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シグマのカメラに魅せられて

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Jun 10, 2024
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カテゴリ:神社・仏閣

小松寅吉の狛犬「飛翔獅子」の代表作がある、西白河郡中島村川原田の川田神社へ。小松寅吉が師匠・小松利平の弟子として布孝の名を襲名したときの作品です。中島村指定の文化財です。見た瞬間、寅吉作と分かる、旧来の狛犬からは想像もつかないほど独創的なデザインの感動の狛犬です。撮影機材は、iPhone14 Pro。

⇒左側吽形の狛犬。この迫力は何とも言えません。

⇒右側阿形の狛犬。彫りの深さは寅吉独特のものです。

1892年、小松寅吉の師匠である小松利平が亡くなり三回忌が明けると、48歳になった寅吉は自ら中島村の川田神社に圧倒的な迫力と新しいスタイルの狛犬を奉納しました。躍動感あふれる狛犬は『飛翔獅子』と呼ばれています。村指定の文化財になっているのも納得ですが、国の文化財になってもいいと思っています。

⇒川田神社は、県道44号線沿いにあり、自宅から18kmと自転車ではちょっとしんどい距離です。到着するなり、いきりなり目に入る迫力の飛翔獅子が来てよかったと思わせます。


⇒吽形の狛犬。襲いかかってくるような姿勢です。子どもの獅子は右側に外れてしまいましたm(_ _)m。

⇒阿形の狛犬。空を飛ぶ龍の変形にように見えます。胴体下に、花も飾られています。

⇒吽形の狛犬を別の角度から。子どもの獅子も見えます。台座から飛び出す迫力です。

⇒口を開けて吠える阿形の獅子。立っているのは雲の上だそうです。

⇒吽形の獅子。下の岩は雲を現し、一体で彫ったそうです。

⇒阿形の獅子の尾は、まさしく空飛ぶ飛翔獅子。ボタンの花もあしらわれ、センスが光ります。

⇒吽獅子の後ろ姿。これが一体で彫られたとはその技術はすごいです。

⇒阿形の獅子の後ろ姿。尾がウルトラセブンに見えてきます。

⇒阿形の狛犬には出身地の「浅川町 福貴作」と、吽形の狛犬には「石工 小松布孝作之」と名前が刻まれています。

⇒小松寅吉の説明書き。信州高遠藩出身の石工・小松利平(1804~1888)の弟子で後に利平の養子となったそうです。

⇒一歩入ると一の鳥居とその先に二の鳥居。扁額は天満宮。その奥に拝殿。

⇒拝殿。天満宮は、菅原道真をご祭神とする神社です。

⇒色彩はないが、立派な本殿。柵の中にiPhoneを入れて撮っています。

⇒本殿の見事な彫刻。東面→南面→西面。

(また訪れたい川田神社 おわり)






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Last updated  Jun 10, 2024 01:01:09 PM
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