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J.S.バッハ「音楽の捧げ物」ヘルベルト=ケーゲル(1920年7月29日 - 1990年11月20日)の演奏が変わっているというので、何とかCD入手して聞いてみた。
冒頭の3声のリチェルカーレでは、ポツダム サンスースーシー宮殿にあるジルバーマン制作、フリューゲルフォルテピアノというのを使っている。なかなか面白い音だと思う。実はこの音、たぶん70年代にFMで一度聞いたことがある。 東ドイツのカペラ=フィデティネアという団体が無骨な古楽器演奏で「音楽の捧げ物」を演奏して、そのとき、やはりこのポツダムのフォルテピアノを使っていたのである。フリードリッヒ大王が買ったフォルテピアノは何台もあったそうだから、この楽器がバッハが演奏したものだとは限らないが、なかなか面白い演奏だと思う。ただ、修理や調弦がどの程度まともにやられていたのかちょっと心配になる。なにか糸をひっかくような妙な雑音が混じるのはどういうわけだろうか。 フライブルグにあるジルバーマン博物館のサイトに上げられたポツダム サンスースーシー宮殿の音楽室 この中央にあるのが、使用された楽器なのかもしれないが、そうでないかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.10 08:44:33
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