、それだけのサービスは提供したい。　それだけにやる気が出てこないとそもそもレッスンにならないわけで、お金を頂いた意味がないと私は思っている。　大人だと、まあやる気がなければそもそも入らないが、子どもは親の意向で本人の意思とは関係なく入らされたりするからな。　それでも２時間なんとかしなければならないのだが、親の了解をもらって２時間雪遊びで終わった経験もある。　いや、それでも少しは滑ったかな？　今回も最初は少し怪しい空気がただよっていた。　親にべっとりで離れようとしないのだ。　それでも滑る気はあるらしかったので、親には見えるところにいてもらってレッスンスタート。　どうやら兄弟もそのコースを滑っていたみたいで、本人も滑る気が続いたようだ。　幼稚園児だとどうしても脚力がまだないので、プルークボーゲンはけっこうきつい。　最初に少し、脚を閉じたり開いたりの練習をして、実際に滑ってみる。　スキーのトップを持ってやるとそれなりにできるもんだが、一人でできるようになるのが目標なので、だんだんとトップを持つ手の力を緩めたり一瞬手を離したりして様子を見る。　最初はうまくいかなかったが、だんだんとできるようになってきて、自分で止まれるようになってきた。　とはいえ、離れると不安らしく、スキーの先に手を添えて誘導していくと安心できるようだ。　今回、とあることに気が付いた。　小さい子って、脚をがに股で開くんだ。　がに股ってのもなんか変な表現だな。　いや、ボーゲンで滑らせているはずなのにときどきアウトエッジが引っかかってこけたりするのを以前からよく見かけてたんだけど、その原因がこれだ。　よくよく思い返すと、これ、大人もやってるよなあ。　テールを開くと、当然のようにインエッジが立つと考えるのは間違いだったわけだ。　おかげで改めてプルークボーゲンについて考える機会ができたというか．．．

  2021年01月30日

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• スクール日誌（２１．０１．２３）

  なんというか、朝から雨。　まあ今日は事前に察知していたため、準備は万端。　傘も持ってきたし、合羽も準備したし、滑る気持ちも置いてきたし。　それはともかく、お客さんがおりません。　これはちょっと異例の事態か？　雨が降ってても、たいていお客さんは入ってきていたわけで。　スクールに入ってこないと言うのではなくて、スキー場にいないのだ。　午前中はほぼボーダーばかり。　よく見てると、学生さんかな？　初心者っぽい人たちも見かけるんだけど、スクールには入ってこないのだ。　結局、午後から小学生が１人。　出番もなく（まあ雨降って出ない気MAXだったしね）、ちょっと雨が小康状態になったところで、コースを一回り。　やっぱ薄いなあ。　とおろにより地面が見え始めてるところも。　HPじゃ１３０ｃｍってなってたけどな。　まあ、こんな日は無理はしません。　風邪ひいたら困るもの。　熱でも出ようもんなら、大変なことになるからなあ。　なんて言い訳をしながら．．．　しかし、今日は本当に家族連れ少なかったな。　それにしても．．．　ちょっと新型コロナ対策が甘くなってきているような．．．

  2021年01月23日

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• スクール日誌（２１．０１．１６）

  なんというか朝から大雨。　いや、本当に大雨。　なんでこんな時期に？と思うのだが大雨。　正直、途中で帰ろうかと思ったレベル。　が、スキー場に着いたころには小康状態に。　天気予報では雨降らない予定だったんだけどなあ。　そんな中、久しぶりにIT検定を考えている受講生。　シルバーメダルに興味があるとか。　シルバーメダルとなると、検定種目はパラレルターン大回り、小回り、そしてシュテムターン。　斜度はまあ２０度から２５度くらいの整地。　カービングの要素は必須ではないと理解している。　が、ターンの安定性はやはり評価される。　カービングの要素は必須ではないと言ったが、コースの条件によってはやはりある程度のスピードが求められるため、カービング要素は出てくるのかなあ。　そして、シルバーメダルを考えている人が注意したいのが、「シュテムターン」だ。　ここ最近スキーを始めたなんて人には「シュテムターンってなに？」な状態ではないかなあ。　でも、今でもプルークボーゲンからパラレルターンへと進む過程でスキーの踏みかえ操作はやると思うんだ。　積極的に外スキーの開き出しなんてやらなくても、ターンの時にはなんとなくプルークスタンスになっている人はいるだろう？　というわけで、なんとなくはやってるけど、意識してやってないのが「シュテムターン」。　このターンでなにがやりたいのかというと、積極的な進行方向の変更と加重移動とエッジの切り替え。　外スキーのテールを開き出すことで、スキーの向きを変えるわけだが、次のステップで、向きを変えたスキーに加重することで進行方向を変えることができる。　そして、うちスキーを引き寄せることでパラレルスタンスになり滑走性を高めることができる。　エッジの切り替えと言う点では、まず山側のスキーを開き出すことでアウトエッジからインエッジへと切り替え、谷側に合ったスキーを引き寄せることでインエッジからアウトエッジへと切り替える。　エッジの切り替えを段階的にするというのがポイントだ。　ちなみにシルバー系のメダルはセミシルバーというのがあり、検定種目はパラレルターン小回りが「基礎的な」というのになる。　一応、小回りほどには完成度を求められていないと理解している。　ずれの大きいショートターンでいいと言ったりするんだが、これもちょっと違うかなあと思ってみたり。　ショートターンの要素は必要。　一定のリズムで、ターン弧を描きながら、というのが最低限の要素ということかなあ。　ターンの後半でコントロールできていればOKって感じかな？　久しぶりに検定用のレッスンをやったので自分でもあれこれと思い出すのにちょうどよかったな。　しかし、スキー場での雨は勘弁してほしいぞ。

  2021年01月16日

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• 筋トレの効果が出ているのか？

  ここ数年、スキーで体力不足を実感。　毎年行ってた北海道で４日間滑りきるのがちょっと厳しくなってきたなとは思っていたんだ。　ただ、メンバーに恵まれて？そこまで痛感するということもなかった。　だけど、明らかに滑走量は落ちている．．．と思う。　北海道で大きいスキー場に行くと、リフト１本でも２、３ｋｍくらいはある。以前はだいたい２０本は乗ってたからまあ５０ｋｍ以上は滑走していたわけだ。　それがここ数年はもしかしたら５０ｋｍを切っているんじゃないかってくらい。　しかも、最終日は滑らないことが多いし。　それでもかなり疲れたなという感覚があるので、やっぱり体力も落ちてきているんだろうなあ。　その昔のように１日滑って脚がパンパンなんてこともなくなったから、技術が向上したのか、それとも滑っていないのか．．．　そんなこんなで、２年くらい前から自宅で筋トレを続けている。　まずは腕立てと腹筋から始まって、去年からは下半身と背筋も追加。　やっぱりね、背筋は要るよ。　滑ってるときの姿勢を維持するのにね。　そして下半身。　なんだかんだ言ってもここは無視できないなあ。　大腿四頭筋を鍛えるにはやはりスクワットが王道。　膝を傷めないようにフォームは正確に。　自重で十分鍛えられる。　問題は太ももの裏側、ハムストリングだっけ？　大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋を総称するみたいだな。　ここを鍛えるのがなかなか．．．　最近はランジをやってみたり。　１年ほど続けてみたわけだが、これがやっぱり効果があるのかな？　今シーズンはなかなかいい感じ。　こうやって、効果があったかな？と実感できると続けてきた甲斐があったなあと思うわけ。　ダイエットにもなるので、一石二鳥というところだが、正直ダイエットのためだけにやるのはかなりつらい。　とくに今年はなぜか体重が落ちてくれなくて、まだ負荷を増やさねばならんのかと思ってみたり。　だけど、ダイエットのためには筋トレだけでは不十分で、加えて有酸素運動が必要なんだよね。　じゃあ毎日走るかとなると、それはちょっと難しい。　継続するには「ちょっと難しいな」という気持ちがあるとだめだね。　一度できなかったら、それが言い訳になってずるずるとなってしまうもの。　じゃあ、「できるときにやるか？」ではまずやらないね。　目標を持ったらいいじゃない？と思うかもしれん。　でも、ダイエットは「体重〇ｋｇまで」とか「体脂肪率〇％まで」とかではない。　そこに到達して、それを維持することが本来の目的であるはずなのだ。　目標値に到達するまではたしかにモチベーションを上げていくことができる。　だけど、その先、ただ維持するためにやるのはけっこうしんどい。　日々変動する体重や体脂肪率に一喜一憂しながら続けて行かなければならないのだ。　スキーのための筋トレはなぜか続くのだ。　毎年、その効果を実感できるからかな？　体重維持と似てなくもないが、ちょっと違う。　なんというか、シーズンの終わりがスタートで次のシーズンの始めがゴールになるからなのかな？　なんかまとまりがなくなってきたな。　でも、今シーズンは確かにいきなりハードに滑っても問題なしってことで、やはり筋トレを続けた効果あったのだなと。　まあ、これもいつまで続けられるかがねえ。　スキーをやる間は続けられそうだな。

  2021年01月11日

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• スクール日誌（２１．０１．０９）

  いつもなら北海道へ飛んで行くこの連休なんだけど、今回は新型コロナの影響で飛べないため、スクールへ。　とはいえ、スクールもいつまで行けることやら．．．　ということで雪でございます。　高速道路が止まってたりしてちょっとひやひやもんだったけど、私が乗る区間は大丈夫だったので一安心。　とはいえ、途中から道路にも雪が。　こういう状況も久しぶりだなあ。　高速を降りたらもちろん道路に雪。　まあ、事故などないようゆっくり行こうと車を走らせていたのだが、途中、除雪が間に合ってないのか、モサモサのボコボコ。　腹こすってるし、この状態がひどくなったらもう帰ろうかなあとか思いながら走っていると、途中かがビシッと除雪されていた。　それにしてもこれだけ雪が降ったのも久しぶり。　本日は全コース滑走可とあって、若干心も踊ったが、天気は雪。　ときおり吹雪っぽい感もあって、テンションはどんどん下がっていく。　朝一でパトロールに出たときはまだ下のコースだけ。　上の方はまだリフトの準備をしていた。　午前中はレッスンがなかったので、再度コースの偵察。　上まで上がってみたが、コースの状況は申し分なし。　ただ、天気がねえ．．．　いつものことではあるけど、このコース、吹上の風がすごい。　午後からは上級者のクラスを担当。　今日の受講者の人はいつもレッスンに入ってくれる常連さん。　特に何をするということもないのだが、大回り、小回りをやりながら、気になるところを指摘して、修正を。　と言っても、いつものレッスンでやるほどのことでもなく、できるだけ普段の滑りの中でできそうなことをいくつか紹介。　そう、今日は大回りができたというのがうれしいよね。　ここのスキー場で、しかも急斜面で大回りするの本当に久しぶりだ。　なんせ昨シーズンは急斜面がオープンしなかったからな。　大回りが気持ちよくできなのはまあスキー場にお客さんが少なかったというのもあるんだけどね。　まあ、天気を見てこなかったのか、朝の道路状況で来られなかったのか。　山口県の西は高速が止まってたから、九州方面からは少なかっただろうなあ。　新型コロナも流行しているのもあるのかと思ったけど、先週は満車になったくらい人が来てたから、そちらはあまり関係ないようだな。　そんなこんなで、レッスンが終わって、今日は早々に退散。　帰りもずっと道路に雪。　行程の７割くらいは雪があったんだけど、こういうのも何年ぶりだろうって感じ。　それにしても、新型コロナはどうなるんだろうなあ。　関西圏も緊急事態宣言て話になってるし、全国的に広がりそうな勢いもあるし。

  2021年01月09日

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• スクール日誌（２１．０１．０３）

  年末年始に雪が降り、ゲレンデの状況はかなり良くなっていた。　道中も、山道にさしかかったころから雪が道路に残っており、ようやくスタッドレスタイヤも本領を発揮。　前日に「ボードが要るかも？」という連絡があり、急遽ボードを持っていった。　正直なところ、昨シーズンはほとんど滑れていないので、今シーズンはスキーに専念するつもりだったのだが、なんか怪しげな空気が．．．　というわけで、いきなりボードのレッスン。　ええ、それはもう大変でしたよ。　なんせ昨シーズンはまったくボードレッスンやってないんだもの。　記憶の中を検索しまくってレッスンの内容を思い出していきながらのレッスンということで、若干手際悪し。　ボードのレッスン（初心者だけどね）については手順があるみたいで、まずは片足を着けて直滑降からストップをやる。　そして両足を着けてサイドスリップ、木の葉、ターンへと進んでいく。　と言葉で書くとさも大したことないように見えるのだが、実際にやるとそれはもう簡単にできてしまう人と悪戦苦闘する人に見事に分かれる。　なんていうのかな、平均台を横向きに歩いていくみたいな感覚になるのかな。　台の上にきちんと立てるとバランスも取れてさほど怖くもないわけだが、腰が引けたりするとバランスが悪くていかんともしがたいわけだ。　しかもボードは足元が動くからね。　そして、ボードの場合、利き足がとても重要だということ。　たいていの場合、利き足が後ろで軸足が前になる。　例えば、サッカーボール右足で蹴る人は左足が前のレギュラースタンスになることが多い。　逆ならグーフィーだな。　ここを間違えると、じつに滑りにくいことになる。　前にも書いたが、ずっと後ろ向きに滑るようなもんだからな。　ボードってどっちに滑ってもいいじゃないと、私自身、ボードをやるまでは思っていたのだが、実際にやってみると、バインディングの取り付け位置とかなんとか、やっぱり前後があることが分かった。　そして、ターンのときは前後に傾くことになるので、ここがまた難しい。　結局、午前午後とボードレッスン。　かなり厳しい。　が、今後もレッスンが入ることを考えたら、ボードの方も内容を組み立てていかないといけないなあ。

  2021年01月03日

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• 自由な人達

  久しぶりにゲレンデに立って改めに目についた光景がある。　それはスノーボードをやってる人たちがあまりにも自由だということ。　またスノボのマナーが悪いとか書きたいの？　いやいや、今日はそんなもんじゃありません。　どっちかっていうとスキー場に一言いいたいもの。　スノボの人にとっては本人の危機と言っていいだろう。　で、何？　そんなにもったいぶるような話なの？　自分でボードも持ってきている人にはまず見かけられない光景ではあるんだけど、レンタルの人はもうすごいことになっている。　スノボって利き足の関係でレギュラーとグーフィーなんていうスタンスの違いがある。　右足が前に出るか左足が前に出るかって違いだね。　バインディングの取り付け具合で、両足のつま先が前後に向くように取り付けてあるものはまだ被害が少ないんだが、両方のつま先が進行方向に振ってあると悲劇が生じる、というか時に奇跡が生じたりする。　利き足を見誤るとまあ滑りにくいもんだ。　端的に言うと、これを間違えると常に後ろ向きに滑る羽目になるということ。　本人は前に向いて滑ってるつもりだから滑りにくいことこの上ない。　これはまだよくある話だが、レッスン中に分かったら直ちに「レンタルに戻って板を替えてもらって」となる。　ブーツを左右逆に履いている。　これもたまに見かける。　スキーでも、特に子どもなんだけど見かけることがあるよなあ。　よく足が入ったなあと感心しながら履き替えさせるんだけどね。　そして、ボードでよくあるのが、「リューシュコードをつないでいない」ってやつ。　ここのレンタルのボードは脚に巻き付けるタイプ。　なので、保管するときはバインディングにつないでいる。　これがまたちょうど肩掛けのようにみえるんだよな。　で、そのまま履いて滑っているわけ。　なので、バインディングがベルトで繋がっている状態がよく見えるわけ。　たいてい、この状態を見かけたら声をかけて直してもらってるんだけど、昨日はちょっと多すぎた。　５、６人がこの状態でまとまって滑っていったり。　これ、レンタルするときに聞いてないのかなあ？と思うわけ。　１人、２人ならまあ聞いたけど忘れてるなと思うんだが、これだけやってないやつがいるとレンタルは本当に説明してるのか？と。　これだけやってない人がいる原因はおそらく初心者同士で来ていると言うことだ。　経験者が一緒だと、たいていこのような事態にはならない。　初心者同士で、誰もリューシュコードの存在を知らないし、なんでそんなところにベルトが繋がれているのかも分からないわけだ。　間違っていても誰も指摘してくれないからね。　スクールに入ってくればその時点で道具の使い方の説明から入ることになる。　が、スクールに入らなければ分からないまま、他の人を見様見真似でやるから、肝心なところが抜けてしまう。　かくして繋がれてない自由な人達が増えるわけだが、これは危ないよねえ。　さすがにこれは見過ごすわけにもいかず、スクールを通してレンタルに改善を要望してもらった。　なんか昨シーズンにも同じ要望をしたような気がするなあ。　レンタルがどこまでやるかはそれぞれなのかもしれんけど、道具の使い方の説明は必須だと思うんだけどな。

  2020年12月30日

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• スクール日誌（２０．１２．２９）

  いやいや、ようやくスキーの話題に戻ってきたぞ。　ということで、スクール初日。　実はスキーも初日。　なのに、きっちりと講習は入ってくるもんだ。　ゲレンデはというと、先日のカンパで降った雪もあらかた溶けて、ほぼ人工雪の状態。　コースも１本だけになっていた。　お客さんの入りはというと．．．やっぱり少ない。　まあ、まだこんなもんかな？　この日は滑るのが２年ぶりという高校生を担当。　久しぶりで滑れるかどうか不安とはいうが、やっぱり体は覚えているもんだ。　前にも担当したことがあるので、そのときの滑りは覚えているのだが、やはり少し慎重になっているか？　今回は、ポジションチェックと、脚、腰の使い方を中心にプルークターンからパラレルターンへと移行する流れで１日やってみた。　高速でのトレーニングも難しいので、今回はできるだけ低速で行えるメニューを選択したわけだが、そうなるとスキーをずらす操作が増えてくる。　SAJでは１級のテスト種目に横ずらしなんかが復活したりもしたけど、このずらす操作、もさもさの人工雪でやるにはけっこう難易度が高い。　その中でいかに均等にずらしていくかってのがポイントになるのだ。　ただね、今回ちょっと反省したのが、きちんと説明ができていなかったということ。　言葉にはできるんだけど、どうも伝わりにくい。　ここは今後の課題だなあ。　とはいえ、デモをやりながら見せると意図は伝わったようでなんとかやろうと頑張っていたみたいだけど、切る、ずらすを日ごろあまり意識していなかったのか、意図的にやってもらうとなかなかうまくいかないようだ。　これは初期のころ、プルークボーゲンをやる課程でずらすのをやるんだけどね。　もちろん、シュテムターンをやる課程でもずらすことをやる。　パラレルターンの課程でもやるので、普通に滑れるようになると忘れてしまうのかなあ。　あれこれとやってると、「これ、やったことある」とぼちぼち思い出してくれてるようなんだけど。　なんだかんだで自分の中でも講習の組み立てを再整理するちょうどよい機会にもなったんだけどね。　今シーズンはなんといっても新型コロナの影響が随所に出まくっていて、スクールでも待機のときはできるだけ外に出ていたりとか、講習中もマスクをしていたりとか（これはかなり苦しい）、リフトではできるだけスペースを取るとか。　２人乗りは１人で、３人乗り、４人乗りなら２人でってのがまあベターな選択だと思う。　が、ここのスキー場、そんな配慮はない。　空いているときは、できるだけスペースを取って乗っていたんだけど、混んでくるとそうもいかず。　このあたりはスキー場でもっと対策を取ってほしいなあ。　食堂ではテーブルに仕切りはあったけど、席数を減らした気配はなし。　換気すりゃいいってもんじゃないと思うんだがな。　半分とは言わんが、せめて３割くらいは席数を減らしてほしいなあ。　といっても、そもそもお客さんが少ないので、そこまで考えなくてもいいのか？　けっこうね、駐車場で食べてる人が多いみたい。　私も、昼ご飯は車に戻って食べたもの。　しばらくはこれが続くかなあ。　天気が良かったからいいけど、天気が悪いと、ちょっと不便だな。　それでも自分でできる対策は取らないとなあ。

  2020年12月29日

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• 急に寒くなったけど

  １１月に入って、予想はされていたものの急に寒くなってきた。　北海道では平野部でも雪が降ったんだよな。　そうなると俄然燃えてくるのだが、静岡でスキー場がオープンしたというニュースがあってからというもの、スキー場に関するニュースはない。　そうは言っても、広島のスキー場も来月にはオープンするという話があるので、そろそろスキーの準備をしようかなあと思う今日この頃。　が、今一つ燃え上がらないのだ。　やはり新型コロナだ。　北海道で再び流行の兆しが出てきた。　下手をすると東京都なんかと同じくらいの感染者が出ている。　ほとんどが札幌市なわけだが、そうは行っても札幌がとなると新千歳も怪しくなってくる。　スキーも場合、札幌を必ず経由しなければならないわけではない。　新千歳からスキー場に直行できるからな。　しかし、新千歳には札幌からも多くの人が来る。　そうなると、必ずしも大丈夫だとは言い切れまい。　広島の方でもスキー場がオープンしたと言ったところで、どうやって感染防止対策をとるかが問題だ。　滑っているときはまあいいだろう。　休憩のときにレストハウスに入るのがどうなのかな？と。　席数を減らして対応するか？　ただでさえ、食事時には大混雑なのにねえ。　今シーズンはもう、事前に食料を買っておいて車で休憩するしかないのかなあとか思ったりする。　トイレも大変だよねえ。　もっとも、スキーをするときはマスクをしていても暖かくていいかな。　道具もぼちぼちと整備していかないとな。　そういえばブーツももう５年以上になるか。　本当なら今年替えたいところだったけど、店に行けなかったからなあ。　板もチューンナップに出してなかったな。　もっとも、出すほど滑ってなかったもんな。　雪もなかったし。　今シーズンは雪が積もるといいなあ。

  2020年11月05日

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• そろそろ寒くなってきたので

  朝が肌寒くなってきて、そろそろなにか上着でも着ないといけないかなあという時期に。　そうなってくると、スキーが頭の中でうろうろし始めるわけだ。　といっても、今年はあまりいい話がない。　昨シーズンはとにかく雪がなかった。　板を履いたのが今年になってから。　そして３月に入る前に滑るのを止めた。　まあ、新型コロナの影響というか、このころってスキーも感染源のごとく報道されていたからなあ。　北海道のスキー場で感染者が出たとか言って大騒ぎ。　食堂やホテルがアカンってことで、実は３月に入って北海道に滑りに行こうかなあとか思っていたのだが、実現できなかった。　そのくらい広島では雪がなかったってこと。　だって、急斜面を滑ったのは１月に北海道に行ったときだけ。　広島では一度、無理やり中斜面を滑ったけど、ただ降りたって感じ。　しかも、スキー場の閉鎖が相次いだ。　何と言っても衝撃的だったのが、瑞穂ハイランドスキー場の倒産。　この界隈では一番大きいスキー場といっても過言ではなかったからなあ。　そこが経営破綻して、次はどこだ？ってね。　そしたら芸北国際も身売りの話が出た。　この分だとサイオトも怪しいなあ。　ここ、よく行くスキー場なんだけど、経営方針というか、滅茶苦茶だもの。　いや、そう思うのは自分だけか？　とにかく、一部のボーダーのためのスキー場になってしまっている。　雪がないのにパークを作ってるしねえ。　しかも、緩斜面の一等地にだ。　そこを普通のコースにしてくれらた家族連れとか絶対喜ぶよなあってところにパークだ。　緩斜面のコース、以前は人工雪をきちっとつけていたのだが、最近はほとんど手を付けてない。　なので、緩斜面がない。　子どもや初心者にはつらいコース設定となっている。　よく事故が起きないなあとある意味感心するよ。　それなのにファミリーデーとかやってんだもんなあ。　家族連れできてどこ滑るんだ？ってね。　まあ、それも一部のボーダーのためのスキー場にするというのであればいいんだけど、そんなスキー場が長続きするわけないじゃない。　なにかの大会をやるとかイベントをやるとかでもないからなあ。　今、広島でスキーを楽しめるのはめがひらスキー場くらいしかないのかな？　大佐もぱっとしないしね。　瑞穂もどこかが経営を引き継いだとかいう話もあるけど、今シーズンは雪がどうのと言う前に、どれだけのスキー場が経営を続けてるんだろう？という心配の方が大きいかもしれないな。　そうは言っても、今年の冬は雪が降りそうな話もあるし。　問題は新型コロナ。　こいつの対策もしなきゃならないわけで。　滑ってるときとリフトのときはまあいいとして、食堂とゴンドラは気を付けないとな。　ゴンドラは知らない人と乗るのはＮＧくらの対策をするのかなあ。　食堂もソーシャルなんてやられると激待ちになる可能性が高いなあ。　地元で滑るときはお昼持参だな。

  2020年10月19日

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• 今シーズンは大丈夫か？

  まだスキーの話題も早いかもしれんが、いつもならそろそろ今シーズンの話も出てくるころ。　が、今年は全くいい話がない。　地元のスキー場がどうも怪しい。　島根県の旭テングストンに続いて、瑞穂ハイランドが経営破綻した。　一説には、瑞穂は買い手がついたとかつかないとか。　広島県もあちこちでスキー場が閉鎖され、芸北地区は虫の息。　芸北国際も危ういという話が出ているそうな。　ここがなくなるとかなり厳しい。　残る大佐とサイオトになってしまう。　少し離れて恐羅漢があるが、ここは天然雪に頼るところが大きい。　さらに離れためがひらだけは満員御礼に近い営業を続けているという。　ここは中国自動車道の吉和ICを降りてすぐのところにあるからな。　スキー場も昔に比べて拡大しているみたいだし、なにしろここには温泉がある。　これは大きいよなあ。　前にも書いたが、温泉や美術館があるのでスキーをしない家族も一緒に来れるもの。　恐羅漢は中国道の戸河内ICを降りて３０分くらいくねくね道を走らねばならず、新しく広い道路はできたけどかなり大回りになるのがネック。　雪が降ればなかなか楽しめるところなんだけどね。　芸北地区は戸河内ICを降りてやはり３０分くらい山道を走るか、加計スマートICを降りてやはり３０分くらい走らねばならない。　が、めがひらと比べると不利なのは致し方ない。　芸北国際は大平コースといういいコースがあるんだが、ここは天然雪に頼るので、ここ最近はほとんどオープンしてなかったんではないかな？　せっかく６人乗りという訳の分からんリフトもあるのに、まったく活かせてない。　サイオトはもともと人工造雪で長い期間シーズンがあるのが売りだったんだけど、最近はその人工造雪を節約しているので、雪がない。　しかもちょっと雪をつけるとすぐにパークを作ってしまうもんで、普通に滑るコースがない。　大佐もやはり雪が降らないとエリアが限られてしまうもんで、なかなかお客が集まらない。　そうそう、１９１の存在を忘れていたな。　スキー場としてはかなり離れているけど、戸河内ICから５０分くらいだったかな？　大きいスキー場ではないけど、なかなか楽しかったと記憶している。　最近は行ってないけどどんな状況になっているんだろう？　特に営業を止めたとかいう話も聞かないので、頑張っているのかなあ。　そんなこんなで、広島県のスキー場はけっこうピンチだ。　実際、昨シーズンはほとんどまともに滑れてないもんなあ。　今シーズンが今から思いやられるんだが、一ついい話があるとすれば、この冬は寒くなりそうだという予報があるってことだ。　多少は雪を期待してもいいのかな？

  2020年09月30日

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• 来シーズンは大丈夫か？

  このくそ暑い時期ではあるが、スキーの話。　昨シーズンは暖冬の影響もあり散々だった。　なんせ、初すべりが正月過ぎてからなので、どれだけ遅いのかと。　北海道では割と順調に（それでも少なかったけど）雪が降ったものの、信州方面でも雪不足が顕著となり、新潟でも年末に雪がなかったとか。　こりゃ、北海道しかだめだなあと思ってたところに新型コロナ。　スキー場も目の敵にされたよなあ。　食堂が蜜になって、そこで感染者が出たとか。　あっと言う間に北海道で新型コロナが広まってスキーに行くどころの話ではなくなってしまった。　地元の方ではまだ、そこまでの騒ぎにはなってなかったが、雪が無くなった。　３月を待たずにスキー場がクローズとかどうなってんだ？と。　そのころには全国的に新型コロナの騒ぎが広がっており、学校も休校になるとかパニック状態。　なんかうやむやのうちにシーズンが終了してしまった。　来シーズンはどうなのかというと、これがまた怪しい。　ワクチンとか治療薬が出れば、インフルと同じような扱いになるのかもしれんけど、それまでは「接触を避ける」が感染防止の方法であり、「自然治癒」が唯一の治療法。　まあ、人込みを避けて行動するしかないよなあ。　ここにきて、高校とか大学の寮でクラスターが発生。　これがまた障害になりそうな気がする。　最近はあまり団体で雑魚寝とかもないけど、普通に４人部屋とかあるもんな。　で、何泊かするわけなので感染の危険がないとは言えない。　泊まりは厳しいとなると日帰りは大丈夫かということだが、地元のスキー場が果たして生き残っているかどうか．．．　旭テングストンが倒れ、瑞穂が倒れ．．．　小さいスキー場は軒並み倒れ．．．　来シーズンも雪が降るかどうか．．．　もし、来シーズンも雪がなかったら地元のスキー場は全滅の憂き目にあうかもしれんなあ。　じゃあ、どこに滑りに行く？　日帰りもだめ、泊まりもだめ。　スキー界もかなりピンチかもしれん。　近場は雪不足、遠くに行くと新型コロナ。　もはや八方ふさがりと言うしかないな。　ではどうする？　雪不足は自然のことなのでどうしようもあるまい。　となると、新型コロナの対策をとなるよな。　やっぱ、ワクチンや治療薬が出ないとどうにもならんか。　北海道はまだ雪は大丈夫みたいなんだけど、新型コロナがなあ。　どうしても新千歳空港に集まるからな。　この際、東北方面にスイッチするかというのもあるけど、なかなか行くまでに東京を通ったりとか、福岡を経由しなきゃならんとか、そう簡単にはいかないものだな。　車でとなると、まあ行かれないことはないけど、往復で２日取られるからなあ。　しかし、何か考えんと次の冬は本当にスキーができないという状態になりかねないな。

  2020年08月20日

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• 瑞穂スキー場が破産申請

  なんというかエイプリルフールだと思いたいのだが、そうでもないようだ。　島根県の瑞穂スキー場を経営する会社が破産申請を行った。　このスキー場は、一帯では最大のスキー場と言っていい。　高速道路を降りてすぐのところにスキー場があるため立地条件は申し分ない。　ハイランドとタタミの２エリアがあり、初心者から上級者までが十分に楽しめるスキー場だ。　私はあまり行ったことがない。　なんせ、その昔は行くのが大変だった。　普通に行ったら駐車場に入れなかったもんな。　なので、昼間に滑りたいときは、夜中に出て駐車場で仮眠していた。　そして朝はリフトに乗るのも一大事。　ハイランドにはゴンドラがあるのだが、それに乗るために２時間待ちってこともあったみたいだ。　私はハイランド側に車を停めたことがない。　まず入れなかったもの。　タタミの方だと、２方向にクワッドリフトがあったので、まだ早くから並ぶと、３０分くらいで乗れたかなあ。　リフト券も周辺のスキー場に比べて割高だったし、食事もやっぱり割高だったし。　そうは言っても、ナイターには割と行ってたかな。　さすがに夜は人も減るので、なかなか楽しむことができたし。　行くのに高速道路を通る必要があり、交通費もバカにならないので、人数を集めて行かないといけないし。　一般道でも行けるんだけど、道路が大渋滞だったんだよね。　まあ、この界隈では割とにぎわっているスキー場だと思ったんだけどなあ。　先月には瑞穂のお隣、アサヒテングストンも破産して、島根のスキー場が二つなくなったことになる。　今後、どこかが経営を引き継いでくれるといいんだけどなあ。

  2020年04月01日

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• なんか不完全燃焼

  今シーズンを振り返ってみたら、１０日も滑ってないなあ。　まともに滑ったのはキロロでの３日間だけ。　こちらでは雪不足（というレベルではないな）で急斜面を滑ることもなく、人工雪のみでコース幅も狭いので大回りをすることもなく。　気持ち的には大回りをやったけど、まあ冷静に考えたら中回りだな。　こちらにあまりにも雪がないので、北海道にでも行こうかと思ったらコロナウイルスで断念。　きっと、雪の状況はいいだろうなあ。　まあ、それはそれとして来シーズンに向けて振り返ってみるか。　体の動きについて考えてみると、「足元から」というのが重要なのだが、果たしてそれが実践できてたかどうか。　「足元から動かしていく」というのは聞いたことあると思うが、これがなかなか意識するのが難しい。　最終的には腰まで動きが伝達してかねばならんわけだが、感覚的に言うと腰の動きが一番わかりやすいのだ。　最近ではレッスンの中で重心移動の話をするときに「上半身は動かさないよ」と言うことが多いな。　そういえば、昔はよく頭を傾ける人が多かったのだが、最近はあまり見ないな。　その分、肩を動かす人が多いように感じる。　ひところみたいに、外側の腕をガバッと上げる人もあまり見なくなってきたが、まあいないわけではない。　これのせいで肩のラインが必要以上に傾くんだよね。　肝心なのは、肩、腰、膝のラインがバランスを取っていることなので、肩のラインが崩れると全体のバランスがおかしくなる。　バランスを取りながら、足元から動かしていくというのを意識すると、スムーズな滑りになっていくわけだ。　今シーズンは、ほぼ小回りから中回りくらいでしか滑ってないので、いろいろと試しながら滑ってたんだけど、まだ自分の中の感覚と合ってないところがあるんだよな。　これは来シーズンの課題に取っておくとするか。

  2020年03月09日

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• スクール日誌（２０．０２．２９）

  夜に雪が降ったそうです。　なんでも３０ｃｍくらい積もったとか。　が、朝には幻のごとく溶けていたそうな。　雨が降ってたもんなあ。　天気も悪いし、滑る気にもならないし、なんて思っていたら．．．　お客さんがいない。　いや、冗談抜きで。　なんというか、子どもがおりません。　小さい子を連れた親子連れが一組いたかな？　もちろん大人もほとんどおりません。　スクールに入ったお客さんも一人。　なんというか開店休業中。　やっぱあれだよねえ。　コロナウイルス。　小中高を一斉に休校したもの。　イベントも自粛だしね。　まあ、来ないよねえ。　恐るべしコロナウイルス。　スキー場も災難の年になったな。　前半は雪不足、後半はコロナウイルス。　北海道なんか、ゲレンデコンデションはばっちりだと思うんだけどねえ。　今はとても行けるような雰囲気ではないし。　まったく困ったもんだ。

  2020年02月29日

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• スクール日誌（２０．０２．２３）

  スキー場の雪。　火曜日に降った雪。　あるはずの雪がない？　見事に溶けてました。　スキー場に着くまで道路に雪はなし。　せっかくスタッドレスタイヤ、変えたのになあ。　もう終わりだなと思う今日この頃な状態でした。　それでもレッスンはあるもんで、本日は検定も。　前走をやったんだけど、滑るところがな～い！　なんて言ってるわけにもいかないわけだ。　検定となると、斜面設定が必要になるわけで、斜度、コース幅、距離が確保されないといけない。　しかも、検定コースをクローズするわけではないので、結構大変。　なので、スタート前にしっかりとコースを見定めてスタート。　で、前走が終わったら検定の目合わせで検定員に参加。　検定の受験生を午前・午後で担当していたんだけど、検定用のレッスンとなると、どうしてもつまらなくなる。　ここが、最近の悩みどころ。　検定用とはいえ、なにか面白いやり方ないかなあ、と。　しかし、こう雪がないと、もともと広くないゲレンデがますます狭くなるわけで、連休のせいなのか、数日前に雪が降ったせいなのかお客さんは多いし。　久しぶりにリフト待ちを経験したもんなあ。　こちらはそろそろ今シーズン終了かなあ。

  2020年02月23日

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• スキー板を選ぶ

  もはや「身長＋１５ｃｍ」の時代ではありません。　すでに何をどう選んでよいものやら、正直「コレだ！」と言えるものがないのです。　ブランドも然り。　どのブランドがよいかなんて、もうね、本人の好みですよ。　そうは言っても購入の際の参考になる点はいくつかある。　独断と偏見に満ちた意見ではあるが．．．　ブランドの話はとりあえず置いといて．．．　まずは長さと幅と重さ。　長さは短いと操作性が良くなるけど、安定性でいえば長い方がいいと思う。　普通にゲレンデで滑るだけなら身長ー１０ｃｍくらいまでかな？　長くても身長くらいでいいのではないかと思う。　ちなみに身長１７１ｃｍの私は１７０ｃｍの板を使っております。　それでも「長いんじゃない？」って目で見られることがしばしば．．．　GS用に１７７ｃｍを採用しとります（まだ使ってないけど）。　別にガチで競技をするわけではないので、このあたりでよいかな？と。　A級の大会をとなると規定があるのでそちらを参考に。　草レースならこのくらいで十分。　幅はというとセンターで７０ｍｍくらいがまあ標準ではないかなと思っとります。　センターがこのくらいだと、トップとテールがだいたい１００－１１０ｍｍくらいになるのかな。　重さはというと、重たい方が滑走中安定するけど、持ち運びが大変。　軽くても、普通に滑る分にはさほど問題はないようです。　競技の話を出したけど、ピステ対応だとだいたいどのブランドも競技用、デモ、オールラウンドの２タイプぐらいを用意しているようです。　まあ、競技用はそれなりな人が選択すればよいとして、デモかオールラウンドってところになるんだけど、最近のデモ用は気を付けないといけない。　それはR値（ラディウスのことだ）。　最近のデモタイプってRが１５ｍを切ったものが多い。　つまり、良く曲がる。　が、広いゲレンデで大回りをしたいときに気持ちよくない。　そこでオールラウンドタイプを検討してみる価値ありだ。　個人的には１５ｍ＜R＜１８ｍあたりが気持ちよく大回りができて、小回りにも対応できるのではないかと思う。　あとは材質。　メタルプレートなんかが入っているものは、コブなんかで注意が必要。　コブでは柔らかい方が滑りやすいと思う。　まあ、とりあえず滑りたいっていうのであれば、身長より若干短いくらいの長さで幅がさほど太くなくて、Rが１６ｍくらいでやや軽めの板を選ぶのが無難かなと思う。　ブランドは．．．まあお好みで。　どのブランドでもいいんだけど、デモのセカンドモデルかオールラウンドモデルあたりがお値段的にもよいのではないかな？　まあ、可もなく不可もなくではあるけど、大きくハズレってことはないと思うよ。　そうそう、テール幅には気を付けて。　あまりに広いとゴンドラでスキーラックに刺さらない可能性があるのでね。　ツインテールも気を付けて。　同じ理由でね。

  2020年02月22日

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• パラレルターンを完成させる　６

  なんとなくパラレルターンまでたどり着きました。　これを「初歩パラ」と業界では呼んでいるとかいないとか．．．　基礎パラって言い方もあったかなあ。　そう、まだパラレルターンという評価にはなっていないのだ。　で、初歩パラ。　初歩的なパラレルターンということで、パラレルスタンスになっていること、両スキーの同時操作ができていることがポイント。　これってパラレルターンじゃないの？と言われるかもしれないが、まあその通り。　ただ、キレが違うというか、少しできが悪いというか．．．　個人的には谷回り部分のコントロールの仕方の違いなのかなあと思ってたりします。　山回りでターンを仕上げつつ、重心移動をしながら谷方向に体軸を落としていきつつエッジを切り替えて谷回りに入って行く．．．のがパラレルターンだとすれば、初歩パラは、山回りでターンを仕上げつつ抜重してニュートラルポジションまで重心を移動し、スキーの先落としにより谷回りへ入って行く．．．ということになるか？　プルークボーゲンやシュテムターンでやってた谷回りと同じ感覚になるのだと思う。　当然なかがずれの多いターンとなるわけだが、初歩パラの段階では、パラレルスタンスになっていることと、両スキーの同時操作ができるという点に着目すれはいいと思う。　おそらくこの段階ではストレッチ系のターンになると思うので、そちらで話をするが、山回り部分で脚を曲げながら加重を強めて、脚を延ばしながらニュートラルポジションへと重心を移動する。　なので、伸び上がりながら次のターンに入るイメージになりがちだが、上体までのばすわけではない。　曲げた脚を伸ばすだけだ。　そして、先落としをしながらずれていくことで、重心が内側に入っていき、エッジが立ち始めるとターンが始まっていく。　なので、山回りに入る少し手前からターンが始まることになる。　これを徐々に早めて行くと、谷回りに入るところからエッジングができるようになる。　これでおおむねパラレルターンが完成ということになる。

  2020年02月19日

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• パラレルターンを完成させる　５

  ということで、プルークボーゲン⇒シュテムターン⇒なんとなくパラレルまでやってきました。　正直なところ、この方法による限り、最後の交互操作から同時操作への移行がどうしても解決できないわけだ。　これ、数学で言うと微分みたいなものかな？　交互操作をだんだん早めて行って、最終的にほぼ同時操作になるという具合だ。　でも、これはどこまでいっても同時操作ではないんだよな。　まあ、そこまで交互操作を極めたら同時操作できるでしょって感じで。　これは脚の操作を中心に組み立てられているわけで、実は、体の動きを中心に組み立てられている方法がある。　これはプルークボーゲン⇒パラレルターンへと展開するもの。　間のシュテムターンが入りません。　どういうことかというと、プルークボーゲンを今一度思い出してほしい。　重心が常に両スキーの間にあるというものだった。　なので、重心を意図的に動かしていきましょうというものだ。　具体的には、プルークボーゲンで上半身が通常と逆の動きをすることになる。　プルークボーゲンで直滑降をしながら片方の膝を徐々に曲げてみてほしい。　同時に腰を曲げた側にスライドさせる。　反対側は伸ばす。　そうすると、腰をスライドさせた側に曲がって行く。　この理屈は、腰をスライドさせることで、膝を曲げた側のスキーは雪面に対してフラットになっていく。　反対側はエッジが立ってくる。　で、伸ばした側のスキーにより抵抗がかかってターンを始めるというわけ。　この動きに慣れてきたら、プルークのスタンスを小さくしていく。　で、腰のスライド量を増やしていくと、腰が膝を曲げた側のスキーを超えていくところがでてくる。　そうなったとき、スキーはインエッジからアウトエッジに切り替わっているはずだ。　この動きを洗練させていくと、パラレルターンに近づいていく。　この方法だと、交互操作は行わない。　片スキーだけがエッジの切り替えを行うのだが、スタンスを狭くすることでだんだんと同調してくるというわけだ。　この方法によれば、交互操作から同時操作への課題が解決できる。　この方法では、斜面設定が条件となる。　スタンスを狭くしていくことでスピードが出るので、ある程度緩やかな斜面で行う必要がある。　どちらの方法がよいというわけでもないが、これでなんとなくパラレルターンまでは来たことになる。

  2020年02月18日

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• パラレルターンを完成させる　４

  なんかシリーズ化してしまったけど、そろそろ話しも佳境に入ってきました。　パラレルターンまであと一歩のところです。　前回はシュテムターンの話をしてきたけど、開き出し操作と引き寄せ操作という段階からどうやって同時操作に持ち込む？という最大の壁に当たったまま．．．　ここからどうするのかというと．．．　まず、引き寄せのタイミングを早くしてくわけだ。　最初はテールを開き出しつつ谷周りに入り、山回りに入ったところで引き寄せて行くというもの。　この引き寄せのタイミングをどんどん早くしていって、最終的には開き出したらすぐに引き寄せるというところまで。　ここまでくると、タイミングとしては踏みかえターンに近いものになっている。　慣れてくると、今度は開き出しの量を少なくしていく。　で、最後は開き出したつもり、引き寄せたつもりで．．．はい、パラレルターン！　なんてね。　見た目はパラレルっぽくなっているけど、交互操作には違いありません。　結局ね、交互操作から同時操作への壁をどうやって超えるのか？ってところに応えてないわけ。　以前、どこかのスクールに入ったときにその点を聞いたことがあるのだが、いつかどこかのタイミングでいきなり同時操作を行うのだとか。　シュテムターンの意味ないじゃん！　とそのときは思ったものだが、まあこれにも一理ある。　で、実際にはどうするのかというと、ここまで進んだあたりで、ジャンプターンなど入れてみたりするわけだ。　要は、ジャンプして切り替えるわけ。　まあ、これも一種の開き出しのようなもんだ。　最初は谷脚で蹴って山脚で着地から。　踏みかえターンのジャンプ版だ。　これを両脚で蹴って両脚で着地に発展させる。　そこからジャンプの量を少なくしていって、最終的にジャンプせずに切り替える。　まあ、これでパラレルターンっぽくなる。　要するに、シュテム操作もしくは踏みかえ操作から同時操作に映る過程で、なにがしかの仕掛けをしていくわけだが、まあ、今回書いたような内容が多いのではないかな？　ともかく、これで同時操作までたどり着いたわけだ。

  2020年02月17日

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• パラレルターンを完成させる　３

  なかなか完成までたどり着かないんだけど、今回はシュテムターンから。　シュテムターンを見たままに言うと、「プルークボーゲンでターンしてパラレルで斜滑降」となる。　実際には、斜滑降から外脚を開きだして外スキーに加重し、内スキーを引き寄せてターンをする、となる。　内スキーを引き寄せるタイミングが肝なのだが、最初は山回りの段階で引き寄せを行う。　谷回りの段階はスキーの先落としの段階とも言える。　外スキーを開きだしながら、スキーの先落としを行うのだ。　それによって、フォールラインへとスキーは向かっていき、外スキーの開きだしによる加重でターンが始まるというわけ。　ここでもう一つ重要なことをやっている。　外スキーのエッジの切り替えだ。　斜滑降では外スキーはアウトエッジが雪面を捉えているのだが、これを開きだすことによってインエッジに切り替えるのだ。　当たり前にやっているのだけど、意識していないことが多い。　テールを開きだすのでごく自然にエッジの切り替えが行われる。そして、ターンは後半の山回りへと進み、そこで内スキーを引き寄せてパラレルスタンスへと戻ってターンを仕上げる。　ここでは内スキーのエッジの切り替えが行われている。　谷回りでは内スキーはインエッジで雪面を捉えているが、山回りで内スキーを引き寄せることでインエッジからアウトエッジへと切り替えていくのだ。　エッジに注目すると、まず、外スキーがアウトエッジからインエッジに切り替わりプルークスタンスになる。　そして内スキーがインエッジからアウトエッジに切り替わってパラレルスタンスに戻る。　このときには両スキーのエッジの切り替えが終わっている。　シュテムターンは、片脚づつエッジを切り替えていく操作になる。　これが山開きシュテムと言われるターンの方法。　他に、谷開きであるとか両開きであるとかあるのだけど、これはまた機会があったらそのときに。　ここからは山開きシュテムを前提の話になるが、加重・抜重で違和感を感じるのがここ。　谷回りで外スキーを開きだすときに抜重しているので、伸び上がるイメージになる。　そして、山回りで内スキーを引き寄せながら加重していくので、低く縮んでいくイメージになる。　この段階になると、プルークボーゲンではターン初期から加重していくイメージになっていると思うので、加重しなきゃならないときに抜重？ってなるのだが、これはプルークボーゲンが洗練されたがゆえだ。　最初のころは、直滑降から傾いて加重するとターンを始めて、傾くのをやめたらフォールラインに向かって．．．となっていたはずだ。　この「傾くのをやめる」が抜重のタイミングなので、シュテムターンでも同じことだ。　抜重して外スキーを開きだしながらフォールラインに向かっていくのが谷周り部分。　そこから内スキーを引き寄せながら加重していくのが山回り部分。　これがシュテムターンの第一歩になる。　次の段階は、谷周りのところで内スキーを引き寄せてターンを行う。　要は、内スキーの引き寄せのタイミングを早めてパラレルスタンスの状態を長くするということだ。　その次は、開きだしの量を少なくしていく。　これはエッジの切り替えを早くするということ。　併せて内スキーの引き寄せのタイミングも早くなる。　そうすることで早い段階からパラレルスタンスでのターンを行うわけだが、それでも、片スキーづつエッジを切り替える交互操作は変わらない。　これをどこで同時操作にもっていくかというのが、最大の課題となるわけだ。　ちなみに、シュテムターンではテールを開きだすので、ここからパラレルスタンスに移行する過程で、スキーを平行に開く、踏みかえターンが入る場合がある。　どちらにしても交互操作をどうやって同時操作にするのかは解決できない。

  2020年02月16日

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• パラレルターンを完成させる　２

  前回は、プルークスタンスについて書いてみた。　で、パラレルスタンスと何が違うのかってことも書いてみた。　パラレルスタンスは、板に対して重心が左右に移動するのが特徴。　重心が板の上、もしくは板の間にあるのはニュートラルポジションのみで、ターン中は常に両スキーから外れたところに移動する。　と書くと、ちょっと誤解を与えそうなので．．．　板の位置に対して、と言った方がいいかもしれんな。　というのは、板はターンをしているときは傾くので、基本的には板の上に重心があるからな。　まあ、雪面に立っている状態で説明すると、先に書いたようになる。　一番肝心なのは、パラレルスタンスにおいては、板が同調しているということ。　左右の板が同じように動いていく（厳密には違うけど）のでターン中は外スキーのインエッジと内スキーのアウトエッジで雪面を捉えている。　常にインエッジで雪面を捉えるプルークスタンスとの一番の違いがココ。　それが分かったところで、じゃあ、プルークスタンスからどうやってパラレルスタンスに？となるわけだが、実は、これが最難関となる。　プルークスタンスでいるかぎり、どうやってもパラレルにはならない。　板を平行にすればいいという問題ではないからな。　内スキーのエッジをいつ切り替えるかということだ。　その昔行われていたのは、プルークボーゲン⇒シュテムターン⇒踏みかえターン⇒パラレルターンという流れ。　でも、これにはどうしても克服できない課題点がある。　踏みかえという交互操作から同時操作へどうやって移行する？という問題。　ここをクリアしない限りパラレルターンにはならないわけだ。　その昔はけっこう大胆な解決方法もあった。　それは外スキーのみでターンするもの。　内スキーを使わないので、同時も交互もないわけだ。　が、両スキーで滑る限り、どこかで交互操作を同時操作にしなければならない。　でも、みんなパラレルターンをしているわけで、その人達はどこかでこの課題をクリアしたことになる。　が、誰もそれを説明できないという状態になっているわけだ。　ということで、まずはシュテムターンについて書いてみようと思うがそれは次の機会に。

  2020年02月15日

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