偐万葉・ローリングウェスト篇(その2)
偐万葉・ローリングウェスト篇(その2) 11月も本日まで。11月最後の日記は、久々の偐万葉と致します。 シリーズ第246弾、ローリングウェスト篇(その2)であります。 <参考>過去の偐万葉・ローリングウェスト篇はコチラ。 ローリングウェスト氏のブログはコチラ。 偐家持が呂麻呂に贈りて詠める歌12首 並びに呂麻呂が贈り来れる歌12首 呂麻呂が贈り来れる歌1首越中に 二上の山を 見つけたり 家持懐かし まほろばの山 偐家持が追和せる歌1首玉くしげ 二上山は 越(こし)大和(やまと) ともに恋(こほ)しき わが山なりき 呂麻呂が贈り来れる歌1首ヌスビトと 誰が付けたか 秋の花 清く正しく 咲いているのに (RO麻呂) 偐家持が返せる歌1首屁もひらず 屎もたれぬに その花を ヘクソカズラと 呼びし人かも (RE麻呂) 呂麻呂が贈り来れる歌1首盃を 月に見立てて ム~ンと笑み スーパー飲み過ぎ 二日酔いなり 偐家持が返せる歌1首さかづきも おちかづきにも つきなれば いざいざよひの つきとなるらし 呂麻呂が贈り来れる歌1首万葉の 秋の花々 心癒え ノーベル賞で またも華咲く 偐家持が追和せる歌1首七種(ななくさ)の 花に添ひしか この秋も 咲きてうれしき ノーベルの華 呂麻呂が詠める歌1首毛が薄い RWは 弥生系 太眉憧れ 上毛巡り (RW狂歌師)(注)上の歌は、偐家持が2009年4月12日の日記にて詠める歌「上毛野 うららの 春の 空霧れてひとり行く児や 花散りしきる」に追和せる歌なり。 呂麻呂が贈り来れる歌1首頬染めし 白無垢オモダカ あで姿 花博士には 万葉句の華 偐家持が返せる歌1首おもだかの しろきみひらの はなびらに そひしうすべに はつこひのいろ 呂麻呂が贈り来れる歌1首ガマの穂を 囲炉裏にくべたし つくね棒 さらに松茸 ちと贅沢かな 偐家持が返せる歌1首贅沢の ほどにはあらね 秋の香を ガマでくすべて いかがとやする(注)万葉では松茸を「秋の香」と詠んでいる。 呂麻呂が贈り来れる歌1首仰ぐ富士 不老不死の 不二の山 近くで見るより 遠く眺める山 偐家持が追和せる歌1首このたびは かひにしあれど ふじのやま くもにかくれて かひなくあれり我妹子と あひづのくにの むかひ瀧 あはねば恋も 淵となりぬるこの国の 夜明けに砕け 散りぬれば 玉とも花とも かなしも会津(本歌)会津嶺(あひづね)の 国をさ遠み 逢はなはば 偲(しの)ひにせもと 紐結ばさね (万葉集巻14-3426) (東山温泉・向瀧) 呂麻呂が返せる歌1首むかひ瀧 あひづ吾妻と 逢ひ連れば 淵に深まる 愛づ瀧かな(本歌)安積香(あさか)山 影さへ見ゆる 山の井の 浅き心を わが思はなくに (万葉集巻16-3807) 呂麻呂が贈り来れる歌2首下野(しもつけの) 夏に訪ねた 歴史旅 足利・新田の 足跡を知る輪輪輪~♪ 輪が三つ 懐かしCM 思い出す 三毳の山は 毛毛毛のケ 偐家持が返せる歌2首上野(かみつけの) 旅は春なり 三碑ゆき 花咲く多胡の 夕焼けぞ知る下野(しもつけの) 旅は冬なり 三毳山 こならの兒ろにも 雨にも逢ひし (多胡碑) 呂麻呂が贈り来れる歌1首鳥巣呑む バケツの中は お酒かな? トリスが一羽 三羽ならサントリー 偐家持が追和せる歌1首下戸なれば 思ひもつかぬ たとへにて 二羽ならニトリ 家具でも買はな