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町のホルモン屋さん 山田ホルモンの若旦那

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2005年05月17日
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カテゴリ:飲食業界
とうとう700円台の大台に達した。農水省が16日発表した肉・卵類の週間小売調査によると、国産牛肉冷蔵ロース100gが前週比5円高の703円に達してしまった。この調査はBSE発生の翌月に開始したが、過去最高値を更新したことになる。

もちろん要因は、米産牛肉の輸入停止が長引いているため、在庫が減少しているのである。水産省によると。生産者は高値で売ろうと早めに市場に出荷する。人も牛も若いうちが花なのだ。しかし出荷に飼育が追いつかない状態なので自然と価格が上がるのである。今後も出荷量が増える要因がない為、ある程度の高値が続くと見込んでいる。

米産牛肉に頼りすぎたための仇となって、市場では国産牛肉の取り合いになっている。価格が落ち着く為には、輸入禁止になる前の状態、つまり米産牛肉の一刻も早い輸入再開が求められる。しかし世論は大反発である。ほぼ全都道府県で米産牛肉輸入再開について慎重な論議が必要だと示しているし、輸入再開後も全頭検査を継続するといっている。

政府は米産牛肉輸入再開がなされても、3年間は助成金で全頭検査を継続できる体制を作っている。その頃には内閣も様変わりし、今の農水大臣や厚生大臣も変わっているであろう。結局米産牛肉の輸入の為に、問題を先送りしただけの茶番劇なのだ。販売業者の私としては価格が落ち着いてほしいが、今のままじゃ輸入再開には賛成できない。3年後もまた同じ問題で頭を悩ませるであろう。やれやれ…





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最終更新日  2005年05月18日 23時22分51秒
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