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2015.03.06
カテゴリ：2015年03月分
 AFP BB NEWS 2015年03月06日（金）18時22分の配信です。 アルビノ女性殺害、夫ら4被告に死刑判決 タンザニア  タンザニアのアルビノ（先天性色素欠乏症）の子どもたちが生活する 保護施設で休む子どもたち（2009年1月25日撮影、資料写真）。 (c)AFP/Tony KARUMBA 【3月6日 AFP】東アフリカのタンザニアの裁判所は5日、呪術に 用いるためアルビノ（先天性色素欠乏症）の女性を殺害し手足を 切断した4被告に対し、死刑判決を言い渡した。 有罪判決を受けた被告には殺害された女性の夫も含まれている。 ・・・続きはこちらから 私見です。 AFP BB NEWSでは、過去に2度ほど東アフリカのタンザニア での、アルビノの人達の災難に対する話題が記事になりました。 東アフリカのタンザニアとその近隣の一部の国では、アルビノの 人の四肢や体またはその一部が呪術用として縁起のいいものとして 高い値で取引されています。 政府は、その様な危険な立場のアルビノの子供を保護する施設の 運営を始めましたが、ずさんな経営で子供たちの苦境に立たされ ているとの話を取材した記事が紹介されていました。 相変わらず、アルビノの子供が襲われ腕を切り落とされたり、殺害 されたりしている話も伝えられていました。 この手の話しは捕まりますと極刑に処されますが、なにせ供給に 比べ需要が極端に多いアンバランスな市場の為に極刑もいとわない 人達による、アルビノの子供の誘拐や殺害が絶えません。 何度かこのブログに書いていますが、タンザニアではアルビノの 人達の四肢を身に付けると縁起が良いとの迷信があります。 その為に、国政選挙のある時はアルビノの人や子供たちにとっては 受難の時期がきます。 決して表では売買されないアルビノの人達の体は一部でもかなりの 高値で、全身ならばタンザニアの一般の人達には夢のような金額で 取引されます。 タンザニア政府もアルビノの子供の保護に乗り出し保護施設を 作りましたが運営がうまく行かず施設に置かれた子供達の環境は 劣悪を極めます。 世界保健機構WHOの査察と勧告の末ようやく事態が明るみに でて、改善が約束されたという経緯がありました。 タンザニアのシャーマンによる呪術用にも需要が後を絶たず その手の殺害事件やタンザニアの数少ない富裕層の人達の金持 アイテムとしの需要があります。 タンザニアでは、一般の家庭での生活が危険な為にアルビノの 人達同士での結婚が多く、他の国よりもアルビノの子供の出生 率が極端に高くなっていて、事件を誘発する切っ掛けにもなって います。 昨年は、国会議員の選挙や地方選挙が重なりアルビノの人達には 受難の年だった様です。 今回の様に家族である夫が事件に関与していた事は稀です。 未だに、この様な迷信が一般に知れ渡っているタンザニアでは アルビノの人達の人権が守られるためには、かなりの時間がかかり そうです。 今回の犯人の夫は開運のアイテムを妻として独り占めしていました。 「金の卵」を産むニワトリは大事にしなければいけないのです。 ましてや今回「金の卵」を産むやも、知れないのはれっきとした 人間なのです。 結果は、有罪の死刑判決でした。 大統領の発言にあります「タンザニアにとって大きな恥」まさに そうです。 読み返しましたらえらく、散漫な文章になっていました。 すみませんでした。 m(_ _)m ヒゲでした お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2015.03.06 22:05:54
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