長編プロット
小説を書く道程は、いろいろあるんだと思いますが、私の場合は、テーマを決めたら、アイデアを膨らませて、プロットを作ります。粗筋の詳しめのやつです。それを編集担当者に送って、感想を聞き、面白そうだというお墨付きがもらえれば、執筆にかかります。
50枚くらいの短編なら、3日から1週間。300枚を超える長編なら1ヶ月をめどに、形になります。書き始めたら早い方だと思います。
問題は、プロットがうまくまとまらないこと。どうも、自分の経験に基づく、ありきたりの話になりがちです。某大家からは「自分をいかに離れるかが勝負だ」と諭されました。アル中の話は書くなとも。
しょせん小説は、ウソの世界です。なるだけ大ウソをついて、読者を信じこませた方が勝ちです。坂上琴は、根が真面目だからなあ。
行き詰まった時は、犬に相談します。犬の腹を撫でていると、良いプロットが浮かぶような気がします。犬も歩けば棒に当たる。犬の糞ほどプロットを書いて、編集さんに送りつけてやりましょう(^ω^)