2022/04/09(土)17:55
京都銀輪散歩(その1)
京都を銀輪散歩して来ました。4月2日のことですから、少し遅れての記事掲載ということになります。
平安神宮にほど近いホテルに宿をとっての銀輪散歩。
ホテルにトレンクル(軽量折りたたみ自転車)を宅配便で事前に送って置き、ホテルでこれを受け取って出発という、いつものヤカモチ流銀輪散歩であります。
(平安神宮・応天門)
平安神宮応天門の前を通り、疎水の桜並木に出て、丸太町通りに入り、これを西へ。
(注)疎水の桜は下記参照。
京都桜三昧 2022.4.3.
京都御苑を通り抜け、蛤御門(正式名称が新在家御門だというのは今回知りました。)から烏丸通りに出て、北上。
(蛤御門 逆光で写りがイマイチです。)
※蛤御門・Wikipedia
※京都御苑・Wikipedia
今出川通りに出たところ、烏丸今出川交差点で出会ったご婦人から、新町通りは何処かと尋ねられたが、よく分からず教えてあげることはできなかった。彼女は、烏丸通りを南へ下って行かれたが、今出川通りを西へと進んでしばらくして新町通りに出会ったので、彼女が方角違いに進んで行かれたことに気づき、気にかかったものの、引き返してもどんなご婦人であったかも記憶が曖昧なのだから無駄だろうと、そのまま西へ。
(平安神宮~北野天満宮~平野神社~金閣寺の地図)
目指すは桜ということで、平野神社であったが、北野天満宮の前に出たので、立ち寄って行く。
(北野天満宮・鳥居)※北野天満宮・Wikipedia
例により、この鳥居からは入らず、外周道路を奥に進み、楼門付近からの横入りであります。
(同上・楼門)
(同上・宝物殿、撫で牛と梅の木)
天満宮と言えば梅であるが、既に花の時季は過ぎていて、梅はご覧の通りです。
(同上・本殿)
(同上・本殿側面、東側から)
(同上・渡辺綱寄進の石灯籠)
本殿前の庭に渡辺綱が寄進の石灯籠があり、目に止まったので撮影。
(同上・説明板)
説明板の文字がかすれて読みづらくなっているので、ヤカモチが読みとれる範囲で下に転記して置きます。
重要美術品 渡邊綱の燈籠
渡邊綱は平安時代中期の武将源頼政の四天王の一人、大江山の酒呑童子退治、一条戻り橋での鬼との戦いはつとに有名。
本燈籠の由来はこの一条戻り橋の鬼退治の話に遡る。
「渡邊綱が所用で夜半一条戻り橋にさしかかると、若く美しい女性に深夜のこととて家までおくってほしいと頼まれる。しばらく行くと、その女性はおそろしい鬼の姿となり、綱を捕らえて舞い上がり、愛宕山へと戻ろうと北野天満宮上空にさしかかる。その時、綱は太刀を抜き放ち、綱を掴んでいた鬼の片腕を切り落とし難を逃れる。」
後日、綱はこれも天満宮の大神のおかげと神恩に感謝し、この石燈籠を寄進したという。
本殿前の庭から西に出ると、鴨川の洪水から京都市街を守るために秀吉が築いた土塁、「御土居」跡がありました。
(同上・御土居の碑)
(同上・御土居)
御土居跡をめぐる銀輪散歩も面白いかもしれない。
(同上・御土居の説明碑)
御土居跡に通じる通路は柵で囲われ、扉も閉じられている。こちら側からは進入禁止のようなので、御土居に上がってみることはできない。まあ、今回は桜が目当ての銀輪散歩であるから、御土居はパスでもよい。裏手に回って、紙屋川の方から上がる道もあるようなので、そちらの方から上がってみるかとも考えたが、天満宮を出た頃にはそれも忘れていて、平野神社へと向かっているのでありました。
(平野神社)※平野神社・Wikipedia
平野神社は、花見で人気らしいが、ヤカモチは訪ねたことがないので、立ち寄ってみようと思った次第。
人気の神社らしく人出も多い。神社の桜苑への入場は有料。
その桜の写真は4月3日の記事で紹介済みなので割愛です。
<参考>京都桜三昧 2022.4.3.
(同上・鳥居)
(同上・社殿)
本殿は改修工事中のようで、工事仮囲いの前に、簡易作りの仮本殿が設置されていました。
平野神社の主祭神は今木皇大神。
この神様は、桓武天皇の生母である高野新笠の祖神として平城京の田村後宮で祀られていたものが、遷都に伴い、こちらに移って来たものだとか。
(同上)
平野神社から西大路通りに出て、これを北上。
金閣寺へと向かう。
(金閣寺・総門)※鹿苑寺・Wikipedia
(同上)
金閣寺を訪ねるのは、2016年1月20日以来だから6年余ぶりということになる。この折の写真は、下掲<参考>のフォト蔵アルバムに収録されているが、何故かブログ記事にはしなかったようです。
<参考>フォト蔵アルバム・2016.01.20.京都銀輪散歩
(同上・舎利殿金閣)
(同上)
(同上・不動堂)
(同上・境内図 <拝観パンフレットより転載>)
金閣寺を出て、龍安寺へと向かいますが、今日はここまでとします。
(つづく)
#UKRAINE We stand with Ukrainians.
(STOP PUTIN STOP WAR)