2024/01/12(金)22:11
初虚空蔵縁日
山裾に初虚空蔵の灯が浮かぶ
納められなほ凜とした福達磨
秩父十三仏霊場の虚空蔵寺の初虚空蔵縁日に行ってきました。
丑寅生まれの守り本尊で、息子の守り本尊になっていて、同居する前から毎年お詣りにいっていました。
今日も仕事で遅くなると言うので妻と2人で出掛けました。
縁日は13日ですが、毎年12日の夜お詣りをする人が多く見受けられ、明日土曜日なので子供連れが多く、石段の下から行列が出来ていました。
1年間守ってくれた福達磨を所定の場所に納めましたが、どの達磨も真っ直ぐ前を向いていて、まだ守ってやるぞと言う気概を感じます。
昔は達磨を盗むと御利益があると言われていて、私らより年配の人と達磨屋との闘いがあったと聞いていますが、今は高崎の達磨の並ぶテントで値段の交渉です。
あまりズルズルしないで、良いところでスパッと決めるのが極意のようです。
今夜から明日の午後4時まで開かれていますが、その間参拝者は遠く県外からも訪れ、数万人の人出で賑わうと言われています。
この初虚空蔵縁日が終わると、今年の正月が終わったと感じ、本格的な寒さがやってきますが、天気予報も明日の午後から雪が舞うと言っていました。
この時期の一つの信仰がまた一つ終わりました。