2008/04/23(水)20:34
マニラに行ってきました(その11)
こんばんは♪(^∀^)
踊り子B 1985(昭和60)年生まれの22歳
身長 150センチ余、体重不詳(日本に来てから相当肥った)
ルックス 可愛い系
マニラ・トンド出身
職業 フィリピンパブのダンサー
独身、3歳の男の子あり
自称 子無し
学歴 ハイスクール卒
語学 タガログ語、英語(相当怪しい)、日本語(極めて怪しい)
そんな踊り子Bの家を訪ねたマニラ3日目の昼。
踊り子Bの息子であるチビスケをワシがチョコンと小脇に抱えつつ、
「お前の息子かわいいなぁ♪」
と言っても、頑強に弟だと否定する踊り子B。
オジサン(踊り子Bの母の従弟)は心配そうに
踊り子Bの母は「゚(∀) ゚ エッ? 何この展開は?」という顔で
Uちゃんに至っては「マジ?」と驚愕の様子で
見ています。
踊り子Bの妹は、踊り子Bと入れ替わりでシャワーへ行ってしまいました。
若干のやり取りの後、
顔が強張っている踊り子Bが
「ナニ、イッテル。あこノオトウトダヨ。。。」
と発したので、
ワシが諭すように
「もう、よせよ。。。自分の息子をそんなふうに言うんじゃないよ。。。」
と言いますると、
観念した踊り子B。。。
「誰ガ言ッター!誰、誰、日本デ聞イタ?あてC?誰ーーーー」
壊れかけています。。。
ちなみに「あて(アテ=姉さん)C」とは、
踊り子Bを一番可愛がっていたベテランタレント。
非常に優しい穏やかな女性。
独身、女の子1人、
子どもの写真も見せてもらったのですが、
父親がアメリカ白人系フィリピン人なので、お人形さんみたい。
ワシの家にも遊びに来たことがあり、おいしいフィリピン料理を作ってくれました。
この時点では、まだ松江にいます。
Cちゃんなら、踊り子Bのプライベートの詳細を知っていても不思議じゃないなぁ
などと思いつつ、
「Cちゃんが、そんなことをペラペラしゃべるわけねぇだろうが。よく考えろ。」
と諭すも、
「ジャア、誰ガ言ッター!!!」
どんどん壊れていきます。
なんか。。。
だんだん悲しくなっていきました。。。
で、更にギャーギャー騒いでいますので、
「やかまし。黙れ。ワシはお前が子持ちだと分かっていた。しかもこの子は顔がお前によく似てる。で、お前の母親に聞いたら、お前の子どもだと言った。以上。」
と言った瞬間、
踊り子Bの顔が更に紅潮し、
ヽ(д`ヽ)。。オロオロ。。(ノ´д)ノしている母親を睨み付け。。。
ガクッと肩を落として、頭をかかえております。。。
沈没しました。。。
はぁ~、手間のかかる娘だよ。
「お前、自分の息子、嫌いなのか?」
「ウウン(否定)」
「じゃぁ、なんで、そんな沈んでる?」
「ハズカシィ。。。」
「何が恥ずかしいんだ?」
「いかうニ、嘘ツイテイタ。。。」
「そぅね。。。ワシは嘘が嫌いなんだよ。。。」
「知ッテル。。。」
「まぁ、いいじゃねぇか。ワシはお前のことも嫌いなんだしさ^^♪」
「ナニ、言ッテルー(怒)、ジョーダンバッカリナァー、アナタ(怒)」
背中をパチンと叩かれました。
ようやく少し元気が出たようです。
「おい、チビスケは、お前が母親だって知ってるのか?」
「知ラナイ。ままハ死ンデ、養子ニキタッテ教エテアル。」
下手な嘘です。
絶対、ばれます。
まぁ、ワシには関係ないことなので放置。
ワシの横でムズムズしていたチビスケが、むずがりましたので
解放したら、外へ遊びに行っちゃいました。
踊り子Bの気分も若干上昇気味。
アドボとシニガンが用意してあるから食べましょうか♪
という話題が、オジサンから出たところめが。。。
用意してない。
母子ゲンカの始まりです。
すごいです。
口ゲンカなのですが、まぁすごい。
Uちゃんに解説してもらったところによると、
要は
踊り子Bは、
にこにこがフィリピンに来たら、
庶民的なフィリピン料理を食べさせたい
でも自分はにこにこの観光案内で時間がない
と考え、母親によろしく頼んでいた。
B母は、
自分で作るのも面倒くさい。
材料代もかかる。
その場になって料理がなかったら、
にこにこに金を出させて、外食♪
そんな感じだろう。
以上。
メシはいらんけど、喉が渇いた。
せめて、飲み物くらい出せよ。
などと思っていると、
B母がイキナリ、
立て替えていたクリーニング代500ペソ(千三百円くらい)出せ
と踊り子Bに言い出します。
こんな時に言わんでもオバハン。。。
娘が可愛くないんかい。。。
手持ちの現金がない踊り子B、
「。。。ゴメンナサイ。。。500ぺそ。。。」
はぁ、見ていて本当に気の毒になります。
いたたまれなくなり、
無言で、ニノイ・アキノの顔が印刷された500ペソ札を一枚手渡します。
踊り子B、「ハズカシィ。。。」と繰り返しつぶやき、完全に凹んでいます。
オジサンとUちゃん、ほとほと呆れ気味。
B母、何故、踊り子Bがそこまで怒っているのかサッパリ分からないという顔。。。
凹みに凹んだ踊り子Bに
いいんだよ。おなかも減ってないしさ。
お前の家も見たし、ワシはそれだけで満足だよ。
メシはどっかで食べようや。
これからブラカンの家も見せてくれるんだろ。
そろそろ行こうや。
そう、うながしました。
※踊り子Bは、トンドが嫌で嫌でたまらず、脱出を図り、
ブラカンというマニラから2時間くらいの郊外に中古の家を買って改築中なのです。
どうせゴキブリ家族も居つくと思うんですけど。。。
いたたまれないオジサンもUちゃんも
そうだね、そろそろ、行こうか♪
と同意して、
じゃーねー、さよーならー♪
と無理に明るい笑顔を作り、あいさつを。
はぁ、これで楽しいワシ、オジサン、踊り子B、Uちゃんの4人だけになれるよ。
ごくつぶしのB妹ともお別れだ。
ホッとしましたよ。
正直なところ。。。
多分、二度と訪れることもないであろうトンドに別れを告げ、踊り子B宅を後にしたワシら。
ワシ、オジサン、Uちゃんが路上で踊り子Bがなかなか出てこないので待っておりました。。。
5分経過。。。
ちょっと私見てきますね。
そうUちゃんが言い残して、踊り子B宅に引き返してから5分後。。。
Uちゃんとトボトボ歩いてくる踊り子B。。。
遅いよ。早く行こうや。昼飯はジョリビー以外で食おうや♪何でもいいぞ^^
そう、ワシが言うと、
まま。。。
キガエテル。。。
マッテテクダサイ。。。
ホントニ、ゴメンナサイ。。。
(゚Д゚≡゚Д゚)エッナニナニ?
ママが着替えてるの?
なんで???
もう、踊り子B、半ば涙目です。。。
いたたまれません。
たいがいにしろ、
オバハン。
では、今日はここまで。
サラマット ヘ(゚∀゚ヘ)ヘ(゚∀゚ヘ)ヘ(゚∀゚ヘ)ポー!!
マブーハーイ♪