小笠原沖で大規模地震、深い震源 各地で揺れ
AFP BB NEWS 2015年05月31日(日)07時53分の配信です。小笠原沖で大規模地震、深い震源 各地で揺れ JR東京駅で地震発生後に新幹線の運行再開を待つ乗客ら(2015年5月30日撮影)。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI【5月31日 AFP】米地質調査所(US Geological Survey、USGS)によると、30日午後8時23分ごろ、東京の南約874キロの小笠原沖を震源とするマグニチュード(M)7.8の地震が発生した。USGSが発表した震源の深さは約676キロ。AFPの記者によると、この地震で東京では建物が大きく揺れ、車のアラームが鳴り響いた。 ・・・続きはこちらから私見です。先ずは日本列島を取り巻く幾つかのプレートと震源地、各地の揺れを可視化した図を紹介します。 ここで、少し前のガラパゴスでの火山活動の中での解説に誤りがありました。太平洋プレートが日本でユーラシアプレートにぶつかり造山活動を行っていた様に説明しましたが、実際には北アメリカプレートに阻まれ日本列島に直接関係はありませんでした。誤解を招きかねない事を書いてしまいました。謹んでお詫びいたします。しかし、東日本の太平洋で起きます地震の原因でもあり2011年3月11日には2時26分のM9.0の本震(東日本大震災)から3時25分までの間にM7.3以上に余震が3回観測されています。太平洋プレートと北太平洋プレートを挟んだ地域での地震でした。今回は太平洋プレートにフィリピンプレートが絡んだ様です。AFP BB NEWSでは、マグニチュード(M)7.8の地震が発生しUSGSが発表した震源の深さは約676キロとなっています。しかし、日本での報道ではマグニチュード(M)8.5震源の深さは590キロメートルになっています。典型的な報道の毎日新聞社当時30日の23時51分(採取更新稿31日02時36分)のは維新記事を紹介します。小笠原沖地震:遠い場所でも揺れ「異常震域」 各地の震度と震源の位置小笠原沖で30日に発生したマグニチュード(M)8.5の巨大地震。2011年3月の東日本大震災(M9.0)以降、最大規模となる地震は、東京−青森の距離にも匹敵する深さ590キロという極めて深い場所で起きました。深さ100〜200キロ以上の場所で起きる地震は「深発(しんぱつ)地震」と呼ばれます。防災科学技術研究所の岡田義光理事長は「地球内で地震が起こり得る場所としては最深部に近い」と指摘します。最近の国内の深発地震では、2000年に小笠原近海でM7.2の地震が深さ445キロで起きました。今回の震源付近は、太平洋プレート(岩板)が伊豆・小笠原海溝から急角度で地下に潜り込みます。小笠原諸島の西方で起きた地震地震は深く潜り込んだ太平洋プレート内の岩が何らかの原因で壊れたことで起きたと考えられます。平田直(なおし)・東京大地震研究所教授は「これだけ大規模の深発地震は世界的に見ても例がない」と話します。深発地震が少ない理由の一つは、地球の深いところほど圧力が高く、岩が動きにくいことがあります。さらに深い場所は温度が高く、岩が比較的軟らかくなり、たとえ動いても大きな揺れを伴う破壊現象が起きにくく、例外が周囲より温度が低く、硬いプレート内の地震です。震源から遠く離れた地域でも強い揺れが観測される「異常震域」と呼ばれる現象が起きたのは、地震の規模が大きく、プレート内の地震だったためです。古村孝志・東大地震研究所副所長は「揺れはプレート内に閉じ込められ伝わる。プレートの形に沿って、北海道や東北、関東まで揺れが広がった」と説明します。一方、津波は地震で海底が上下し、それが海面を変動させることによって発生します。岡田理事長は「(震源が)あまりに深すぎるので、海底は変動しない。津波が起こることはまず考えられない」と話します。阿部勝征(かつゆき)・東京大名誉教授は「現在、口永良部島や箱根山で活発な火山活動が続いており、不安を覚えるかもしれないが、地下の活動がどうつながっているかは分からないので何とも言えない」と話しました。今回の地震のメカニズムを検証し専門家の意見も交えそれ程、無駄な力も入らず報道に徹している様にも感じます。個人的な意見ですが、某新聞社の様に間違った(故意に改竄した)記事を25年以上も書き続け日本で1,2を争う新聞社だと威張り散らす左翼の親玉の様な新聞社。政府に取り入って、キングメーカーの真似事をしている様なワンマン社主が経営する新聞社。中には、記事の全てが「自民党様のおっしゃる通り」とばかり、提灯記事を書く新聞社もあります。何処の新聞社も一般記事は誠意ある取材を経て記事を書いているのでしょう。なるべくなら、公平に良い記事から紹介したいのですが・・・ヒゲでした。