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カテゴリ:NHK朝ドラ-2>つばさ~純と愛
小豆洗いの哀感漂う眼差しに涙を禁じえない
…ひじゅにですが何か? 「100歳になっても描き終わらんかもしれんな」 ↑これって、現在88歳のリアル水木先生へのエール? どうせなら、200歳くらい言ってほしかったぞ>ぉ 藍子ちゃんったらリアリスト しげるはスランプを抜け出し、 喜子ちゃんも自信を取り戻し、 スガちゃんは結婚を決意。 全ては妖怪のおかげ。 でも、藍子ちゃんは半信半疑。 喜子ちゃんの話に関しては、父親を励ますための作り話ではないかとまで言ってるし。 視聴者の中には 水木マンガは好きだとしても、妖怪が実在するとは信じてなかったり 水木マンガそのものに興味はなく、朝ドラだからと観ているだけだったり それこそ色んな人がいるわけで、 アニメで妖怪の姿を登場させた上、登場人物と会話まで交わさせている展開に ドン引きしていることも考えられる。 そうしこととのバランスを取るための藍子ちゃんの台詞? しげるには小豆洗い― 喜子ちゃんには目々連― 妖怪も、ちゃんと人や場所や事情を考慮して現れてくれるのかも? 目々連というと京極夏彦を真っ先に思い出してしまう…てのは前に書いたっけ(笑) 実際には、次女さんが修学旅行で目々連を目撃したという話を聞いて 水木先生はスランプから脱出できたのだそうだ。 それをドラマでどう描くかと思ったら>ましてや予告で映像を出しちゃってたし しげる自身が妖怪に出逢うという、より積極的かつ直接的(?)なきっかけがあって なかなか良かったんでないかと思う>エラソウ 喜子ちゃんの方の体験は、その補強でもあり 喜子ちゃん自身の追い詰められた状況を打破するものとなって良かったし。 アッキーナや戌井さんに励まされるエピは、まあ 朝ドラ終盤の名物「あの登場人物は今」特集の一環だね>ぉ 修学旅行の夜 皆で怖い話で盛り上がるのも、それに呼応するのか宿泊先で怖い現象が起きるのも ある意味、旅行には定番。 いつもとは違う場所、違う雰囲気の中で 皆で夜を過ごすという、そうそうない状況で 怖い話で盛り上がっている時に何かちょっとでもアヤシイものに触れたら 「見えんけど、おる」の反対で 「おらんけど、見える(気がする)」状態になりやすい。 一応皆に合わせた姿勢は取りながらも、やっぱ浮いてる喜子ちゃんは 障子に突然出現した目に皆が大騒ぎする中、妙に冷静。 「動きが変じゃない?」 「確か、この障子の向こうは断崖」 「妖怪じゃないかな」 皆の気持ちを自分の思う方向へリードするのが上手いなあ …なんてチラリとでも思っちゃう、ひじゅにもリアリスト? 派手に登場してくれた目々連は 喜子ちゃんの迷いを吹き飛ばし クラスメート達の見方を変えた。 そして、その話を聞く、しげるの「元気の素」に。 「俺達の話を描いてくれよな、頼んだぜ」 亡くなった戦友達と同じことを、しげるに頼む小豆洗い。 そうなんだなあ、しげるは皆のことを伝えていくという役目があるんだなあ。 ちょっこし、しみじみ… 出版社からの注文がなくても、お金にならなくても 妖怪大図鑑を描き上げるという、しげるの決意に スガちゃんも相沢さんも「面白そう」と積極的な反応を示し マネージメントという現実的な仕事を引き受ける光男さんも笑顔で了承。 妖怪に逢ったと興奮する、しげるの話も 現実ではないと疑う藍子ちゃんの意見も 名前も分からない不思議なものに遭遇したことを喜ぶ喜子ちゃんの話も 否定もせず、大らかに優しく受け止める布美枝。 貧乏に逆戻りすることを怖がっていた、しげるが 「何とかなるだろう」と大きく構えることに成功できたのは 妖怪との遭遇も勿論だけれども、 そうした危険にも全く動じない布美枝が傍にいるからなんだろうな…と思う。 宝物がガラクタとなり、再び宝物に 鍵は「魂」。 自分自身も「マンガ家魂」を忘れかけていたから、 宝物にもそれを感じられなくなっていたってことだろう。 寧ろ、抜け殻の様になってた自分の姿をそこに見ていた? 祖母を眼科に連れて行って、帰りに図書館やスーパーに寄ってきたので ブログがすっかり遅れてしまいましたぁ。 叱咤激励クリック、よろしくお願いします にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中! 朝ドラ『ファイト』~『ゲゲゲの女房』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります やっくんち
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