* 近況報告 & 読書日記 *
またまたご無沙汰です・・・気がつくと最近月1更新 どうしちゃったのでしょう相変わらずバタバタしてはいるのですが、それに加えて実父の顔に小さいとは言え(早期の)皮膚ガンが見つかり摘出手術、そして今月末にはお爺ちゃんの年齢でも場所が顔という事で皮膚移植をすることになったり・・・と、何やかんやある中、暑さにもかまけて更新もしないまま・・・皆さんもあれこれ暑い中頑張っていらっしゃったり楽しまれていたりするのを でチェックさせてもらっているのですがなかなかコメントを残せずに本当に申し訳ありません実は久しぶりにを開いて楽天さんからのDMメールを整理したり・・・こんなんじゃダメですよねでも父の通院の付き添いや通勤途中には読書はたくさんできていて、今日も37度の名古屋ですが Kitchenには既に読書の秋がやってきています(笑)読んだ順はゴチャゴチャになってしまいましたが・・・少しずつ紹介していこうと思いますまずは 宮部みゆきさん 特集~誰か価格:900円(税込、送料別)【内容情報】(「BOOK」データベースより)今多コンツェルンの広報室に勤める杉村三郎は、義父でありコンツェルンの会長でもある今多義親からある依頼を受けた。それは、会長の専属運転手だった梶田信夫の娘たちが、父についての本を書きたいらしいから、相談にのってほしいというものだった。梶田は、石川町のマンション前で自転車に撥ねられ、頭を強く打って亡くなった。犯人はまだ捕まっていない。依頼を受けて、梶田の過去を辿りはじめた杉村が知った事実とは…。名もなき毒価格:1,260円(税込、送料別)【内容情報】(「BOOK」データベースより)今多コンツェルンの広報室では、ひとりのアルバイトを雇った。編集経験があると自称して採用された原田いずみは、しかし、質の悪いトラブルメーカーだった。解雇された彼女の連絡窓口となった杉村三郎は、極端なまでの経歴詐称とクレーマーぶりに振り回される。折しも、街では連続して起こった、無差別と思しき毒殺事件が多くの注目を集めていた…。人間の心の陥穽を、圧倒的な筆致で描ききった、現代ミステリーの最高峰。第41回吉川英治文学賞受賞。文庫もこの2冊は出ているのですが久しぶりに新書で読んでみました。後の 名もなき毒 は 誰か の続編という感じで2冊続けて読んだのでボリューム満点、あまり宮部さんの現代物の作品は読んだことが無かったのですがどちらもとても面白く読むことが出来ました主人公の杉村と彼を支える奥様、事件とは別に、何だかほんわかとした温かいご夫婦だな~なんて読みながらクスっと微笑んでしまいましたそして最後に感動の涙したのがこちら。孤宿の人(上巻)価格:780円(税込、送料別)【内容情報】(「BOOK」データベースより)江戸から金比羅代参で讃岐国を訪れた九歳の少女ほうは、丸海の港で置き去りにされ、たった一人見知らぬ土地に取り残される。幸い、丸海藩の藩医・井上舷洲宅に奉公人として住み込むことになった。そして半年―、この丸海の地に幕府の罪人・加賀殿が流されてくることに。海うさぎが飛ぶ夏の嵐の日、加賀殿の所業をなぞるかのように不可解な毒死や怪異が井上家と丸海藩を襲う…。孤宿の人(下巻)価格:820円(税込、送料別)【内容情報】(「BOOK」データベースより)加賀様は悪霊だ。丸海に災厄を運んでくる。妻子と側近を惨殺した咎で涸滝の屋敷に幽閉された加賀殿の崇りを領民は恐れていた。井上家を出たほうは、引手見習いの宇佐と姉妹のように暮らしていた。やがて、涸滝に下女として入ったほうは、頑なに心を閉ざす加賀殿といつしか気持ちを通わせていく。水面下では、藩の存亡を賭した秘策が粛々と進んでいた。著者の時代小説最高峰、感涙の傑作。主人公の少女・ほうのあまりにもあどけなく、素直な奉公ぶりに最後には涙・涙でウルウルさせながら読みきりました。鬼や悪魔などと恐れられていた幕府の罪人・加賀殿が最後に自分に尽してくれた奉公人・ほうに与えたものは・・・宮部さんの時代物はどれも本当に読みやすく大好きです今回の3冊は日頃本に親しんでいない方でも読みやすくあっという間に読める作品ばかりなので是非おススメですよ~ 2010年 34・35・36冊目・読破 Mrs kitchen's library さて、9月になったのにまだまだ暑い日が続きますが皆さん頑張りましょうね~そしてそろそろ楽天ブログ更新もしっかりと元に戻さないと