|
カテゴリ:カテゴリ未分類
こちらからどうぞ(photo 17枚) 暴風雪の8日敢えて行った。海岸近くに来るとホワイトアウトが襲う。対向車のライトに注意深く神経を集中。慎重に運転。ハンドルを握る手にも自然に力が入る。 漁港に着いた。吹雪が激しいので暫しの間車内で待機。風雪が少し弱まった。それでも強く街中とは違う。車外に出る。防寒着なのに一分も経たないうち寒さが身に染みる。身体が煽られカメラを持った腕が揺れる。指先が直ぐかじかみ顏に雪が突き刺さる。 強風に波が逆立つ。小さな漁船が雪を被ったまま停泊。見ていると小舟は波に煽られ岸壁に打つかる。雪が溜まると船は転覆の恐れ。漁作業にも影響。度々雪を海に捨てるのは大変な作業。 こちらには着雪注意報というのが有る。電線や船舶への注意報だ。着雪で重くなり電線がたわみ風を食らって切断の恐れがある。大きな漁船でも着雪でバランスを失い転覆する。船体に付着した雪(氷)をハンマーで叩き割る。 今の時期、時化る日が多い。大きな低気圧が通過の時は4~5日は待機。穏やかな日は小型漁船による沿岸漁が盛んだ。ニシンやハタハタ。 漁師が言う、『板一枚の下は地獄。』。 この時期の旬の魚を食べる時この事を思い出す。命がけの仕事の恩恵で美味い魚が食べられる。感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|