やまのみず お笑い コント

2008/02/07(木)01:06

CDの話。

くま(576)

どうも、週に一度はCDショップに行かないと 落ち着かない男、KUMAです。CDが売れない時代といわれて久しいですが そんな時代だからこそと、根拠のない使命感を感じ CDを買い続けています。売れない時代だからなのか、最近CDの売り方の傾向が 若干変わってきているようです。まず、もうだいぶポピュラーになったのが 「コンピレーションアルバム」です。 オムニバスと言ったりもしますが、 テーマにあった別々のアーティストの曲を集めたCDです。もともと「NOW」や「MEGA HITS」などの洋楽ものから始まり、 その後、「クリスマスソング集」や「バラード集」などの雰囲気ものや あるアーティストの曲を色々なアーティストがカバーする 「トリビュートアルバム」なんかも増えてきています。 昨年は35歳前後の世代をターゲットにした「R35」という コンピレーションアルバムがヒットしたのは記憶に新しいところですね。 そしてここ2、3年で増えてきたのが 初回限定と称して特典にDVDを付けて 1050円のシングルを1500円ぐらいで売るという 抱き合わせ売りです。この売り方が曲者で初回限定という響きと 特典という響きがコレクター心を擽り、 レコード会社の戦略にまんまとはまってるなぁと思いつつ、 ついついDVD付きのほうを買ってしまいます。 そして最近ちょこちょこ聞くのが「アンサーソング」というもの。 僕はこのアンサーソングというものはちょっと否定的な姿勢です。 昨年リリースされたRSPの「Lifetime Respect -女編-」という曲、 これは2001年にヒットした三木道三の「Lifetime Respect 」の アンサーソングになっているらしいのですが…。まず、6年越しのアンサーは遅すぎだと思います。 そして「一生一緒にいてくれや」という三木さんに対し 「一生一緒にいてほしい」というRSP。 どちらも投げかけでアンサーになってない気がします。 最近「そばにいるよ」という曲のアンサーソングで 「そばにいるね」というものも発売されましたが そもそもアンサーソングが同じメロディである必要はないし アンサーが必要なのか疑問です。以上のような理由で、アンサーソングと言われると どうも「後付け感」「こじつけ感」を感じずにはいられないのです。 もし本当にアンサーソングが必要なら最初から 「Lifetime Respect ~投げ掛け編~」としてリリースして、 その後「Lifetime Respect ~答え編~」として 最初から2曲ありきでやってくれないと、どうも買う気にはなれません。 そんなことを思いながらCDショップを毎週1時間以上かけて ぐるぐるしてしまう僕ですが、まだCDを買う意思のある顧客の 貴重な意見だと思ってレコード会社さんには 是非、誠意あるアンサーをいただければ、それこそが CDファンに対するアンサーソングになると思うのです。 KUMA

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