やっと今日から 大阪で、
世界報道写真展2007 が
始まったので、早速行ってきました。
作品は、撮影禁止なので・・
やはり今年も、
パレスチナやレバノンなどの戦争に関する写真が
多かったように思います。
中にはモノクロながら、
被害に遭った子供の体から流れる血が
一瞬、真っ赤に見えるほど、
生々しくも悲惨な現状を目の当たりにさせられる写真もありました。
テネリフェ島のビーチに漂流してきた難民たちを
必死に救助する水着姿の観光客たち・・・
という写真も印象的でした。
(マジメな写真なのに、視線は水着姿のオバのお腹のたるみに釘付けで・・・)
重苦しい写真が多い中、あの“世紀の頭突き”も見れました。
そう、去年のドイツW杯・決勝戦。
あたしは、あの試合、ナマで見てたんです。
だのに、角度が悪くて、ちょうどジダンの後ろ姿からの眺めだったので
きれいな頭突きが見れなかったんです。。
なので、真横から見たきれいな頭突き・・・を写真で見れて
“へぇ~ こんな感じだったんだぁ~” と改めて思いました。
ただそれだけで。他にたいした感想も無く。。。
そうそう、世界中での報道写真の中に
日本で撮られた写真も入っていたんです。
アメリカ人が撮った写真だったんだけども。
“日本のサラリーマン稼業はラクじゃない”的なテーマで
通勤電車で疲れた顔したサラリーマンや
酔いつぶれて街路樹にもたれかかったサラリーマンの
写真がモノクロで展示されていたんです。
なんだかねぇ、日本てこういうイメージなのね。。。
他には、どこの国だか忘れたけども
58歳以上限定の、ミズコン(←既婚も未婚もOKなので“ミズ”)写真とか。
そんな企画があることの方にビックリくりくりだったので、
写真の中のミズがべっぴんさんだったかどうか、見忘れました・・・
写真を見終わったあと、約20分のビデオを見るんです。
去年の8月にレバノンで撮られたビデオでした。
イスラエル軍による空爆前と空爆後の街の変化や、
空爆後の救助活動の様子、停戦後の復旧活動の様子など・・・
メッセージは、“LOVE”でした。
この写真展を見に行くようになって6年目。
毎年思うことは、去年もこういう写真見たなぁ・・・ということです。
場所は変われど、世界のどこかで戦争が。
その悲惨な状況を伝える写真が無くなるどころか、減ってもいない。
世界のあちこちでこの報道写真展は開催されていて
その来場者数は毎年増えているそうなのに、
どうして戦争がなくならないのか。
来年もまた、同じような写真を見ることになるんでしょうか。。。
なんて、たまには真顔で言ってみました。
お見せ出来ないのが残念でござります。
重苦しい雰囲気のまま、写真展を出て、
向かった先は・・・
やっぱり最後は・・・
六甲おろしで、かんぱ~い!