薬師堂だより

2020/01/12(日)21:10

初虚空蔵縁日

初虚空蔵達磨値切るも利益なり  秩父十三仏霊場虚空蔵寺の縁日が開かれました。  十三(とみ)参りとして訪れる人も多いようです。  何時もは凍えるような寒さの中でお参りしましたが、今年は暖かく、長い石段を登ると汗ばんできました。  古い福達磨を納め、新しい福達磨を求めますが、店の人とのやりとりで、どれだけまけさせるかで御利益が多くなると言われています。  昔は達磨を盗むとより御利益が頂けると、店の人とのバトルがあったようですが、今は流石になくなりました。  近在から多くの人が訪れるので、あちこちで新年の挨拶が交わされていました。  家でも小さな達磨を求めましたが、これから左目に目を入れ、一年間の息災を祈りたいと思います。  この虚空蔵縁日が終わると、秩父の人々は正月が終わったと、平常の生活に戻っていきます。

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