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YM企画さんの自作「種まき機 すじ蒔き用種まき機」に触発されて、すじ蒔き器を製作しました。
家庭菜園ですじ蒔きのとき、小さい種の場合蒔きむらができるので、なにか簡単にむらなく蒔ける方法がないかと調べていたら、少ない種でも簡単にすじ蒔きができる自作種まき器のYoutubeがありました。 ・「種まき機 すじ蒔き用種まき機を作ってみました。」YM企画 播種板の谷に沿って種を流して蒔き穴に入れるので、少ない種のスジ蒔きに向いています。密着蒔きにならないので生育途中での間引きが少なくて済みます。 樹脂製アングル、幅15×15mm長さ1000mmを購入 私の購入したものは透明ペット、板厚約0.5mm(板厚は0.8~1mmぐらいが良い)、価格税込み217円。 開ける穴の直径は、蒔く種により調整します。 ちなみに手持ちの種の直径は以下のようになっていました。(各5個測定) 小松菜:1.6 1.5 1.2 1.3 1.4 カブ :1.4 1.1 1.4 1.3 1.4 ほうれん草:2.6 3.1 2.6 3.4 3.1 小松菜、カブ用で直径1.8~2.5mm、ほうれん草用で直径4~4.5mmの穴で良いと思います。蒔く種より大きくて、しかも二つぶは入らない大きさの穴。種は完全な球ではないので穴の大きさは大体で良いです。 1.購入した樹脂製透明アングルを約半分に切断する。約半分とは、長さを同じにしないで5mm違えて切断する。 例:播種板A片:502mm 播種板B片:497mm 2.播種板A片の谷に端から10mm間隔(使って見た結果、10mmでは密着しすぎで、15~20mmが間引きを少なくするには良い間隔です)で直径2mmの穴をあける。 このとき播種板B片を重ねて端を合わせ、同時に穴開けして位置合わせの穴とします。 3.播種板B片の穴を直径4mmに広げる。 4.穴の周辺のバリをきれいに取る。 少しでもバリがあるとうまく種が落ちてくれません。以上で完成です。 播種板をスライドさせるためにはガイドが必要ですが、とりあえず輪ゴムと洗濯ばさみで2枚の播種板を密着させます。 播種板B(穴径4mm)の上に、穴の位置をずらせて播種版A(穴径2mm)を重ねます。長さが5mm違うので、どちらかの端を合わせれば穴の位置がずれて重ねることになります。 播種板の上流から種を流し下流の受皿で余った種を受けます。 傾けただけでは途中の種に引っかかってうまく流れてくれないので、指先でなぞって穴に入るように促し、余った種を受け皿に流します。 播種板B(穴径4mm)をずらせて上の穴の位置に合わせて播種版A(穴径2mm)の種を下に落とします。 種の無いところや2つぶのところがありますが良しとします。 このすじ蒔き器は、家庭菜園で少ない種を有効に使うのは理に適っていると思います。 ほうれん草の種を蒔くときは播種版A(穴径2mm)の上に播種板B(穴径4mm)を重ねます。穴位置は構いません。 種を落とすときは播種版A(穴径2mm)を引き抜くか、すじ蒔き器全体の天地を回転させて落とします。 この場合も種の無いところや2つぶのところがありますが良しとします。 すじ蒔き器で巻いた小松菜。播種5日目。 すじ蒔き器で巻いたカブ。播種5日目。 すじ蒔き器で巻いたほうれん草。播種5日目。 土着せにむらがあったのか一部分しか芽が出ていません。もう少し様子を見ます。 簡単にすじ蒔きができて種まきが楽しくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 24, 2021 08:05:14 PM
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