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今日は5月23日の月曜日。 昨日の日曜日は、帰省している娘のリクエストにより、プチ旅行! 同じ但馬地区にある朝来市まで行ってきました。 『鉱石の道』と名付けられた案内図発見。 但馬観光路線バス『たじまわる』の停留場所になっているここは・・・ 神子畑鋳鉄橋。のぼりや案内板がなければ見落としてしまいそうな古くこじんまりとした橋。とはいえ、日本国内では最も古い鋳鉄製の貴重な橋とのこと。 一通り石碑に書いてある説明文を読む。ただし何も覚えてはいない。 そして本日の目的地に到着しました。養父市(旧養父郡大屋町)の明延鉱山と朝来市(旧朝来郡生野町)の生野銀山の間に位置する『神子畑選鉱場(みこばたせんこうじょう』跡。認定5周年の若い日本遺産である。
目の前に山肌に沿って聳え立つコンクリートの『要塞』?線路が山肌にへばりつく様に伸び上がっている。一円電車はケーブルカー? そしてこちらが一円電車。パンタグラフも付いている立派な電車であることは間違いない様です。大きさは、遊園地にある電車のちょっと大きいバージョンですが。
本当に運賃一円で運用されてたのね。しかも昭和62年までというから、ついこの間のことです。私の記憶が確かなら、昭和40年代(小学校時代)の地元の駄菓子屋では、飴玉1個五円で売ってた様な・・・。一円で乗れるなんて、異次元の料金ですな。 そしてこちらが本日のメインイベント『シックナー』と言われる巨大な建物。
直径33メートルを越す巨大なモニュメント『シックナー』粉砕した鉱石をこの遠心分離機のお化けみたいな装置で、鉱石を取り出していたとのこと。※ムーセハウスのおっちゃん(失礼)談。
今回の旅のきっかけはこの地元但馬銀行が毎年作成されている但馬地域の風景写真カレンダー。娘がこの写真の風景に一目惚れし、「ここに行ってみたい」と言うので実物を見にやってきた。実はこの写真を見るまで私もこの存在すら知らなかった。それもその筈、この施設を観光地として開発を始めたのはつい10年前からとのことで、『明延鉱山』『生野銀山』の影に隠れていた遺産とのこと。しかしこのエリアは、『天空の城・竹田城』といい、世界に誇れる史跡が溢れている。 選鉱場としては、『東洋一』の規模と言われていた『神子畑選鉱場』の建物も平成16年には取り壊されコンクリートの土台だけが残されている。我が香住の『余部鉄橋』も東洋一の鉄橋と謳われていたが、今は一部を残し取り壊されその姿を見ることができない。時の流れには逆らえないとはいえ、なんともいえない侘しさを感じてしまいますね。 神子畑選鉱場の公式ホームページはこちら→『神子畑選考場跡』
最終更新日
2022年05月23日 01時55分31秒
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