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テーマ:サッカーあれこれ(19843)
カテゴリ:スポーツ三昧
日本対北朝鮮の試合、予想に反して北朝鮮が善戦した事にうれしく思う。何を隠そう私も北朝鮮代表の李漢宰や安英学と同じ朝鮮学校出身である。FIFAランキングでいうと日本の圧倒的有利と思ったが、やはり最終予選、何が起きるか分からない。
試合の観戦は旧正月と重なったので、親戚一同で観戦する事になった。私どもの家族は旧正月に催事を行なう為である。最初の小笠原のフリーキックでのゴールを見て、やはりランキング通りの結果になってしまうのかと思いきや、後半に北朝鮮が追いつくと、親戚一同大歓声を上げた。 北朝鮮の情報は日本の方と同じ程度しか分からないので、誰が点を入れたのかは定かではないが、同点で終わってくれと誰もが祈った。 試合が始まってすぐに、高校生でサッカー部に所属している親戚の子が、「北朝鮮のキーパーに問題あり」と予測した結果が最後の最後で出てしまった。ロスタイムに入り、なんともないシュートをキャッチせずにパンチングで弾いてしまった。それも敵味方が混合する最中へ… 親戚一同、「あ~・・・」といったため息の中、ゴールのホイッスルが鳴り響く。歓喜に沸く日本代表とサポーター。対して落胆の色を隠せない北朝鮮代表と私共親戚一同。誰もが同点を疑わなかったその瞬間、ぽっかり奈落に落ちた感じだった。 程なくして終了のホイッスルすらかき消す日本代表のサポータの歓声の中、試合は終了となった。私からすれば試合結果は残念だったが、Jリーガーである李漢宰や安英学のプレーを北朝鮮の代表として見れる事に誇りを持ち、安英学が言ったように、「両国が最終予選を勝ち抜き、二国揃ってドイツに行きたい。」と心からそう願った。 両国は政治的にはいろいろな問題があるだろうが、スポーツに政治問題を出すのはナンセンスである。先程楽天広場のサッカーに関する日記を読みながら思った事は、スポーツに関してはフェアであると言う事。 北朝鮮のゴールに対してもしっかり評価してくださる方々もいらっしゃりうれしく思った。その中に北朝鮮のサポーターの日記を探す事が出来なかった為、人口比率から考えて一つ位あってもいいんじゃないと思って書いてみた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月10日 22時08分41秒
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