森村泰昌
一昨日18日にこの展示を知り、昨日19日に上司に相談して、今日20日を年休にしてもらえました。勿論、仕事の状況によるけど、こういう前職場では考えられないようなお休みの取り方ができる事が、とっても魅力! 早速夜行バスのチケットをとり、横浜まで行ってきました! 森村泰昌さんを知ったのは、NHKの「ようこそ先輩」というような題名の(各界の著名人が、母校で授業をする)番組でした。セルフポートレイトという意外な方法で表現する、面白そうな人だなぁと思っていたら、しばらくして京都の近代美術館で展示がありました。それがとっても面白くて、えらくはしゃいだ記憶があります。特にモナリザの部屋が強烈でした。 有名な絵画の中に入り混み、なりきるモリムラさん。お客へのサービスも忘れません。なんと、会場にはモリクラというプリクラもどきが出現。私はモナリザバージョン、友達はゴッホのひまわり(ひまわり部分が全部顔になる)バージョンをやりました。 その後、大阪の中ノ島公会堂でも別の展示があって、京都より衝撃は少なかったけど、文化祭みたいな手作りっぽいワクワク感で楽しめた記憶があります。 あれから5年以上・・・私が知らなかっただけで、いろいろやってはったみたいだけど、本当に久しぶり。 今回は、「美の教室ー清聴せよ」という題がついてました。 受付は、爆撃を受けて壊れた教室になっていて、そこでモリムラ先生の声が吹き込まれた音声ガイドをもらいます。そして、モリムラ先生の講義を聴きながら観賞するというユニークな形。 まずホームルームは、黒板と机とイスのある部屋で、モリムラ先生の映像を見ながら、お話を聞きます。それを聞いたら飛び立つ本達に案内されて、1時間目から6時間目と名づけられた展示室を移動していきます。私は特に1時間目のフェルメールの展示が面白かったです。さて今回もユニークなサービスがありました! 最後に卒業試験と題したテストがおいてあり、5問回答したら、目の前で添削してくれて、あたりはずれなく、缶バッチがもらえました。 その後、放課後の部屋では三島由紀夫に扮したモリムラさんがバルコニーで演説してはりました。これはちょっと微妙~。 2時間位で見終わり、お昼ごはん。ここのミュージアムレストラン、美味しかった。 さて、ここの近所には、帆船日本丸も保存展示されていました。昔、旅先で知り合った航海士さんが、「練習船に乗って訓練航海がしたかった」という理由で商船大学に入った話や練習船での話・外航航路の話をしてくれた事があり、いつか見てみたいと思っていたので、気がついた時は嬉しかった。残念ながら、帆は畳まれていましたが、それでもとても綺麗でした。 そうこうしてたら15時もまわり・・・一緒に退職した前職場の同僚が、結婚して神奈川に住んでおり、前日に言ったにも関わらず、お家に招待してくれました。お互い、表情が柔らかくなったと言い合いながら、ひたすら食べてしゃべりました。楽しかった。 すっかり主婦が板についていて、晩御飯も美味しく、家庭菜園でとれたゴーヤやトマトをお土産にくれました。かなり嬉しかったです。 帰りの新幹線は爆睡。明日は我が家に友達が来るので、私も準備しないと・・・