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町のホルモン屋さん 山田ホルモンの若旦那

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2005年05月23日
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カテゴリ:飲食業界
牛丼チェーン「すき屋」などを展開するゼンショーが23日発表した3月期連結決算で、売上高が前年同期比11.8%増しの1253億円に上がり、牛丼最大手の吉野家ディー・アンド・シーを上回った。

ゼンショーは3月に「なか卯」を傘下に収めて、拡大路線を加速している。現在すき屋は約590店舗。なか卯は約270店舗が展開しており、08年3月末までに計350店舗増しの約1200店まで拡大する方針を明らかにしている。吉野家(国内約1000店舗)を上回る規模まで拡大する予定だ。

ゼンショーは米産牛肉の輸入停止に伴い、いち早く「豚丼」や豪州産による「牛丼」を発売する事により、頑なに米産牛肉にこだわり続ける「吉野家」を上回る事ができた。もちろんなか卯の買収もあるが… 米産牛肉の輸入が再開されれば、一時的に「吉野家」の牛丼の売上げは上がるだろうが、全盛期に戻ることはまず無いと吉野家の社長自らが語る。

こだわり続けて勝ち続けた結果、変化の時代に俊敏に対応出来なかった「吉野家」。時代に対応した柔軟な姿勢で乗り切った「ゼンショー」。この結果は、今後牛丼業界を2分する両企業の明暗が分かれた瞬間かもしれない。

とはいえ両企業ともに多角経営をしており、牛丼部門だけを見るのであれば、ゼンショーの売上高は395億円。吉野家の牛丼部門は722億円とかなりの差が開いている。ゼンショーは「ココス」等を展開するファミリーレストラン関連事業(626億円)の調子がよかったようだ。

とはいえ、業界トップに君臨し続けた「吉野家」。今後、米産牛肉の輸入再開により一気に形勢を逆転を狙っているであろう。今後、米産牛肉の輸入再開により、牛丼業界がどう動くのか見逃せない。





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最終更新日  2005年05月24日 18時36分32秒
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