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玲児の近況

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2010.12.26
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テーマ:東洋古美術(358)
カテゴリ:カテゴリ未分類
 2000年ごろ東京にいたころ、根津美術館と天理参考館にある漢時代のセン(建築資材のレンガ)の上に描かれた絵画(実際に絵の具で描いたもの)についてネット上で書いたことがある。最近、よりよい良い画像を制作できそうなこともあり、再度、みなおしてみた。これらと連れになるだろうとされる絵画が, イギリスの故ユーモフォポウロス コレクションにあって図録もでている(ref. 梅原末治 「二種の漢代繪畫」 美術研究 133号 昭和18年12月)のだが、図録は甚だ高価なので、イギリスのほうのカラー写真をみることができない。
 ところが、昨日 Some Han dynasty Paintings in British Museumというサイトをみつけた。これは2000年ごろハイデルベルク大学学生のルカス=ニッケルさんがつくったものであり、ようやくみることができた。今は大英博物館にあるらしいが、私が訪ねたときは展示していなかったようだ。
 これとイメージに部分写真をあげた根津美術館所蔵品はそっくりである。なお、全体はこちらに
拡大図版500K
 を置いておいた。
 どうも、ドイツと日本で同時に同じようなことを考えていたらしい。自然科学の世界ではよくあることだが、古美術の世界でも似たようなものか?とおもう。
 ニッケル氏はその後、この件を論文に書き、その後も色々と研究し今はロンドン大学で教えているようである。一度手紙でも書いてみたいものだ。

*** HP引っ越しました ***
当方のHP:Fine Arts and Antiquities 古美術とその他の話題は http://reijiyamashina.sakura.ne.jp/japan0.htmlへ引っ越しました。





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最終更新日  2010.12.26 09:41:01
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