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町のホルモン屋さん 山田ホルモンの若旦那

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2004年12月18日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
最近食肉にちなんだ耳障りなニュースが多い。前回のメルマガにも書いたが、12月から始まった『トレーサビリティー法』の腑弱性から始まり、豚肉業者の脱税事件、黒豚偽装問題等、まだBSE関係の一連の問題が解決される前に、難題は山積みである。

まず『トレーサビリティー法』だが、10桁の個体識別番号を使い、インターネット検索で国産牛肉の生産地から店頭までの履歴をたどる事が可能となった訳だが、すでに北海道で生産者が牛に付ける耳標を偽装し、銘柄牛と偽った事件が起きている。

IT(情報技術)は万全ではないと、ヤフーやジャパネットたかたなどの大手企業の情報流失問題で知ってはいるものの、こんなにも早く不正が起きるとは、この業界の体質的な問題もあるかもしれない。

先のBSE牛肉の買取不正で明らかになりつつある、政府と食肉業者の癒着など、食肉関係の世界は闇の部分が数多い。しかしそれが全てではないため、多くの食肉業者が汗水たらしながら、信用回復に躍起になっている最中である。

2001年の国内初のBSE感染牛肉が発覚したことで、牛肉の消費ががた落ちになった中、焼け太りした業者が脱税で最近捕まった。2002年の牛肉輸入量は前年比で30%落ち込んだのに対し、豚肉の輸入量は10%伸びた。

この業者はアメリカの豚肉業者と日本国内の輸入業者の仲介をしていたのだが、受け取った仲介手数料を売上げから除外し、いったん海外の金融機関に預けた後、一部を国内の別の金融機関の社長名義に移し替えていたのである。そのお金は住宅ローンの返済などに充てていたという。

またカナダ産や米産黒豚が鹿児島産として販売された問題などもある。今まで築いてきた鹿児島産黒豚のブランドを風評にさらすような事件である。農水省によるとこの会社は、1999年から2003年にかけて1732トンを、中間業者を介し鹿児島県内の業者によって『鹿児島産黒豚』として販売されたという。

食肉をめぐる汚職や不正は後を絶たない。食肉の小売販売店である山田ホルモンセンターが、消費者の信用を得る小売店に成長する為にも、今後このような問題や事件の報告、また読者の意見なども聞きたい次第である。





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最終更新日  2004年12月20日 17時42分01秒



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