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カテゴリ:2014年08月分
AFP BB NEWS 08月11日(月)14時02分の配信です。 「イスラム国」が勢力拡大を続ける5つの理由 シリア北部の反体制派が掌握する都市ラッカで、発砲する イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」の戦闘員と される男ら(2014年7月25日提供)。 (c)AFP/HO/WELAYAT RAQA 【8月11日 AFP】イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織 「イスラム国(Islamic State、IS)」が過去数週間にイラク北部の町 などを相次いで武力制圧しているのを見ると、ISは数的に相手を圧倒 しているように感じられる。 ・・・続きはこちらから 私見です。 6月9日の襲撃でイラク政府軍を敗走させ、イラク 第2の都市モスルを制圧した「イスラム国」は、 先週から再び攻勢をかけ、各地の戦線でクルド人 自治区の民兵組織部隊を度々撃退しています。 しかし「イスラムの国」の部隊の規模は比較的 小さく、その力は数ではありません。 軍事専門家が見た「イスラム国」が武力により 勢力拡大を続ける理由5つを以下に挙げます。 私見と言うよりは、AFPの分析が列挙されて います。 紹介だけで終わりそうです。 ■兵器の接収 「イスラム国」(IS)は、制圧した相手部隊から接収 した戦車や高機動多目的装輪車両、ミサイル、その他の 重火器などを活用しています。 これらの兵器はイラクへアメリカが供与したものが 多くイラク軍は撤退の際、破壊しません。 特に新兵器近代兵器は、せめてROMだけでも破壊 するのが常識です。(ヒゲ) ■シリアでの経験 ISは以前からイラクに足場を持っていました。 現在の姿に変わったのは、隣国シリアでの戦闘を 通じてでした。 「シリアでの3年間の戦闘はISにとって、訓練と 学習のまたとない機会となった」と、米国を 拠点とする情報コンサルティング会社の ソウファン・グループは最近の声明で述べて います。 シリアの攻撃は、ロシア製のあまり高性能とは 言えない武器と樽爆弾と言われる前近代的な 戦いをしてきました。 時折お宝のミサイルが飛んできますが、ハードが 良くてもソフトは大統領を見ればわかるレベル です。 ■戦闘の選択 ISは鋭い洞察力で戦闘を選択してきました。 ISが力を注ぐのは、支持の得られるスンニ派地域 での、戦闘や重要なインフラ拠点、防衛能力の低い 施設などの標的でした。 またISは不必要な犠牲者を出さないことで勢いと 内部の結束を保っています。 ■効果的なプロパガンダ ISは抵抗を受けずに都市などを制圧するため、 「恐怖」を用いてきました。 ISは切断された頭部やバラバラの遺体などの画像 をインターネットなどに投稿し、急進的な若者に アピールする一方で敵側に恐怖を植え付けてきました。 数時間でイラク北部の都市シンジャルにISが到着すると 警告しますと、恐慌状態となった住民はシンジャル から避難しました。 「PRと脅迫はISの重要な戦術だ」と、危機管理 会社AKEグループのジョン・ドレーク氏は語ります。 「接収した兵器を全て使うかどうかにかかわらず、 ISはそれらを撮影し、プロパガンダに利用する」 実際以上に武器があり実物以上に残忍な組織という 虚像を植え付け戦いを有利に無血で進めてきた 分けです。 ■弱い敵 ISが強力に見える最大の理由は、相手側勢力 の弱さでしょう。 それを言っちゃおしまい・・・デス (-_-;) 「クルド人自治区の民兵組織部隊はイラク国内の 基準では比較的優れているとされています。 しかし、彼らは軽装備の歩兵部隊です。 サダム・フセイン元大統領と戦った経験のある 人員はいなくなり、若者たちに置き換わっている」 と、米シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」 のアンソニー・コーズマン氏は指摘しました。 アメリカから供与された近代兵器はあっても使い こなせず、放り出して逃走する部隊にISか荷が 重かったのかもしれません。 しかし、ようやく歯ごたえのある敵がやって きました。 鉄の鳥に乗り傍若無人に爆弾やミサイルを撃ち 込む血も涙もない連中です。 今まで、ISが敵に与えてきた恐怖を今度は自分達が 味わうのです。 戦争は嫌ですね。 やはり長くなりました・・・すみません。M(_ _)m ヒゲでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.11 15:17:50
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