2012/08/17(金)10:25
『梅ちゃん』感想の前に
まず最初に
ひじゅには評論家ではないので>当たり前だ
作者の意図とか思想とか意気込みとか真のコンセプトとか
…そういった背景に関しては全く知らない。
登場人物の名前等の確認のため以外には公式HPも碌に見ないしな(笑)
ただ、一視聴者として観て
ただ、胸に浮かんできた“感想”を書き散らすだけ。
それでも何ていうかさ…
何となく浮かんでくるものってあるじゃん?
モヤモヤと。
その一つとして時々思うのが
「行間を読む」VS「脳内補完」
一応、私の解釈としては
*「行間を読む」の「行間」
映像や言葉にしてないだけで
作者の思いは十分に込められているし
それを匂わす作りになっているから
しっかりと視聴者の心には伝わってくるもの
*「脳内補完」
作者の意図とは関係なく視聴者が好き勝手に妄想すること
描写不足や話の辻褄が合わないところを視聴者がアレコレ考えて
それなりに理屈が通る様、脳内で作り直すこと
↓
さらに発展(?)して
作者の方がそれを期待して視聴者に丸投げすること
で
この最後のものが
めっちゃ多い
のが、駄作に共通するもの。
しかも、厄介なことにさ
私には後者にしか思えないものを
前者だと言い張る人もいるんだよね。
その人にとってそうなら別に良いけど
そうは思わない人に「勿体無い」と押し付けてくる場合がある。
ナンダカナ…
でね、
何が言いたいかというと
昨日、ポッドキャストで
町山智浩さんの『ダークナイト・ライジング』評を聞いてたら
凄くスッキリする言葉があったので、ご紹介。
観客が自分の想像力で補えば良いだろうとかね
目をつぶれば良いだろうとか、そんなこと小さな間違いだとか
何故、そんなに観客が一生懸命庇わなきゃならないんですか、映画の穴を?
何故、脚本家や監督が穴を開けっ放しにしたところを
観客が埋めてあげなきゃいけないんですか?
その穴を埋めるのは映画を作ってる側の責任ですよ
それと、穴があっても良いんですよ、気が付かない様にすれば
でも、気が付かれちゃったら、それは失敗ですね
もう一つは目をつぶれって問題があるんですが
何故、目をつぶらなきゃいけないんですか、映画を観てるのに
何故、私達が無理な行動をしなきゃいけないのか、映画を観てるのに
もう、町山さんサイコー!
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