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カテゴリ:2013年11月分追伸
AFP BB NEWS 11月17日(日)15時53分の配信です。 核兵器への第2の道?イラン・アラクの重水炉 イラン・アラク(Arak)の重水プラント。研究用原子炉に 重水を供給するとされる(2006年8月26日撮影、資料写真)。 (c)AFP 【11月17日 AFP】合意が先送りとなった核問題をめぐるイランと 国連安全保障理事会(UN Security Council)の常任理事国(米英中 仏露)にドイツを加えた6か国(P5+1)の協議では、イランが同国 西部のアラク(Arak)で建設を進めている重水炉への懸念が深まり、 フランスは建設中止を求めた。 ・・・続きはこちらから 私見です。 今月9日イランの核開発問題をめぐるイランと 国連安全保障理事会の常任理事国(米英中仏露) にドイツを加えた6か国(P5+1)の協議は、 スイスのジュネーブで予定を延長して3日目の 協議が行われました。 しかし合意に達することはできず11月20日再度 協議を再開する事で話し合いが持たれました。 フランスのローラン・ファビウス外相は仏ラジオ局 フランス・アンテルのインタビューで、イランの アラク(Arak)にある原子炉の稼働停止をイラン 側に何度も要求してきました。 濃縮ウランの備蓄についての問題を主な論点として 挙げ、「もしこれらの問題が解決しないなら、(合意に 達するのは)不可能だ」と述べ、また合意の為には 「イスラエルの安全保障の問題を十分に考慮する」 必要があると語っていました。 アラクには建設を進めている重水炉への懸念が 深まり、フランスは建設中止を求めました。 専門家によりますと、重水炉が完成すれば使用 済み燃料から1年に5~10キロの兵器級プルト ニウムを製造できるようになります。 これは核兵器1個を製造するのに十分な量です。 イランは、アラクの重水炉の目的は、核兵器開発 ではなく医療用アイソトープの製造や研究だと 主張しています。 稼働する時期は明らかにはなっていませんが、 国際原子力機関(IAEA)は8月、イランが 計画している2014年1~3月中の稼働開始は 不可能との見方を示しました。 どちらにしても重水炉を使用してのプルト ニュームの濃縮には12か月から18か月を 要し、ガス状の放射性核種が放出されるため、 環境サンプリングで突き止めることが可能です。 空からの調査などですぐに突き止められます。 20日から再開されるジュネーブでの会議で 米欧他6か国は重水炉に比べて核兵器への 転用の恐れが少ない軽水炉に改造すること などにイランが同意すれば、アラクの重水炉 稼働を容認するとみています。 アラクの重水炉稼働を容認などイランには かなり有利な話し合いになりそうな風向き です。 ヒゲでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.11.17 18:14:37
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