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町のホルモン屋さん 山田ホルモンの若旦那

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2004年10月28日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
『ミートミーツ』のオープン秘話を一つ書こう。実は店舗名が『ミートミーツ』といかにもお肉屋さんのイメージが強いが、本店は山田ホルモンセンターといって、ホルモンが主体のお店である。ミートミーツをオープンした10ヶ月前も主力商品は現在よりも少なく15品程度。そのほとんどがホルモンをそのまま売るといった具合であった。

もちろんホルモンだけを店頭に並べても売れるはずもなく、最初はさんざんな売り上げだった。ネット販売は低コストで出店できるメリットもあるが、送料や備品等、店頭販売には必要なかったコストがかさんでくる。と言う事は売れれば売れるほど店頭販売よりも利益は少なくなってくるのである。

そこで考えたのが、素材そのものを売るのではなく、ある種の加工をして売るという手段である。ホルモンをそのまま売るのでは魅力がない。いくら新鮮とうたってみても、そんな事はどこの店でもやっている。

今更また言うことではないが、我が家は日曜の度に焼肉を食べている。あのBSE騒動の最中ですら、焼肉を欠かした事がない。店先に置く肉がなくても、我が家で食べる分だけは必ずとって置くくらいである。(それは冗談だが…)

日曜日にたまに食べる料理にもつ鍋があった。時々日曜日を狙って遊びに来た友人たちも、最初はがっかりしたものだが、一つ口にするとパクパク飛びついていた。

よく考えるとお肉やホルモンを扱っているお店なので、新鮮なテールが手に入る。新鮮なホルモンももちろん手に入るので、かなり贅沢なもつ鍋を食べていたのであろう。

とりあえず知人や親戚などをモニターに見立てて、山田ホルモンの女将は何度も分量や調理方法を改善した。私はといえば、ホームページに掲載するページ作りとネーミングを考えた。そして生まれたのが【MEET MEATAS】の『本格牛もつ鍋』である。

スープはテールを使わなくても本当はそれなりの味が出来るのである。しかしそんなところのコストを削減するのではなく、家庭で味わえる最高級のもつ鍋を作りたかったのだ。ということでネーミングに『本格』という二文字を入れることにした。

『牛もつ鍋』としたのは、もつ鍋のもつ(ホルモン)を牛の小腸と赤千枚の2点に絞ったためである。何を言ってるのかと言えばもつ鍋の具材に豚のもつを入れる店もあるので、牛だけ使ってますよ、という意味である。

売り上げは最近寒くなるにつれ上々である。鍋は冬のイメージが強いので夏にはほとんどアピールをしなかった事もあるが、この冬は間違いなくヒットするであろう。問題は大型台風の被害により野菜が急騰している事であるが、価格も据え置きで販売する予定だ。今年の冬は【MEET MEATS】の『本格牛もつ鍋』で暖をとってみてはいかがだろうか。





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最終更新日  2004年10月28日 23時15分27秒



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