西紅柿 吵 冗談

今年の花粉の飛散量は、去年の１.７倍らしい。

自慢じゃないが、西紅柿の花粉症は年季モノで

物心ついたころから、春先になると鼻水をズルズルしていた。

一説では、花粉症の症状というのは

　『 コップに水をポタポタ落とし続けていて、ある時

　いっぱいになって溢れる時が、症状が出る時 』

と言われているけど、自分の場合に照らしてみると、ちょっと信じがたい。

西紅柿が御幼少の砌の頃は 花粉症 だの

アレルギー性鼻炎 なんていう言葉はなかったから

鼻水を垂らしていると、周りの大人たちから

「 西紅柿はバ〇だから、春先になって

　他の人の風邪が治る頃になると、鼻風邪をひく。」

と言われ、風邪じゃないから熱もないのに

２月半ばから４月半ばまでの２ヶ月間

毎晩風邪薬を飲まされ続けていた。

でも今年は、風の強い日などは、ちょっとグズグズすることもあるけど

以前のように、とめどなく鼻水が流れ続ける、なんていうことはない。

去年も、初めのころはあまり症状が出なかったので

半世紀来の花粉症が治ったのかも～。

なんて喜んでいたら、３月も終わり頃になって突然始まった。

今年は、今のところ落ち着いている。

それにしても、 昔は今ほど情報量が多くなかったためか

今になって思えば、昔の大人って

随分いい加減なことを言っていたような気がする。