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゚・*:.。。.:*・゜記憶の中゚・*:.。。.:*・゜

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プルゼニド

概説 便通をつけるお薬です。便秘症に用います。
作用 大腸を刺激し腸の運動を活発にして排便をうながします。効果の発現は8~10時間後です。腸の運動が低下している「弛緩性便秘」に向きます。
特徴 代表的な「大腸刺激性下剤」です。アントラキノン系誘導体で、センナという薬用植物に由来します。この系統は強力ですが、長く飲み続けると効き目が悪くなるのが欠点です。
注意
【診察で】
持病やアレルギーのある人、また妊娠中の人は医師に伝えてください。
服用中の薬を医師に教えてください。薬が原因の便秘も少なくありません。


【注意する人】


急性腹症のある人は使用できません。また、けいれん性便秘や重い硬結便に用いると、かえって症状が悪化するおそれがあります。


適さないケース..急性腹症(虫垂炎、腹膜炎等)、けいれん性便秘、重症の硬結便(硬く固まった便)、電解質失調(とくに低カリウム血症)、妊娠中の人など。
注意が必要なケース..腹部手術後。

【使用にあたり】
決められた飲み方を守ってください。ふつう、翌朝の効果を期待して、寝る前に飲みます。
刺激性下剤の安易な長期常用は好ましくありません。できるだけ短期間にとどめましょう(医師の指示どおりに)。
尿の色が赤~橙色に変色するかもしれません。これは、薬の色なので心配いりません。


【妊娠・授乳】


妊娠中は原則禁忌ですが、医師の判断で必要最少量を用いることがあります。通常量の範囲であればまず問題ないとされます。ただし、突然に大量を飲むと、子宮の収縮を誘発する危険性があります。


【食生活】


薬にだけ頼るのではなく、食生活の改善をおこない規則正しい排便習慣をつけることが大切。便秘薬は、どうしても便通のないときにワンポイントで使用したり、排便のリズムをとり戻すために一定期間だけ使用するのが原則です。


排便習慣..朝食後、便意がなくても必ずトイレへ。朝おきたときに、冷たい水や牛乳を飲んでおくとよい。
運動..とくに腹筋を使う運動、からだの反り・ねじりなど腹部の体操が効果的。
食物繊維と乳酸菌食品..野菜、果物、海藻、きのこ、豆、ヨーグルト、乳酸菌飲料などを積極的にとる。

効能 便秘症
用法 センノシドA・B(又はそのカルシウム塩)として、通常成人1日1回12~24mgを就寝前に経口服用する。高度の便秘には1回48mgまで増量することができる。なお、年齢、症状により適宜増減する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。

副作用 副作用の少ない安全なお薬です。重い副作用はありません。ただ、量が多いと腹痛を起こしやすくなります。かえって胃腸の調子が悪くなるときは、早めに受診してください。

効きめが悪くなってきたからと、安易に増量を繰り返していると、体が下剤に頼りがちになり自然な排便が困難になってしまいます。さらに血液中のカリウム分が減少すると、排便の力がますます弱ってきます(下剤性結腸症候群)。


腹痛、ゴロゴロする、吐き気
長期連用で効き目が悪くなる
長期連用で低カリウム血症(だるい、筋力低下、便秘、動悸)
長期連用で下剤性結腸症候群、大腸黒皮症



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