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町のホルモン屋さん 山田ホルモンの若旦那

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2005年07月12日
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カテゴリ:食いしん坊日記
筑豊では『タッカルビ』といった洒落た食べ物屋さんはほとんど皆無で、博多まで飛び出さないと旨いものにありつけないのだ。というわけで火曜日は店も定休日の為、若夫婦で『タッカルビ』を食べに行きました。

タッカルビで検索すると出てくる博多の有名店。前から気にはなっていたのだが、なかなか食べに行くことが出来なかったので楽しみである。車を走らせる事小1時間、天神で少しの買い物を楽しんだ後、大名にあるその店に行くことした。

典型的なO型である私はもちろん地図なんて持っていない。行けばあるでしょ、くらいの感覚だが、AB型の若女将は全て計画的に事を進めなければイライラするらしく、私がコンビニで地図を探したり、携帯で検索するのを横目で、「だから言ったでしょ・・・も~」と唸っている。

はたして大名に着くと、ちょうどその店に通りかかった。ラッキーである。ブツブツ言ってた若女将も店を見つけると上機嫌になり、勇んで店に入っていった。昔バーでもやっていたのだろうか、薄暗くて狭い店内にはすでのお客さんが数人入っていた。商売柄すぐに客席を数えてしまう。収容人数は22人である。

おすすめは『タッカルビ』と『コプチャンチョンゴル』。今日は迷わず『タッカルビ』である。店内を一通り見渡すとコチュ(胡椒)がぶら下がったりそれなりに韓国風の店作りをしている。壁に『成せば成る、最善を尽くせ』とのハングル文字があり、ちょっとした雰囲気作りをしてるようだ。流れる音楽は何故かボブマレー(レゲエ)で若者が入りやすい?店のようだ。

さっそく『タッカルビ』が運ばれてきた。(スタッフ)『こちら、春川タッカルビでございます。』 なに・・・はるかわタッカルビ・・・ 私の中では『春川』を韓国読みで『チュンチョン』と読むとばっかり思っていた。『春川』とは韓国の地名なので、この場合は『チュンチョンタッカルビ』と発音しなければならない。これは『東京』の事を外国人が『east capital』と言うくらい違和感がある。『東京』はやはり『Tokyo』なのだ。

さてさてお味の方はというと、美味い。シンプルに鶏のもも肉にキャベツ、にら、にんじん、じゃがいも等の野菜、韓国のもちに甘辛いコチジャンベースのたれをまぶしている。てっぺんにゴマの葉があるので風味もよく食欲を誘う。しかし難点が一つだけある。

鍋を好きなように食べれないのである。最初っから最後までお店のスタッフが丁寧に混ぜてくれて、『後3分ほどで出来上がりますので、そのままお待ち下さい。』と言い残して去ってしまうのだ。せっかちな若女将は、「後3分とか言ったら食べれんやんね。」と吠えている。しかし分からなくもない。私達の感覚では作りながら少しずつ食べるのが慣わしだ。

少しずつ突っつきながら味を確かめていくのが鍋の醍醐味なのに、完全に完成させるまで触れさせない雰囲気がある。まるでお好み焼きの『風月』にでも来たかのような錯覚さえ憶えた。きゃべつはシャキシャキのままがいいお客様もいるし、半煮えが好きなお客様もいらっしゃる。そんなに全てスタッフが調理するなら、調理を終えた鍋を持ってくればいいのではなかろうか。鍋を作る楽しみをスタッフが奪っているのだ。

ま~しかし食べなれない鍋なので、そうする店側の意中を知らない訳ではないので、そのまま従うことにした。帰る頃にはお店は満席。しかもお客の中で男は私ひとり。ほとんどのお客さんが予約をして入ってきている若い女の方ばかりだった。女性が入りやすい店なのであろう。

ミートミーツでも近い将来、『タッカルビ』の販売を計画している。もちろん出すからにはどこにも負けな本物を作るつもりである。韓国のものをそのまま取り入れても芸がない。日本にあるミートミーツだからこそ出来る味をお届けするつもりだ。今後の展開に乞うご期待!!





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最終更新日  2005年07月15日 01時45分01秒
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