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カテゴリ:2013年11月分追伸
MSN 産経ニュース 11月10日(日)03時15分の配信です。 【主張】 COP19 技術貢献で存在感を示せ 地球温暖化防止を目指す第19回国連気候変動枠組み条約 締約国会議(COP19)が11日からワルシャワで開幕する。 ・・・続きはこちらから 私見です。 京都議定書に代わる温室効果ガス排出削減の新たな 枠組みを2020年に発足させるための第19回国連 気候変動枠組み条約締約国会議(COP19)が 11日からワルシャワで開幕します。 「ポスト京都」の新たな国際条約を2020年までに 発効させるには、2015年までに世界が合意に達 することが必要です。 現行の京都議定書の下では、中国などの発展 途上国は削減義務を負わず、米国を除く日本と EU(欧州連合)など一部の先進国のみの取り 組みとなりました。 これでは温暖化の進行を止められません。 COP19では、多くの国から20年までの削減 目標が示されます。 日本は「2005年比3.8%減」。 民主党政権時代の「1990年比25%減」を現実 的に修正しました。 福島事故を境に、日本のエネルギー事情は一変 しました。 原子力発電の安全確認までの休止もしくは廃止を 含めた化石燃料の大量消費などCOP19では、今後 の電源構成も決めるに至っていない現状を世界に 説明し、高いとはいえない目標値3.8%に対する 理解を得るべきです。 COP19での重要事は、二酸化炭素の排出が 少ないシェールガスを手にした米国が後ろ向き 姿勢を変えて、新枠組み作りを主導しようと している点です。 中国が呼応すれば枠組みの構造は大転換を遂 げます。 この流れを読み誤らないことが肝要です。 削減基準年を従来の1990年から米中と同じ 2005年に改めたことは、その意味でも正しい 選択でしょう。 日本は世界に誇れる数々の環境技術を持って います。 例えば途上国の石炭火力発電に、日本のクリーン 技術を提供するだけでも大幅な削減が可能です。 すでにモンゴルやベトナム、ケニアなど8カ国と の間で低炭素技術の普及に向けて動きだしています。 環境汚染に苦しんでいる中国を始めCOP19では 2020年までの達成目標イコール公害並みの環境 の改善を迫られる国がそんざいします。 日本の目指すところと、その効果を各国に認知 してもらう場にすべきかと、思います。 ヒゲでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.11.10 07:02:38
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