沿岸地域特有の自然現象に山背があります。

オホーツク海気団から冷たく湿った風が東風により吹き込む現象です。

海岸から直線で二キロほど入ったしあわせ牧場にも山背は吹き込みます。

牧場から海が見えるのですが、霧の塊がじわじわと迫ってくる様子はまるで生き物のよう

さっきまで見えていた山がすっぽりと隠れます。

暑い時期には牛達にとって涼しくて良いのですが、あまりに続くと農作物に冷害がでます。

自説なのですが、山背は海のミネラルも運んでくれるのではないかと考えています。

大地に海のミネラルが注がれていると思うと、なんだかしあわせな気持ちになります。

そのミネラルを含んだ牧草を食べる牛の乳にもきっと海のミネラルが含まれているのではないかと考えます。

自然を飲み干そうｍｉｌｋ＆ｅｃｏｌｏｇｙ